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紙の本
生と栄誉、そして有用性による疎外
2018/06/07 12:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バタイユの考察が凝縮した作品である。バタイユ本人も本書を書くのにとても苦労していたことが記述されている。何度も書き直し諦めていたと。本書は、そのくらい幅広く人間の生について考察している。アステカの供犠の起源から現代の有用性による生の変容まで、そして人間と宇宙との関係について、断片的な印象を受けるがその記述の奥にはすべての考察をつなぐ一本の糸がある。しかし、現代の我々の基準からするとバタイユの考察は果たしてどこまで通じるのだろうか?本書は示唆に富む言葉が多いが、それゆえ疑問も残る。
紙の本
怪奇ものではない
2017/11/22 10:58
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者バタイユにとって、人間の諸活動はすべて浪費なのか?道徳的な価値の基礎としての有用性に求める人の救済法の思考体系の草稿原稿。正直、難解。