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外国映画ぼくの500本(文春新書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 5件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.4
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/396p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-660313-2
  • 国内送料無料
新書

紙の本

外国映画ぼくの500本 (文春新書)

著者 双葉 十三郎 (著)

外国映画ぼくの500本 (文春新書)

1,026(税込)

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

星はなんでも知っている

2003/06/22 18:32

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近でこそ映画館に足を運んで映画を観るのは年に四、五回程度だが、若い頃は週に一度は映画を観ていた。もう二十年近い昔の話だ。名画座が華やかなりし頃だ。ビデオやDVDなんてなかったから、昔の名画を観るのは名画座に行くしかなかった。それにロードショーに行くお金もなかった。だから「スクリーン」や「ロードショー」といった映画雑誌を開いては、ため息をついてばかりいた。当時の私にとって、これらの雑誌は夢の入り口みたいなものだった。

 この新書のもとになった、双葉十三郎さんの「ぼくの採点表」は映画雑誌「スクリーン」に掲載されていた。毎月何本かの新作が☆印の採点付きで評価されていて、その採点を見るのも楽しみだった。この新書版では採点の高い作品五〇〇本が収められているが、雑誌掲載時は☆☆★★(篤志家だけどうぞ、という評価)の作品の方が面白かったりした。この☆の数で観る映画の基準にしていた人は多かったのではないだろうか。その後、こういった☆を使った評価方法はよく使われているが(この書評でもそうだが)、簡潔でわかりやすいこの方法は双葉さんの発明なのかもしれない。

 この本は辞書みたいに読むのもいいし、最初から順に読むのもいい。でも、双葉さんの軽快な語り口を愉しみたい人は、どこから読んでも構わないがぜひ五〇〇本全部読むことをお勧めする。映画評や書評の書き方の見本の五〇〇本でもある。例えば「ある愛の詩」(1970年のアメリカ映画で、日本でも大ヒットした悲恋映画)の短評の、「風が吹けば桶屋が儲かり、ヒロインが死ねば映画屋が儲かる」(23頁)なんていう最後の一節はなかなか書けないだろう。この文章に☆☆☆☆(ダンゼン優秀)をあげたい。

 最後にこの本には紹介されていない、「私の一本」をお勧めしよう。ロバート・マリガン監督「おもいでの夏」(1972年・アメリカ映画)である。主演のジェニファー・オニールの悲しい表情が切なく胸を打つ、青春映画の佳作である。ミッシェル・ルグランの音楽もいい。私にとっての☆☆☆☆★★の最高点の作品である。

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2010/10/10 22:25

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2011/04/16 21:27

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2010/12/05 01:56

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2012/08/04 22:14

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