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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 65件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.6
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 知恵の森文庫
  • サイズ:16cm/256p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-78225-6
文庫

紙の本

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

著者 森 達也 (著)

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

税込 748 6pt

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みんなのレビュー65件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

放送禁止という幽霊ソング

2008/09/16 10:35

14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

先日ある若手人気歌手の新曲が‘放送禁止’になり話題を呼んだ。その反響は大きく不満を口にする若者やFAN、逆に当然ととる年配者や保守派など意見は様々で私の母65歳も後者だ。彼女にとって「開放すべき放送禁止歌」は『ヨイトマケのうた』であり、国とか権力に蓋をされた悲劇のヒロイン的存在であって今回のような死を助長する歌(にもとれる)ではないらしい。
しかしヨイトマケは本当に放送禁止歌なのか?そもそも放送禁止って?

簡単に手に入る情報で麻痺した日本人にとって森達也の書はいつも警笛を鳴らしてくれる。本書も見事に根底から思い込みを崩してくれた。
まず放送禁止歌なるものは日本に存在しない。'59民放連が発足させた「要注意歌謡曲一覧」というのが正式名称でA(放送しない)~C(改定すれば放送可)の3ランクに分類されたリストが存在するのみで、放送の是非は各局に委ねられており・・・森自身その事実すら知らなかった。しかもその「一覧」に掲載されていないのに放送禁止歌だと勝手に思い込んでいた歌すら存在することに驚愕する、おそらく多くの読者も驚くだろう。

ただ、それでも実際に放送禁止になった歌は数多く存在する。この矛盾はなんだ?疑問だけが生まれる。そして森は必死に当事者たちへ体当たりの聞き込みを開始するのだが、取材をすればする程行き詰る。
「放送禁止歌」の不可抗力に愕然とし、部落開放同盟というタブーに踏込めば「歌と運動は別や」と一蹴され、改ざんされたと思っていた歌詞は「単に言葉を知らなかった」と腰を折られ、禁止歌を放送した局では無自覚だっただけ。確かに話は核心に迫っているはずなのに、いつまでたっても「放送禁止」の実態が見えてこない。追えば追うほどあやふやに・・・まるで幽霊のようだ。もちろんその当時も今も、放送禁止とされた歌は確かに存在する。日本人お決まりの「臭いものに蓋」に基づく過保護なお達しが存在することも確かだ。そうして禁止された歌を遺恨に思っている当事者(山平和彦)は「僕は誕生間もない子供を殺されたようなもの」と規制された歌を語る。そして今もまだそうした圧力は存在する。事実あのニュースが流れたのだから。ただ、私たちが思い描くような絶対性も、権力も規制も悲劇も、「要注意歌謡曲」には存在しない。あるのは私とあなたと彼ら、人の心の数だけ存在する「放送禁止歌」という奇妙に肥大化された幻想だけなのだ。

メディアの一方的な一報に私達はこうも簡単に踊らされ、勝手に悲劇的幻想を心に肥大化させて伝説をつくろうとしている。笑ってしまう。
「自覚性を持つこと。主語を自分に持つこと。」森氏は常に言い続けている。私たち日本人と日本のメディアに、日本という国そのものに欠落している「主語」「私」だ。

主語も主体も無い幻の権力がメディアを日本を包み込み、部落問題を始め多くの放送禁止を作り出してきたのは事実、またそうして放送禁止になり殺されてしまった子供=歌が存在したのもまた事実。そしてそうして封印されてきた歌の多くがネガティブで悲しみに満ちた苦悩の歌であることも。
しかし思い出して欲しい、本当に辛いとき悲しいとき、本当に心に響くのは同じ苦悩に満ちた歌なのだ。
麻痺したこの日本で、自分で考え、感じ、自分で選べ。森氏はいつも警告している。

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紙の本

自分の目で頭で、そして心で

2003/07/03 11:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:べあとりーちぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2000年に解放出版社から出た単行本版の加筆・修正されたヴァージョン。同時多発テロの直後、そしてこの春のイラク攻撃の後あたりで、ジョン・レノンの「イマジン」がアメリカでまた放送自粛になってるんだって…という噂(本当かどうかは知らないが)を聞いて、本書を思い出した。実に良いタイミングで文庫版を出してくれたものである。

 TVディレクターである森達也氏が、ずっと温めていた企画「放送禁止歌をドキュメンタリーで検証する」。放送禁止歌とは何か、誰がどういう権限で規制しているのか探るというはずの切り口が、取材を深めるにつれてだんだんと変わってゆく。
 誰も権限など持っていない。放送禁止歌など存在しない。かろうじて見つかったガイドラインも、10年以上も前から改定すらされていない。放送禁止歌の実態とは、ことなかれ主義のテレビメディアが、あるのかどうかも疑わしい圧力に萎縮して自ら閉じこもった虚構の砦だったのだ。
 森氏はさらに取材を進め、放送禁止歌とは密接な関係にある部落差別問題に踏み込んで行く。赤い鳥の「竹田の子守唄」をキーワードに、部落とは何か、部落差別とは何か、この問題がとりわけタブー視されるのはなぜかを探る。取材姿勢は徹底的かつ真摯で誠実で、そこから導き出される本書の言葉のひとつひとつは例えようもない説得力を持っている。

