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紙の本
風雲児たち 12 ワイド版 (SPコミックス)
著者 みなもと 太郎 (著)
【日本漫画家協会賞コミック部門大賞(第49回)】〔初版:潮出版社 1982年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
風雲児たち 12 ワイド版 (SPコミックス)
ワイド版風雲児たち(12)
【セット限定価格】ワイド版風雲児たち(12)
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紙の本 |
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- 税込価格:14,256円(129pt)
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紙の本
奇人逝く
2021/08/25 05:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
林子平の死に続き高山彦九郎も自刃。伊能忠敬、近藤重蔵、高田屋嘉兵衛の活躍など盛りだくさん。しかし編集部からの横やりで時代を暴走させることになってしまう。
紙の本
『風雲児たち』ペースアップするも、幕末にたどり着けず
2017/07/15 15:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2017年再読中。最初は、関ヶ原の合戦あたりの再確認のために読み出したのですが、ついつい止められなくなり、はや第12巻です。
ここまでの数巻にわたって活躍してきた高山彦九郎、林子平が死に、大黒屋光太夫たちのエピソードも帰国という形で一応終わり、その他もろもろの主に田沼時代から寛政の改革の頃の話が一区切りしました。
ここで話は「急ピッチ」になるはずでした。
この巻第五章で、
「そもそも「風雲児たち」は、幕末の群像を描くことが目的でございました」「あれも描きたい、この人も、描いておかねば・・・と、やっているうちに、予定は大幅に狂ってしまい、幕末の志士はいまだ一人も生まれておりません」(p.102)などと著者自ら登場して説明するように、少しスピードが速められました。そのため、近藤重蔵、伊能忠敬、稲村三伯などなど、急に登場人物が増え、そして消えていくという事態になっています。
それでもまだ幕末にたどり着かないのだから、これぞ、
「時間と人間が、織りあげていく、レクしという名の、シロモノは」「タカをくくってた、作者の予想を、はるかに越えた」「デリケートかつ、壮大なもので、ありました」(p.102)
ということなのでしょう。