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どこにでもある場所とどこにもいないわたし
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.2 29件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.4
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:20cm/186p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-321770-3

紙の本

どこにでもある場所とどこにもいないわたし

著者 村上 龍 (著)

空港ロビー、居酒屋、コンビニ、公園、駅の自動改札…。日常の一瞬に、ふと去来する心の揺らぎ、意識の流れを描く、8篇の本格短篇を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

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どこにでもある場所とどこにもいないわたし

1,296(税込)

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収録作品一覧

コンビニ 5-26
居酒屋 27-50
公園 51-72

著者紹介

村上 龍

略歴
〈村上竜〉1952年長崎県生まれ。大学在学中、「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞受賞。その他の著書に「トパーズ」「すべての男は消耗品である。」「5分後の世界」など。

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みんなのレビュー29件

みんなの評価3.2

評価内訳

紙の本

敵前逃亡

2003/11/06 00:31

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:川内イオ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「お前は負け犬だ、人生の落伍者だ」

1年前の12月、私は8ヶ月勤めた会社を辞めた。
予め企画されていた忘年会は必然的に私の送別会を兼ねることになったが、
快く送り出してくれる人は、当然と言えば当然だが、誰もいなかった。
日頃から、ありがたくて鼻血が出るほど念入りに私をかわいがってくれた課長は、
酒のせいもあってか、会の終盤の1時間ほどを、私を罵倒するために費やした。
そして、時折優しげな表情で、「考え直すなら今だぞ、ん?」と言った。
私はその顔を見て、ただ、気持ち悪いなぁ、とだけ思った。

『どこにでもある場所とどこにもいないわたし』には、
「どこにでもある場所」を接点に、希望を抱く「個人」と
顔の見えない「世間」が描かれている短編集である。
みんな一緒がだ〜い好き、出る杭はみんなで仲良く打ちましょう、
個性は大切に、でも目立ちすぎは仲間外れのもとだからほどほどにね、
そんな「世間」から、物語の主人公は「逃亡」するのだ。

主人公は、「世間」を代表する日本社会に敢然と戦いを挑む、わけではない。
信頼する人間にしか本心を告げず、周囲にバレたら全てがオジャンになる、
とでも言うようにひっそりと、自分に大切なものだけを抱えて旅立つ。
言いかえれば、彼らは「世間」の力を恐れているのだ。
しかし、彼らが恐れるのは、自分が仲間外れにされることではない。
自分に、つるっとした表情のない能面を付けることを笑顔で強要する「世間」、
夢や希望、個性を濾過し無力化する装置としての「世間」である。

私は会社を辞めて、収入が3分の1ほどになって、後悔しているのだろうか。
していない、と思う。
私が信頼する人間のほとんど皆が私に、辞めて良かったね、と言う。
目が楽しそうだから、だそうだ。
自分の目がどう変わったか、なんて私にはわからないが、
確かに私には会社員時代にはなかった「希望」がある。
どんな「希望」か?
それは教えない。
ただひとつ私に言えることがある。
「逃げるが勝ち」

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紙の本

ま、村上が大上段に構えないと、こんな小説ができちゃうのかな、という感じ。それが装幀にも出ちゃってる。でも、平均点は確実に押さえる、さすがプロです

2004/08/13 22:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『場所:自分』あとがき、で村上自身が「留学情報誌のために書き始めた。雑誌の性格上、留学のために海外に出て行く人物を主人公にした」と書いている。それに該当するのは、冒頭の三篇で、他は状況も、人間たちの虚ろさも共通しているけれど発表誌が違うせいだろう、海外に行く人間は出てこない。

コンビニを舞台に、繋がりを持たない人々の行動をさりげなく描きながら、自分を語る「コンビニ」。仲間同士で恋人を見つけたがっている同僚を紹介しあう私の心のうち「居酒屋」。毎日公園に集まる人々は、私のように幼児を連れた人から、学校を終えた小学生まで様々。噂をしあい、グループを作る女たちの「公園」。駅前を歩いていたときに声を掛けてきた二人の女の子とカラオケに行くことになった50を過ぎたオヤジの空虚「カラオケルーム」。

