「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンの社会システム論をよりどころにして、貨幣の「はたらき」や「意味」についてさまざまな角度から考察する。社会システム理論の魅力の源へと誘う入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
春日 淳一
- 略歴
- 〈春日淳一〉1943年愛知県生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、関西大学経済学部教授。著書に「経済システム」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
内容紹介
2003/07/03 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:勁草書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人々は何のためにお金を持ち歩くのか。それはありうべき支払いに備えてだ。もし支払う相手がいなかったら、貨幣などモノにすぎない。ルーマンに導かれつつ本書は、「支払い」というコミュニケーションを媒介するメディアとしての貨幣と、道徳や言語、労働など他のメディアとの協働を描き、わたしたちの複雑な社会の経済が、明日も同様に営まれうるのはなぜかを明らかにする。経済の根拠を貨幣への信頼にみる、『社会の経済』(文眞堂、1988年)の訳者が、ですます調で説く最良のルーマン社会システム理論入門。ミクロ経済学との違いにも言及する。
【目次】
第1章 コミュニケーションのシステムとしての社会の経済
第2章 貨幣の一般化
第3章 価格
第4章 貨幣と道徳
第5章 貨幣と時間
第6章 貨幣と言語
第7章 貨幣と労働
第8章 市場の非対称
第9章 市場の自己準拠──現代市場社会の観察
第10章 「仮構の他者」としての貨幣
補論 経済学の理論とルーマン理論
あとがき
文献
索引