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鉤(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.5
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/410p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-766133-5
文庫

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

風変わりな殺人者たちによる『斧』とのコントラストを二度楽しみたい

2003/06/05 00:15

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シュン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あの『斧』に、よく似ている。何となく強引に導かれてゆく殺人への逃れなき方向性。客観的にはずいぶんと無理な動機だと思えるのに、何故かリアルにその不自然さを剥離してゆくバックボーン。とにもかくにも迫りくる破滅状況。日常人が殺人者へと踏み越えてしまうショック度。そうしたものがすべて『斧』に共通しているのだ。なるほど、これは姉妹編なのであるなあ、とつくづく……。

 しかし冷酷度で言えば、『斧』は、よりブラックで日常性との距離感があって、シンプルな構成でもあったと言える。『鉤』は二人の作家による代理殺人がテーマなので、主人公が二人、そして死体はたったの一つ。『斧』ほどには死体がごろごろ続出はしない。その分地味だが、逆に心理サスペンスとしては際だって怖いところがある。

 いわゆる「より広く、より多く」殺すのが『斧』であったとするならば、「より深く、より濃く」殺すのが『鉤』であるとも言える。殺しのその後の影響度だけとっても、後者の方が遥かに激しく粘っこいわけだ。

 作家が主人公であるだけに、小説作りの舞台裏、作家という職業の影にある見えざる苦悩、あるいは現代出版界の台所事情など、とりわけ面白い。作家志望の人にとっては、多くの教訓を引き出せる作品であるように思う。しかも頻出する主人公たちによる作品アイディアもそれぞれに興味深く、なかには、そのままウェストレイク(あるいはスターク)の手で小説にして欲しいと思われるものもあり、ストーリー以外の読みどころでもサービス感に溢れている。何とも楽しい限り。

 『斧』の一人称文体が持つストレートな怖さは本書にはないのだが、逆に三人称文体でもここまでのけぞらせるかというスリリングな描写が、さすがに手練れを感じさせる。

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紙の本

『斧』と同様、痛烈なアイロニーの悪臭が充満した作品

2003/06/16 15:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者はかなりのへそ曲がりだ。前作『斧』と同様に私にはやや理解を超えた人物像が描かれる。
前作『斧』で著者は現代アメリカのリーダーに共通する行動原理を次のように捉えていた。「どんな国でも、国民が重要だとみなすものを基準として特有の道徳や倫理規定を持っている。(………近頃は変化した)今日、我々の倫理規約は、目的が手段を正当化するという考えの上になりたっている。我々は信じるだけでなく、口に出して言う。我々の政府高官はいつも自分の目的に基づいて自分の行動を弁護する」
今回の登場人物の職業はふたりの作家である。ひとりは売れっ子のベストセラー作家なのだが、能力が限界に近づき、意欲だけで筆が進まないスランプ状態にある。もうひとりは売れるアイデアと力量はあるが、次の事情で出版業界ではもはや相手にされなくなった傷心の作家である。
実はこの小説の背景にあるアメリカ出版業界の特異性、ここが唯一、興味をかきたてられる肝心なところだ。いわゆるマーケティング理論がこの世界でも貫徹していて、ある作品がどの程度売れるかを予測するデータベースが完備されている。その予測値に基づいて出版社は採否を判断するのである。どんなに内容がすぐれた作品でもコンピューターのシミュレーションではじきとばされれば出版社はとりあげてくれない。まさに合理主義、効率主義が徹底しているのである。なお参考までにこれに類した業界事情はジョン・コラビント『著者略歴』にも詳しく記されています。
ベストセラー作家先生は君の作品をおれの名前で出版し、収入は山分けにしよう。そのかわりおれの女房を殺してくれと持ちかけ、二人の商談が成立する。そしてウェストレイクの本領発揮である。売れない先生はいとも無造作に彼女を撲殺し、平然としている。もちろんおふたりとも罪の意識はかけらも持ち合わせていない。目的達成のための最も効率性の高い手段としての殺人をここでは単なるハイリターンにともなうハイリスクととらえる合理主義感覚のようだ。
警察の捜査は手ぬるいし、ふたりが仲間割れするでもないから犯罪が解明されるプロセスの緊張感はない。倒叙サスペンス小説ではない、裏表紙に「殺しに狂わされ、徐々に荒廃している人間の内面を描き」とある。確かにそうなのだが、なぜ狂うのかが今ひとつぼんやりしているなと思ったのだが、養老孟司さんの小文を読んで納得できた。
「頭だけで生きている人間は『心身のバランス』を崩してしまうものなのです」「頭と身体の二項対立は、都市と農村、あるいは社会と自然の対立に置き換えられます」「身体は『内なる自然』ですから都市化が行き過ぎると身体にストレスがくる。しまいにはアタマまでおかしくなる」として唯一絶対の価値観を押しつけるアメリカ的思考を批判している。「都市化」を市場原理主義あるいは目的達成のための効率主義と置き換えればこの作品のテーマが理解しやすい。『斧』と同様、痛烈なアイロニーの悪臭ふんぷんたる作品である。

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2010/12/29 23:43

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2018/08/19 06:51

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2011/10/30 00:26

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2014/02/23 16:38

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