なぜ、自分がその場にいるのだろ、そんなことえお祝いの場で思いつづける私、そんなとき隣の男が声をかけてきて「披露宴会場」。私が今付き合っている人は、ヨーロッパにいる。誰かに知られたら、私の思いまで薄まってしまう「クリスマス」。駅前のロータリーにあるゴミ箱で煙草の吸い殻を集めるホームレス。人が避けて通る男の周囲で高校生の目が「駅前」。風俗で働く子持ちの私は、空港でチケットを持ってくるはずの男を待つ。なぜあの人は、こんな私に「空港」。

一人称で語られる話は、常に空虚である。主人公は他人を拒絶しているわけではない。恋をし、あるいは男から逃げ、あるいは生活に追われている。にもかかわらず、私にとって、他人はそれだけの存在でしかない。だから、表情はいつも虚ろで、心ここにあらず、ある意味投げやりだ。

私がいるのは、現代の日本であれば誰もが利用するような普通の場所。小さな閉じられた空間のなかで、広がる果てしない不毛の心のうち。それは寒々しい、とか、さびしいとかいうものとも違う、ただただ孤独。孤立でも、孤高でもなく、孤独。そこには、自分以外のなにもない。村上は、それが日本の現代で、それが彼の小説『希望の国のエクソダス』に繋がったという。この本は大上段に現代の事象を斬るといったものではないけれど、知らずに毒が廻るような怖さがある。

カバー写真:高橋和海、ブックデザイン:鈴木成一デザイン室。カバー全体の印象は、現代的でいかにも軽いな、といったもの。各章の扉の、いかにも一時代前のコンピュータを利用しましたといったふうな稚拙を演出したデザインも、現代特有の軽さと無機をあらわすけれど、本を小口から眺めたとき、章の変わり目にミシン目が入ったようで、きれい。

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紙の本

脱出だけが希望として残っている

2003/07/16 21:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nory - この投稿者のレビュー一覧を見る

コンビニ、居酒屋、公園などどこにでもある場所を舞台に、そこに属することのできない人間の生活を描いた短編集である。
読んでいる間中、軽いめまいを覚え、虫の羽音のような耳鳴りがずっと聞こえているような気がした。
自分は確かにその場所にいるのに、フィルターを通したようにしかまわりが見えない。他人の目には自分がどう映っているのだろうか。おそらく絶対的に、確実に、当然として、みんなと同じように存在しているに違いない。自分の中ではこんなにも他者との距離があるというのに。

そんな心の中で静かに育っているのは「脱出」という名の希望である。ここから脱出すればもっと違う何かが待っている。登場人物たちは外へ外へと旅立とうとする。ここ(日本)にはもう何も残っていない。こんなところからは脱出するしかない。そのことを考えるだけで救われる。

あとがきで著者は、これまでの文学は社会の絶望や退廃を描いてきたが、こんな時代にそれはもう必要ないと書いている。この短編集では希望を書き込みたかった、しかも社会的希望ではなく、個別の希望をと。
もう社会は、この日本は、わたしたちには変えられない。変えられるのは個人だけである。それも自分だけだ。

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紙の本

足長おじさん的本なのかもしれない

2003/11/14 02:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジャンピン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は恋人からのプレゼントだった。この本を読めば僕は恋人のことがもう少し分かるかな。そんな気持ちで読み進めた。
 
 『どこにでもある場所と どこにもいないわたし』
 
 僕は、この本を読んでいるとき作者を探し続けていた。あとがきで作者が「他人と共有することのできない個別の希望」を描きたかったと書いていた。他人と共有できる希望とは一体何なんだろう。個別の希望とは一体。
 
 これは8編の短編集である。
 
 −あんな匂いは日本にないー

 −わたし以外にそれをみている人はいないー

 −「わたしはこの公園とこの国からでるの」−

 −自分の視界から自分が遮断されているような感覚ー

 −お前が感じたことを正直に言うんだー

 −新しい女がわたしのそばをすり抜けてバーの中へ消えたー

 −どこかへ飛び出したくなるような音楽だったー

 −授業料のことを考えるのは後でいいじゃないかー
 
 それぞれが希望へと導かれていく話がちりばめられている。
 本文中から拾った言葉で僕は作者と同様希望について考えた。
 どこにもいない足長おじさんは、僕に「自分で考えろ」と背後でつぶやいているような気がした。
 恋人からのプレゼントは、僕自身を知るための本になった。

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2006/03/27 23:00

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2006/09/23 12:00

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2007/09/28 20:28

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2008/05/24 19:56

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