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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 21件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.3
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/444p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-273635-7

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紙の本

安達ケ原の鬼密室 (講談社文庫)

著者 歌野 晶午 (著)

安達ケ原の鬼密室 (講談社文庫)

812(税込)

安達ヶ原の鬼密室

812 (税込)

安達ヶ原の鬼密室

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みんなのレビュー21件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

考えつくされた構成…

2016/05/21 16:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤枝 雅 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、何の説明もなく全編平仮名で書かれた「こうへいくん」を主人公とする話から始まる。続いてアメリカに留学しているナオミを主人公とした「メキシコ湾岸の切り裂き魔」、本作品のタイトルとなっている「安達ヶ原の鬼密室」といった構成となっているのだが、最初はこれらの短編、および中編が独立しているのかと思わせられる。だが、どの作品も結末部分が書かれておらず消化不良に終わる。
ところが、続く「直観探偵・八神一彦」でそれらがすべて一つに繋がっていることが判明し、消化不良に終わっていた個々の作品のトリックがすべて明かされるのである。この構成は見事であり、一読の価値はあると思う。
トリック自体は他にもありそうなものかもしれないが、アメリカや戦時中の半島を舞台としたのも、すべてを一つに繋げるためだったことを考えれば、賞賛すべきであろう。
ただ、犯人を論理的な推理で追いつめていくといったタイプの小説ではないので、それを求める人には向かないだろう。
個人的にはトリックなどよりも構成が素晴らしかったので、4点としたい。

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紙の本

たぶん、作者はしてやったり、と思っているんじゃないか、そんな気がします。わかるんですよ、こういう構成を考えたこと。でもね、結局、お話がおもしろくねーんです、はい

2005/11/19 16:57

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

奥付を見て驚きました、デザイン菊地信義と書いてあるではありませんか。ま、カバーの折返しには今は亡き辰巳四郎さんがカバーデザインとありますから、菊地信義は講談社文庫全体のトータルデザインをやっているんだろうなあ、とは思います。それにしても、このカバー、辰巳さんの才能を感じさせます。本当に惜しい方を亡くしました。
「太平洋戦争中、疎開先で家出した梶原兵吾少年は疲れ果て倒れたところをある屋敷に運び込まれる。その夜、少年は窓から忍び入る“鬼”に遭遇してしまう。翌日から、虎の像の口にくわえられた死体をはじめ、屋敷内には七人もの死体が残された。五十年の時を経て、「直観」探偵・八神一彦が真相を解明する!」
うーん、「七人もの死体」ですか、死体を勘定するときも人格を尊重して七人とするのが正しいのでしょうかねえ、なんだか気になってしまいますが、はい。
で、お話は複雑です。いや、一つ一つは簡単ではあるんですね。まず、密室ものには不可欠の洋館の図面があって、次に、こうへいくんがガチャポンで手に入れたレアもののフィギュア、それを女の子に取り上げられて「こうへいくんとナノレンジャーきゅうしつだいさくせん」が冒頭にあって、次にアメフトしか頭に無い国に留学したナオミに降りかかるひげき「The Ripper with Edouard メキシコ湾岸の切り裂き魔」。
そして、カバーにも紹介がある東京の洋館を舞台にした「安達ヶ原の鬼密室」、「The Ripper with Edouard 五つ数えろ!」、最後が「こうへいくんとナノレンジャーきゅうしつだいさくせん(つづき)」です。「こうへいくんとナノレンジャーきゅうしつだいさくせん」にはイラストがついていて、描いたのは季史め井子。
繰り返しますが、一つ一つの話自体は分り易いです。でも、全体となると、読んでいる最中に???となります。無論、それが最後には!!!となるんですが、話自体が長いですから、何であの話の次にこの話になるの?何で解決しておかないの?この話とさっきまでの話は繋がるの?とかなり混迷しますね。
確かに、最後は納得なんですが、そこまでやるか?です。『葉桜』でも思ったんですが、それだけかよ、です。トリック至上主義は分るんですが、おっもしろくねー、ですね。それに、ここまで魅力のない登場人物たちというのも、珍しいです。同じ女性ならば、『女王様と私』に出てくる未来、まだ彼女のほうがいいです。ま、残りは全滅です。

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2009/05/24 13:24

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2012/01/02 00:16

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2008/01/31 10:43

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2007/05/15 22:46

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2009/12/19 12:13

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2011/03/02 18:36

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2009/12/18 11:00

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2015/09/13 22:54

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2014/07/25 19:26

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2011/03/13 21:58

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2010/08/28 13:06

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