７つの黄金郷 ６ （中公文庫 コミック版）

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『恋しちゃおかナ?』、『キッスにご用心!』、『エースをねらえ!』、『ひっくりかえったおもちゃ箱』、『H2O! 前代未聞!!』などの漫画で有名な山本鈴美香氏の代表作の一つです。同書は、中公文庫か全６巻で刊行されているうちの、第6巻最終巻で、ヨーロッパにおける大航海時代において黄金郷（エルドラド）の秘密を背負わされたイギリス王室の血を引く双子の苦悩と成長を描いた壮大な物語です。この6巻までは非常に魅力的で、内容に惹きつけられる名作となっているのですが、残念なことに、話が途中で終わっており、未完作品となっているのです。これは山本氏が執筆途中で体調を崩され、そのまま結末まで描き切ずに、そのままになっているのです。多分、続きがあったなら、イギリス・レッドフォード侯爵の娘オリビエの背中に入れられた、秘境エルドラドのありかを示す刺青をめぐって野望や打算が渦巻く一大海洋冒険ロマンとして、見事な結末になるだろうに、とても残念です。しかし、その分、読者が自分自身の想像を膨らませて楽しむという別の方法もありそうです。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

６巻で、面白くなってきた！と思ってたのに、ここで連載中断・・・
紅蜥蜴の謎も解明されて、これから！ってところなのに、とっても残念です。
クレメンテ公爵が、この漫画の一番重要人物って感じがしますね。