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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.3
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/241p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-12-204178-3
文庫

紙の本

寡黙な死骸みだらな弔い (中公文庫)

著者 小川 洋子 (著)

寡黙な死骸みだらな弔い (中公文庫)

税込 713 6pt

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みんなのレビュー128件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

みだらな弔いとはどういう事なのだろう

2024/03/18 23:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まいみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

するする読めるが常にひっかかりを覚える。常に誰かが死んでいるし、繋がっているようできれいにはまらない、白昼夢のような短編集だ。
とある街での連続した物語かと思えば『洋菓子屋の午後』と『老婆 J』が作中作のように別の作品で出てきたり、同一人物かと思われた人物がどうやら別人であったり判然としない事が多い。
タイトルについて考えると寡黙な死骸というには死者の生前について語られすぎている作品も、みだらな弔いというにはまっとうな弔いの念を感じる作品もあり、全てがかっちりはまらない感覚につつまれる。
あとがきも単純なあとがきというには登場するものが不自然に作品の1つと被っており、あとがきも含めて12の短編集だと思える程どこから現実でどこから作中作なのか混乱させる不可思議な1冊だった。

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紙の本

連作短編だからこそのおもしろさ!

2023/09/27 21:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまを - この投稿者のレビュー一覧を見る

この短編集はぜひ順番通りに読み進めてください。
3話目くらいまでは普通に読める。そのあと話数が進むにつれて、指先が冷たくなったり襟足が何かに触れたような気がしたりする。どんどん小川洋子の世界に絡めとられていく感覚を味わえるでしょう。

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紙の本

小川洋子氏の珠玉の短篇作品集です!

2020/07/28 10:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『妊娠カレンダー』(芥川賞)、『博士の愛した数式』(読売文学賞)、『ブラフマンの埋葬』(泉鏡花文学賞)、『ミーナの行進』(谷崎潤一郎賞)など数々の名作を発表しておられる小川洋子氏の作品集です。同書は、息子を亡くした女が洋菓子屋を訪れ、鞄職人は心臓を採寸する話、内科医の白衣から秘密がこぼれ落ち、拷問博物館でベンガル虎が息絶える話、時計塔のある街にちりばめられた、密やかで残酷な弔いの儀式の話など、清冽な迷宮を紡ぎ出した連作短篇集です。同書には、「洋菓子屋の午後」、「果汁」、「老婆」、「眠りの精」、「白衣」、「心臓の仮縫い」、「拷問博物館へようこそ」、「ギブスを売る人」、「ベンガル虎の臨終」、「トマトと満月」、「毒草」の珠玉の11篇が収められています。

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紙の本

寡黙な死骸 みだらな弔い

2008/10/05 21:46

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

 時計塔のある街を舞台にした静かで不気味な短編連作集。何かの出来事を大げさな語り口で綴るのではなく、静かに淡々と語る語り口はそれだけに密やかにそっと背中を触れられるような独特の感覚があり、小川洋子作品に通底するそんな読後感のある作品集だと思う。氏のこれまでの作品、「まぶた」「薬指の標本」「ホテルアイリス」等々いずれもそうだが、残酷で荒唐無稽な内容がごく当然のことというように淡々と語られ、そこに本来あるべき痛みや悲しみ、恐れや憎悪といった生々しい感情はほとんど表に現れていない。そこに独特な小川洋子の世界があると思うのだが、この連作短編、一つ一つは独立した小説としてあるが、登場人物や小道具が少しずつ重なり合い関連している。しかしその関連も、特に他の小説を積極的に補助しているわけではないし、発展させているわけでもない。ただ微妙に重なり、またずれてもいるのである。その曖昧さというか、関係あるようでいてそうでもないという、なんだか消化不良な決まり悪さがこの作品集の特徴ではないかと思う。氏の作品には「博士の愛した数式」といった、ストレートに感動できる小説もあるが、それにしても見る角度によっては不倫の愛に縛られた男女の、悲しく残酷な物語であるとも言える。優しくユーモラスに語られる物語の背後には、やはり氏独特の世界が通底しているのである。
 読み比べてみるのも一興ではないかと思う。
 

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2004/10/02 01:54

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2005/08/22 00:58

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2005/08/21 12:44

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2006/12/23 06:03

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2006/02/03 01:39

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2006/02/15 23:36

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2006/04/03 01:38

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2006/09/10 14:22

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2006/12/31 20:38

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2006/04/02 14:33

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2007/03/11 22:03

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