- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.6
- 出版社: 講談社
- サイズ:18cm/135p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-06-352702-6
紙の本
トリビアの泉 へぇの本 素晴らしきムダ知識 1
「目玉オヤジ」は目を閉じて寝る…。思わず「へぇ」と言ってしまう、人生にまったく必要のない素晴らしきムダ知識(=トリビア)64本を掲載。フジテレビの「トリビアの泉」2002...
トリビアの泉 へぇの本 素晴らしきムダ知識 1
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商品説明
「目玉オヤジ」は目を閉じて寝る…。思わず「へぇ」と言ってしまう、人生にまったく必要のない素晴らしきムダ知識(=トリビア)64本を掲載。フジテレビの「トリビアの泉」2002年10月〜03年3月放送分収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
「一行知識」の二番煎じだ!と熱くなる唐澤兄弟ファンのわたし。
2003/09/07 12:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toricchi - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐澤俊一、唐澤なをき兄弟をご存知でしょうか? 兄:俊一は薬学部中退の文筆家、クスリや古書に詳しい。弟:なをきは漫画家、マック(パソコン)、特撮ヒーローに詳しく、オタクっぽい漫画が得意。さて、兄のほうの著作に「トンデモ一行知識の世界」「同・逆襲」というものがありまして、ここでは「とにかく、役に立たない知識」を収集、掲載しています。たとえば「河童は腕が抜けやすいので、相撲を挑まれた場合、腕を持って振り回すとよい」というような。これからの人生において、この知識をどう生かすか、考えたいところです。本書「トリビアの泉」もそうした無用の知識を競う内容のものですが、でも、「トリビア」って「無意味なほど瑣末な」という意味ではないでしょうか? スヌーピーの登場する「ピーナッツ」というまんがに、「19○○年にアメリカンリーグで優勝した○○というチームの、ショートは誰だったでしょう?」という問題が「トリビア」として出されています(昔、米国で流行ったようです)。日本だったら、「去年の夏場所の敢闘賞は誰?」みたいな。本書「トリビアの泉」で掲出されるのは、「瑣末」ではなく、「意外な」知識であって、これは上記の「一行知識」(雑誌の欄外に一行で記載されていることから)の方に通じるものだと思います。つまり「トリビア」ではないですね。タイトルへの批評はこれくらいにして、内容的には掲載されている「意外な」知識は、どれも楽しいものばかりです。ただ、「階段国道」「駅名と所在地(区)の入れ違い」「女性用立小便器」「コンドーム型本社ビル」などは、「あれ? みんな知らなかったの?」という感じでした。今後、デジタル放送が普及して、「お茶の間からリアルタイム投票」ができるようになったら、是非、いの一番に導入して、「へえ〜」度をカウントして欲しいと思いました。それから、この本が面白いなと思った方には、上記の「トンデモ一行知識の世界」「逆襲」をお奨めします。
紙の本
へぇ〜
2003/07/27 20:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蒼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
深夜時代のネタが納められている。ゴールデンタイムでは放送できないようなネタも含まれており、かなりくだらなさが高度でおもしろい。これを読めば、ゴールデンなんかに移動しなくても…と誰もが思うだろう。深夜でのんびり続いていってほしかったな。
紙の本
もう「へぇ」が口癖ですから…
2004/08/13 00:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんでこんな本買ったんだろ‥あたし…
そんなことを思いつつも本を読み返し
「へぇ」を連呼する。
えぇ良いんです。もう良いんです。
私は既にトリビアの虜ですとも。
この番組がまだ深夜放送だったころ‥
むしろ第一回目の放送から見てます!
そんな私に本を買う必要はあったのか!!??