 放送禁止歌や放送禁止用語(言い換え対象用語)の数々、さまざまな場面での自粛が、悪い意味での「転ばぬ先の杖」であるという事実は確かに嘆かわしい。だが森氏も危惧しているように、より新しい世代の表現従事者たちが、それらを単なる代々の継承物でしかないと捉えているとしたら、なぜ自粛しなくてはならないのかを考えないで唯々諾々と従っているのだとしたら、事態ははるかに深刻で薄ら寒いものである。そこには「そんなことをしたらあのオバサンが怒るでしょ」という的外れな叱られ方で育った子供程度のロジックしかない。

 別に表現従事者に限った話ではない。世の中を見渡せば、ありとあらゆるところに「転ばぬ先の杖」はあふれている。さまざまな商品のパッケージにも、テレビドラマのエンディングにも、駅のプラットフォームにもスーパーマーケットの店先にも、至るところに。嘆かわしいが、一方で「誰もいけないなんて言わないじゃん」とばかりに、書店で立ち読みついでに雑誌の情報をケータイで気軽に撮影してそのまま店を出る、そんな人が社会問題になってしまうのも事実なのだ。
 まさに一億総思考停止である。

 差別がなぜいけないのかとか、自分の中にある差別意識がどれだけしぶとくて醜いものであるかを考えなかったら、べからずリストをいくら増やそうとも本質はまったく変わらない。森氏が繰り返す「自覚性を持つこと。主語を自分にすること」を貫くのは、単純だが想像以上に難しいだろう。面倒なことはなるべく避けて、ルーチン化してやりすごそうという根本的な怠け心と戦いつづけなければならないからだ。
 だがそれでも、自戒を込めてなお繰り返したい。「自覚性を持つこと。主語を自分にすること」。
 このヘビーな取材と執筆をやり遂げて、誰よりも「嘆かわしくて深刻な実情」を目の当たりにしたはずの森氏は、文庫版のためのあとがきで、まだメディアにも人間にも絶望していないと断言する。人は愚かだけれど、世界を変える力を持っているのも人々なのだと。
 だからわたしたちも絶望しているヒマはない。最悪な世界を何とかする主体は、自分たちなのだと自覚しなければ。

 本書には、★5つでは到底足りない。筆者の中では、本書は★10個にも20個にも値する。

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紙の本

あの歌がそうだったの?

2018/08/30 10:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

懐かしさと共に、驚きをもって読んでしまった。

「あの歌が放送禁止になった」と言うのを聞いたことを思い出した。
面白い歌だったのに、何でだろう・・・??
赤い鳥の「竹田の子守歌」がそうだったのには、本当にびっくり!

流行語大賞になった「忖度」に近いことで、
メディア関係者が、誰かに忖度して、「放送禁止歌」にしたの?

今なら、ネットでもっと酷いことが横行しているのにね・・・。

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紙の本

森達也の初めての著作らしい

2018/06/19 23:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

森達也の初めての著作らしい。今も変わっていない森達也の姿勢が窺われる。メディアに対する違和感や世の中に対する違和感だ。ここでは放送禁止歌という誰が決めたのか不明なものが存在すること。そこから被差別部落の問題まで扱っている。良質なドキュメンタリーだ。

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紙の本

放送禁止歌すら生まれない社会

2004/02/20 18:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パンチドランカー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この世には、何かを隠そうとすれば、それを暴こうとする反作用の力学が働くものだ。言い換えれば、何かを隠そうとすればするほど、その何かは白日の下にさらされていくというパラドックスが存在する。放送禁止歌たちは、何かを隠そうとした権力や時代に抗うべくして抗った必然の象徴なのだと思う。
 今の我々に、何かが隠されている、という自覚はあるだろうか。隠されているという自覚無しに、暴こうとする意志は生まれない。隠しているという後ろめたさ無しに、暴かれるという恐怖も覚えない。
 本著は、楽曲の放送を規制する首謀者を暴く過程を描いたルポルタージュである。が、取材を進めるうちに、外的な権力機関の圧力によって規制されている事実はなく、放送の当事者であるTV局=メディアによる無自覚な自主規制に過ぎないということが次第に明らかにされていく。メディアは業界のマニュアルに則って“際どい”表現を形式的に削除していく。表現者もそれを唯々諾々と承知する……。著者はこうした「表現の自由」の自殺行為に、警鐘を鳴らす。
 放送禁止歌が生まれる時代にこそ、表現の自由はあった。
 放送禁止歌すら生まれない社会に、表現の自由はない。

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2006/01/23 20:04

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2004/10/27 11:45

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2005/04/04 02:10

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2006/01/21 11:08

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2005/12/12 14:49

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2005/05/03 12:15

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2007/10/15 21:05

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2005/10/18 00:36

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2006/02/18 20:14

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2006/09/02 15:48

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