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商品説明
どれも同じに見える通勤電車。でも、よく見れば個性的でバラエティに富んでいる。そんな通勤電車のすべてを紹介する。巻末に「大手私鉄15社および地下鉄の基礎データ」も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
岩成 政和
- 略歴
- 〈岩成政和〉1963年生まれ。85年東京都庁へ入庁。日本鉄道運転協会会員、鉄道史学会会員。
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紙の本
通勤電車で読む本としては、ある意味「極北」ではないかと。
2003/05/31 20:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうでしょうか。内容は首都圏と大阪圏の通勤電車、つまりJRと私鉄の電鉄会社の発祥から生い立ち、戦争を経て現在に至る経緯、特色、電車の設計思想、特徴、ゲージ(線路の幅)の違いの解説などなど、もう、鉄道ファン(=鉄っちゃん)の薀蓄の集大成で、数字や歴史もしっかりしていて、やたら文字ばかりの本ですが、これ一冊で「通勤電車に関しては、現状十分」といえる本です。歴史解説も技術的な解説も、微に入り細を穿ち、これまで幾多の「鉄道マニア本」読んできたつもりの私ですが、「あ、そうだったのか」と思うことや「なるほどそういうことか」「それは知らなかった」というようなことが、たくさんありました。大阪環状線て山手線と「同じ」だと思っていましたが、かなりというか全然違うのですね。大阪に疎くて、これまで読んだどの本にも書いてなかったので全く知りませんでした。駅員さんの勤務や食事、事故発生時のシミュレーションまであって、ほんと面白かったです。ただひとつ、この本に掲載がなくて私の知りたいことがあります。「自販機の直通切符の鉄道会社間の精算方法」です。精算してるのでしょうか? それとも自販機の台数でお互い同じ条件にして、売りっぱなしとか。これではいいかげんかなあ。是非知りたいです。この精度の書き込み方で、「割引切符もの知り百科」など出していただけると、相当役に立つものができると思います。続編に期待しています。