そぉそれがトリビアマジック。
知っている内容であっても何故か何度も読み返し
復習をしてしまう。
何に使うわけでもないのに…
紙の本
感動詞<へえ>の華麗なる転身
2003/11/09 21:41
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私、感動詞の<へえ>でございます。
最近、ベストセラーになったこの本やこの本の基になったTV番組のおかげで、すっかり人気者になりました。少し昔の私といえば「隣の家に囲いができたんだって? へえー(塀)」といった古典的駄洒落で生き残っていたみたいなところもありましたが、今は皆さんが会話の狭間々々で私を使ってくださるようで、うれしい限りです。でも、私の名前を連呼しながら右手で机を叩くのはやめていただけないでしょうか。あまりにもTVの影響が強すぎますよね。
そもそも私は日本語の文法的にいうと、感動詞ということになります。<ああ>とか<おい>とかが私の親戚です。あの権威ある「広辞苑」によりますと、私たち感動詞一族はあの名詞とか動詞とかと違い、話し手の思いを直接に表す言葉ということです。もう少し簡単にいうと、ここに<囲い>という言葉があるとします。この<囲い>(名詞)は単独では文にはなりませんよね。<できた>(動詞)という言葉と一緒になって、初めて<囲いができた>という文が成り立ちます。ところが、私たち感動詞の一族は、他の言葉と関係なく、意味をもちます。<へえ>というだけで、その言葉を出した人の驚きや疑問を表します。つまり、私たち感動詞は他人に依存しない強い意志をもった、由緒ある言葉なのです。
そんな私がTVや本の影響で人気者になったのは、内心忸怩たるものがあります。でも、前向きに考えれば、皆さんが私を使うのは自分の知らない知識に出会った時で、私がこのように使われる社会というのは探究心旺盛な社会だといえなくもありません。どうか、この本で知ったどうでもいい知識を皆さんの周辺の人に話してみてください。周りの人が私の名前<へえ>を発した時の快感が、皆さんの新たな探究心を生み出すとしたら、それもまた楽しいのではないでしょうか。
そういえばこんな古典的駄洒落もありましたよね。「隣の家に囲いができたんだって? かっこ(囲い)いい」。この<かっこいい>は形容詞です、念のため。
紙の本
やっぱもう素直に「へぇ〜」って言ってみるしかないでしょう(笑)
2003/07/06 23:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:べあとりーちぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「禁じられた遊び」といい、その後番組の「お厚いのがお好き?」といい、最近のフジテレビ深夜バラエティはウンチク系が面白い。本書の母体である「トリビアの泉」もその系統。ただし前二者が毎回読みきりテーマ追求スタイルであるのに対し、この番組は視聴者参加型。つまりそれだけ一般受けしやすく、狙いどおりゴールデンタイムへの進出を見事果たした。
本書は「トリビアの泉」の深夜放送分を集めたネタ本である。
ムダな知識・雑学を意味する「トリビア」の第一人者であるアイザック・アシモフ氏が言うには、「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」そうな。すでにここからしてトリビアなのであるが、我が身を振り返ってみれば確かに思い当たる言葉である。というよりも、今時ねちねちと本なんか読む人間は、たぶん人よりそういう傾向が強いのだ。
そんな人たちには、この2冊は無条件に楽しめる。読んだ後に何かが心に残るとか感動に打ち震えるとか、違う人生を疑似体験した後の奇妙に充実した虚脱を感じるとか、そういうことは一切ない。目玉オヤジの寝姿やゴリラの血液型、「PUMA」と「adidas」の意外な関係、レレレのおじさんの隠された過去などなど、知っててどうなるものではない。確かにみんな一切何の役にも立たない無駄極まりない知識である。けれどそれだけに、ページをめくってつい「へえ〜」と言ってしまった時のちょっと悔しい快感は病みつきになっちゃうのだ。
本書を読み終わったら、あなたもついつい「どっかに面白いトリビア、ないかな」と探すようになるはずだ。理解のない家族に「そんなことばっかり考えてるから、肝心なことをちっとも覚えていられないんだよ」と謗られようとも。
強いて不満な点を挙げれば、2分冊になんかせずに1冊にまとめて欲しかったという点である。ああなんて商売上手なんでしょう…と思いつつ、どちらか1冊だけでやめられるものではない。乗せられてしまうのである。とほほ。