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紙の本
TVドラマほど突き抜けてはいなかった。
2012/06/26 09:35
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る
TVドラマにかなり意表を突かれたので、原作はどうなっているのか興味が湧いて、購入した。TVほどには突き抜けた感じはなく、個人的には、TVの設定のほうが好きだが、原作も悪くはない。
グルメマンガと言えば、雁屋哲の『美味しんぼ』が思い浮かび、この著者、寺沢大介にも『将太の寿司』という作品があるが、これらの作品が食材選びから始まって、調理法、器、給仕法と進むのに対して、この作品は探偵物なのでまず料理があり、その料理を分析する方向で進むのが新味がある。
また、料理だけでなく、食べ合わせや(薬物的)成分の話も多い。これは単なるグルメマンガではあまり扱われない分野だ。それと不味いものでも食べきってしまうところや、B級グルメを差別していない点に好感を覚えた。
TVドラマのように、食べ物を粗末にしないや、必ず「いただきます。」と言う精神が強調されていれば、☆が一つ増えたと思った。