サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 44件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1981/07/28
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/478p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-106403-2
文庫

紙の本

火宅の人 改版 上巻 (新潮文庫)

著者 檀 一雄 (著)

【読売文学賞小説賞(第27回)】【「TRC MARC」の商品解説】

もっと見る

火宅の人 改版 上巻 (新潮文庫)

税込 825 7pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー44件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

映画を見てから読みました

2016/09/21 23:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほんだくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画を見て、小説を読みたくなって、読んでみたら、映画に出てくるような、カラッとした風景が広がっていて、爽快な読後感。寂寥感。
長く時間をかけて書かれた作品なので、ゆっくり読んでほしい名作。小説を読んでから映画を見るとまた面白いかも。
同じ作家の『小説 太宰治』もおすすめです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

檀一雄氏は妻を愛していたんだと思う

2020/04/08 09:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は沢木耕太郎氏が檀一雄夫人のヨソ子さんに取材したルポ「男と女」の中で「火宅の人」が代表作だといわれていることについて本人は本望だったのかと書いている、私も同感だった。他の作品よりインパクトは確かにあるけど世間からは「家族を顧みず愛人に走った作家」としかおもわれないのではないかと思った。「リツ子その愛・その死」であれだけ夫婦の愛について語っていた方がどうしてと。でも作者は作品中で「その昔書いた愛妻小説を彼女も読んで、それを事実と信じ込み、私が先妻と今の細君とを桁違いに扱っていると妄想したかもわからない」また作中に出てくる愛人・静子についても「その実、大半は今の細君にはじめて逢ったばかりの頃の刻明な印象記なのである」とも語っている。この作品を読むと確かに作者はヨソ子のことが好きだったんなと思える。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

自分がいる場所から逃げ出そうと転居や旅、浮気を繰り返した豪放磊落な男性の生活は、辿っていくだけで確かにお尻に火をつけられた心地する。無頼でいることは大変なのだ。

2001/10/15 12:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 檀一雄が檀ふみのお父さんであり、死後ベストセラーになった代表作『火宅の人』が昭和の文学史に残る大作であることは知っていたが、直接この本を読みたい、読まにゃと思ったのは、沢木耕太郎の『檀』がきっかけである。それは檀一雄の妻であるヨソ子さんの語りの形式をとった不思議なルポルタージュで、『リツ子その愛・その死』で亡くなった前妻とのことが書かれ、『火宅の人』で愛人とのことが書かれた「正妻」の気持ちが、興奮による熱もなく恨みがましい冷ややかさもなくフラットに表現されていて面白かった。

 が、ようやくこの『火宅の人』を読んでみて、「あっ、こりゃあひどい。奥さんや子どもにはあんまりだ」と呆れてしまった。 太宰治などという実名が登場するが、本人や家族、愛人の名は小説としての名を与えられている。しかし、ヨソ子さんに言わせれば、小説として歪曲されていたり誇張されていたり創作の部分が多いのだが、それが却って何でこんな風に書くのだろうという失望やら怒りにもつながっているようで、それがなるほどよく分かる赤裸々な放蕩と情痴の告白になっている。

 主人公の桂には4人の子がいる。進んでいくと1人増える。長男は前妻の子で不登校を繰り返した上、ちょっとした窃盗事件を起こす。次男は日本脳炎で全身に障害が残って、ほとんど寝たきりである。
 そんな家庭の事情がありながら桂は家を出て、同郷の女優の卵とホテル住まい。仮宿にいることで、歯止めをかけていたつもりであるが、経済的な問題も出てきてアパートを借りることになり、やがて転居もする。

 係累を食わせるためと新聞連載はじめ小説を書きつづけるが、ビールやウィスキーをがぶ呑みしたり、人と交わりながら騒ぐことも好きな<宵越しの銭は持たない>気質ゆえ、お金は入っては出て行き、原稿料を前借する場面も多々ある。家にはときどき帰るが長居はしない。学校から帰ったら遊ぼうと思っている子どもたちを裏切ったりする。子どもたちも、そんな風来坊の「チチ(呼び名)」に慣れていってしまう。

 執拗までに書かれるのは、女という性に対する情欲と、うまいものは自分の手をかけて食べたいという食欲である。親子ほどにも年が違い少女の頃には娘のように面倒をみていた愛人の体をどう求め、公演や稽古で彼女が留守のときに湧いてくる性欲がどのようなものであるかが記述される。
 ふたりの関係に区切りをつけたいということもあって受けた海外旅行の間も、偶然知った彼女の元の愛人に嫉妬の炎を燃やす。おまけに、米国で知り合った女性と行きずりのランデブーに及ぶのだ。
 情欲に突き動かされる合い間には、買い物カゴを下げて食材を仕入れ、野性味あふれる料理を人びとに振舞う。

 沢木耕太郎も指摘しているが「常に自分がいる場所から逃げたい」男の、煩悩を真っ向から引き受けた生の記録である。無頼として生きるしかない人の切実さがすごい勢いで迫ってくるし、だからこそ周りの人間を魅了し続けたことがよく分かる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

煩悩の極み

2001/06/09 08:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:典子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 死の床にありながら、20年がかりの大作の最終章を、口述筆記してもらって書き上げたとい本書。まさしく煩悩の極み「火宅」であった。
 愛人と情事にふけり、ニューヨークのホテルで自殺の真似事をする。これは小説にも出てくる太宰治のことが羨ましかったのではないかという、檀ふみの談話があった。
 檀一雄は引っ越した先で食料を買い漁るのが好きで、「食べるのが好きなのではなく、料理するのが好きなのである」というのが何度かでてきて愉快に思った。
 本書に登場している愛人「恵子」が書いた「檀一雄の光と影」という本もある。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/12/15 12:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/24 00:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/10/26 10:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/30 13:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/06 00:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/06/07 12:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/12 04:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/11 18:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/07/11 22:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/02/27 12:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/18 10:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。