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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.5
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:19cm/115p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-487-79911-2
紙の本
京都いと、お菓子。
著者 谷 千佳世 (文・絵)
人気の「京都」と、身近な「お菓子・お店」のコンビネーションブック。親しみやすい名店をイラストと日々のエッセイで掬い取った、はんなり癒してほんわか元気にさせてくれる一冊。【...
京都いと、お菓子。
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商品説明
人気の「京都」と、身近な「お菓子・お店」のコンビネーションブック。親しみやすい名店をイラストと日々のエッセイで掬い取った、はんなり癒してほんわか元気にさせてくれる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
谷 千佳世
- 略歴
- 〈谷千佳世〉京都生まれ。竜谷大学卒業。繊維卸商で京ちりめんの生地デザインに従事。現在、デザインプロダクションにグラフィックデザイナーとして勤務。
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紙の本
記憶の中のおいしさをそのまま描いたようなお菓子のイラスト。
2003/05/21 21:00
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投稿者:音風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都の和菓子屋さんが、扱うお菓子によって大きく二種類に分類されるって知っていましたか?
一つは茶事等で用いられるお菓子を扱う「上菓子屋さん」。もう一つは団子や大福といった普段使いのお菓子を扱う「おまん屋さん」。
この本は後者のおまん屋さんを中心に、洋菓子屋さんやアイスクリーム屋さんなど、著者が本当に美味しいと感じて普段食べ親しんでいるお菓子を文章とイラストで紹介した本です。お菓子の種類は全24種類。
季節ごとにお菓子が紹介されているけれど、いわゆるお菓子の歳時記とはちょっと違ったものもあったりして、それがかえって京都に暮らす人の「たべたいなあ」という気持ちが表れているようで面白い。
特筆すべきは文章と半分ずつ入っているイラスト(全てカラー)。
そのお菓子の感触まで感じられるようで、写真以上にそのものらしい。ふわっとした感じやもちっとした感じまで伝わってきて、食べたことのあるものなんて記憶の中のおいしさそのもの。
このイラストに、それぞれのお菓子に関するエピソードと味や香りの表現多彩な文章が加われば、否が応にも食べたい感が増す。
京都に住む人でも「知らないお菓子がある!」と言っていたので、著者のお菓子好きは伊達じゃないかも。
京都を初めて訪れる人も、何度も訪れたことのある人も、この本を片手に「京都 お菓子ツアー」なんていかがですか?