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コミック

紙の本

最強伝説黒沢 1 (ビッグコミックス)

著者 福本 伸行 (著)

▼第1話/今日▼第2話/望み▼第3話/申し出▼第4話/驕り▼第5話/昼めし▼第6話/懇願▼第7話/日曜日▼第8話/未来●主な登場人物/黒沢(穴平建設社員、現場監督。独身、...

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最強伝説黒沢 1 (ビッグコミックス)

税込 556 5pt

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商品説明

▼第1話/今日▼第2話/望み▼第3話/申し出▼第4話/驕り▼第5話/昼めし▼第6話/懇願▼第7話/日曜日▼第8話/未来●主な登場人物/黒沢(穴平建設社員、現場監督。独身、44歳)、赤松(穴平建設社員、現場監督。皆から慕われており、黒沢がライバル視している。28歳)、太郎(交通誘導ロボット。黒沢にとっては頼りになる男)●あらすじ/2002年6月。サッカーのW杯をテレビで観戦し、誰よりも大騒ぎしていた黒沢だが、その心の底で気づいていた。他人が何をしようとも、自分自身の出来事による感動、喜びが、己の人生に欠けていることを…。ただ黙々と働き、家庭もなく、友人もなく、目標もなく、ただ漫然と生きてきただけだと猛省する黒沢であったが…!?(第1話)【商品解説】

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みんなのレビュー37件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

絵柄からして外国人には、まず評価されることのなさそうなマンガ。なんとなく主人公の髪型が気になったが、悪い意味ではない

2009/10/07 22:42

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本を読むひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ある批評が、福本伸行のマンガを、三田紀房のマンガと共通するところが多いと指摘していた。そうかもしれないが、私には三田の受験マンガについて、あえて言及したい気持ちはない。
 それに対して、40代半ばの独身男を描く福本伸行には何か心にひっかかるものがある。福本本人がもてなかったかどうかは知らないが、たとえば、もてない男としての自分をさらし、検証し続けている小谷野敦の評論や小説と比較したとき、(知的好奇心は小谷野に向かうにしても)福本のマンガのほうに好意を抱いてしまうのは何故かと考える。
 『ユリイカ』福本伸行特集で知ったのだが、著者はこのマンガの主人公、黒沢と同じ年、同じ日に生まれ、そして黒沢のように、かつて高校を卒業した後、同じ建設現場の会社で仕事をしていたようだ。
 つまり『最強伝説黒沢』には、かつての私小説と似た私マンガ的なところがあるのだと思う。
 ところで「私小説」とは、文学をめざす小説家が自身の貧しい生を赤裸々に描いた、ある時代の日本の小説を指す言葉だが、これらの小説は一人称によるのが普通だった。
 その点、このマンガは有名なエピソードであるアジフライ弁当事件において、ほんの少しだけ一人称から外れるところがある。
 建設現場の弁当にアジフライを入れてみんなを驚かせ、自分に注目させようとした黒沢の目論見は失敗しただけでなく、自分の分の弁当がないことに騒ぎ立てもしなかった若い優秀な現場監督・赤松との人格的な差を部下たちに見せてしまう。その日、黒沢は現場に置き去りにされてしまうが、そこから走り去る車の場面に切り替わると、作業員たちは黒沢を批判している。それが一人称から外れた描写になっている。
 僅か3ページに過ぎないとはいえ、この脱線は、著しく自意識過剰な主人公が描かれているこのマンガの第1冊目のなかで、唯一外部の世界の描写と言える(読んでいない2冊目以降に、そうした場面がどのくらいあるか未確認)。
 とはいえ、『最強伝説黒沢』は「私マンガ」ではない。福本は若いある時期に、こうした仕事をやめ、マンガを描く世界に入ったからで、むしろそこでの苦労を描いたものが(そうした売れない時期の作者を描いたマンガは、マイナーといえる作品で多くありそうだ)、私マンガであったろう。
 福本がここで描いているのは、もし自分がそうであったら、の世界なのだろうか。たとえばそれは、故郷に残って父親が営む土建業を手伝っていたらそうであったかもしれない中上健次における『枯木灘』の世界と少し似ているのだろうか。
 『最強伝説黒沢』が、一見「私マンガ」的なのは、主人公が《一人がみじめなのではなく……この人恋しさがみじめだ》と一人思う、そうした過剰なほどの自意識を描いている場面のゆえに、である。
 彼は自分の誕生日を会社の仲間に祝ってもらいたいと思っているが、会社のカレンダーのその日に「黒沢」と記すことでしか、彼らに知らせることができない。彼がもっと軽く誕生日に部下たちを酒の席に掻き集められる性格だったら、あるいは逆に誕生日を祝ってもらうことなど少しも気にしない性格だったら、みじめさに苦しまなかったろう。
 それにしてもこのマンガには、驚くほどの強さで、主人公である自分が周囲から何らかの存在として見られたいこと、人望の欲しさが描かれる。また日々が《カレンダーの四角いマスを、ただ漫然と塗りつぶしていく》ように過ぎてゆくことへの焦燥感が描かれ、サッカー・チームへの熱狂的な応援でさえ空しさそのものだと不意に感じてしまう、生きている手ごたえへの渇望が描かれる。
 実はそれこそが「私マンガ」を装うかたちで、作者が描こうとしたものなのかもしれない。それは、建設現場で働く中年の独身男にだけあるものではないが、そうした設定をしたことに意味がないわけではない。
 生きていることとは何か。生の充実はどのようにして味わえるのか。『最強伝説黒沢』はそのことを、一見してミミッチイもの、ギャグ的なもののなかに描く。
 私は、もしかしたらこの先、読むかもしれないこのマンガの続きのなかで、黒沢に生きていることの意味を彼なりに探ってほしいとは思うものの、たとえば彼がヒロイックになってほしくはないなあと、なんとなく思う。


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紙の本

アジフライが印象的

2016/02/22 18:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る

食卓でアジフライが出てくるたびに「最強伝説黒沢」を思い出す。どの辺が最強なのか、これは最終巻まで読んだ私は「?」でしたが皆さんはどう読まれましたか?他の人のレビューが気になる漫画。

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2005/05/17 07:31

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2005/05/18 14:46

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2006/07/28 19:14

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2006/09/20 23:48

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2007/04/05 18:05

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2007/03/27 02:09

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2007/05/16 19:37

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2007/12/11 17:58

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2008/02/01 16:03

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2008/07/29 11:28

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2008/12/22 21:06

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2009/09/18 10:14

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2010/02/22 09:02

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