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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 141件
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  • カテゴリ:小学生 中学生 高校生 一般
  • 発売日:2003/08/01
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:19cm/326p
  • 利用対象:小学生 中学生 高校生 一般
  • ISBN:4-06-270564-8

紙の本

くらのかみ (Mystery land)

著者 小野 不由美 (著)

犯人当てならぬ座敷童子当ての本格ミステリ。死の床に臥した大富豪は、後継者を定めるべく親族一同を蔵のある立派な屋敷に呼び寄せた。そこで起こる怪異を解くべく少年探偵団が結成さ...

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くらのかみ (Mystery land)

税込 2,200 20pt

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商品説明

犯人当てならぬ座敷童子当ての本格ミステリ。死の床に臥した大富豪は、後継者を定めるべく親族一同を蔵のある立派な屋敷に呼び寄せた。そこで起こる怪異を解くべく少年探偵団が結成されるが、そこには座敷童子も紛れていて…。【「TRC MARC」の商品解説】

「四人ゲーム」。まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した! でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。――行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められたのだが、後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんでいるのだが……。

【商品解説】

目次

  •  

著者紹介

小野 不由美

略歴
〈小野不由美〉大分県生まれ。大谷大学文学部卒業。著書に「十二国記」シリーズ、「屍鬼」など。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店京都BAL店

講談社「ミステリー・...

ジュンク堂書店京都BAL店さん

講談社「ミステリー・ランド」レーベルの第1弾の作品。
新レーベルのコンセプトは「かつて子どもだったあなたと、少年少女のために」。これに共感した作家たちが作品を寄せています。
さて、この物語の舞台は田舎の旧家。たしか5人だったはずの子供達が6人に増えており...そこから遺産相続に絡む事件へと発展します。
不思議な座敷童子の正体の謎と、事件の犯人の謎とが二重の構造になっています。
子どもの視線で語られているのに、ヒタヒタと付きまとう不安感はさすが小野不由美の作品です。

京都BAL店文芸書担当

みんなのレビュー141件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

くらのかみ

2004/03/01 22:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のど飴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙を開けた瞬間に目に入るシリーズ独特の模様。ページをめくると、透けた紙と絵。もくじに入るまでにどきどきしてしまいました。
場面は夏休み、主人公は、なだらかな山のふもとにたったお城のような大叔父さんの家に父に連れられてやってきました(緑をベースにした村上勉さんの絵がきれい)。
大叔父さんの後継ぎを決めるために来たのですがそこで事件がおこります。
1つめは主人公のように親に連れられてきた子供たち4人で死人ゲームをしようとするといつのまにか子供が1人増えているという事件です。皆知っているのに1人増えている。ざしきわらし?
2つめと3つめと4つめは何者かに子供たちの親が狙われるという事件です。お父さんお母さんが危ない。結局2つは子供たちが親を救います1つの事件はとめる事ができませんでした。
犯人はだれ?! 行者のたたりか?! アリバイと推理で考えてゆくと誰も当てはまらない。ちょっとまった!! あの人は? と思えば作者がその思いを察して主人公にこう言わせます。
「忘れたの? 子供は一人多いんだよ。」
一気に読んでしまいました。えっ? もしかしてあの人? いやそんなはずが。大人に子供の気持ちはわからないんだなー。大人って鈍くてこわいなー。人間って欲深いなー。と本を読んだあとに思いボーっとしてしまいました。 

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紙の本

ノスタルジアゾーンへの直球勝負本

2003/08/31 22:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上勉さんといえば、「だれも知らない小さな国」のコロボックル
シリーズ。この絵を見ただけで、本を貪るように読んだ子供の頃が、わあっと押し寄せて来る。彼の絵を見るのは、本当に何年ぶりだろう。装丁から、とても懐かしい気分にさせてくれた。

懐かしいといえば、物語の舞台といとこ達の描写も、自分の子供時代と
よく似ていた。
私の両親は、共にとてもきょうだいが多く、よって私にはいとこ達が大勢いた。
盆や暮、その他の行事に、親戚一同が集まり、大人達が話している間「子供達は、みんなで一つの部屋で遊びな。」と、追い払われた。
普段は会わない子達が、いきなり出逢うわけで、最初は遠慮して会話がはずまない。けれど、次第に相手がわかってくるとみんな本性を現す。
誰が決めたわけではないけれど、やはり年長がリーダーとなり、
それぞれ得意分野がわかってきて、近くの森に「ぼうけん」
に出かけたものだ。
物語と同じく、私も伯父や叔母の事を、いとこの名前をつけて「誰々くんのおじちゃん」「誰々ちゃんのおばちゃん」と呼んでいた。
心得た大人はちゃんと返事をしてくれた。彼等の本当の名前を知ったのは、だいぶ後になってからだ。
昔の農家の納屋や蔵は、今のような蛍光灯がない。灯の届かない所は本当に暗かった。まわりが田んぼだから、薮が多かったし、何がいるかわからない林は、街灯もなく、
「暗くなったら、何かいるのでは?」
と、怖がって足早に通り過ぎたものだ。
うちは大富豪ではなかったけれど、本家の家長=祖父が絶対の力を持っている
うちは表面化しなかったが、死後田畑をめぐってごたごたがあった。但し、事件にならず、私も成長するまでそんな事があったと知らなかった。
頁を捲っていく度に、小野氏の目配りの聞いた描写によって、
「ああ、そういえば、うちもそうだったなぁ。」って、すっかり忘れていた事が、いくつもいくつも甦ってきた。

村上勉さん、そして自身の子供時代と、懐かしさをめいっぱい刺激してくれたこの本がもう一つ、持ち込んでくれたのは
「子供の頃よく読んでいた探偵ものって、こんな感じだったなぁ。」
というミステリーへの懐かしさ。
私は小説を万遍なく読んでいたが、本当にミステリー大好きだった子は、
この本に出てくるような「屋敷の見取り図、アリバイリスト」
や暗号を、必死になって解いていた。
こうして、この本は、私のノスタルジアゾーンのど真ん中に、
ストライクボールを見事に三つ、決めてくれた。

物語を凌駕する悲惨な事件が起こる、現在に生きる子供達には、
こういう本は、緩やかすぎて「つまんなーい」ってそっぽを向かれる
だろうか。そうだとしたら、悲しい事だ。
私は空想の世界の面白さに触れ、そこで語られる決して押しつけがましく
ない内容から、「みんなで力を合わせて一つの事をやり遂げる」
「自分の力で考える」など、随分メッセージを受け取って来た。
そして、これらの教訓や、読書体験の面白さは、大人になった今も、私の中に生き続けている。今の子供達にも、自らの姿や状況が変わっても、心に生き続け、そして時には生きていく支えになる本を是非持っていて欲しいと思う。
「かつて子供だったあなたと少年少女のために」と満を持して刊行された本書が、そんな一冊になる事を、私は信じて疑わない。

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紙の本

第一回配本の三冊のなかでどれが一番、らしい本だったかというとやっぱりこれだろうね。ある意味、もっとも正統的な、子供のための本格ミステリ。しかも、その枠からはみ出た部分がなんともいいんだよ

2003/11/01 18:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

講談社の新シリーズで、装丁のよさを売り物にするだけあって、たしかにしゃれている。箱入りか、と思ったら単純なスルータイプのものだけれど、カットされた穴から本の表紙のイラストが見えて、これがちょっと粋。おまけに本が背の部分が布で、表紙の途中から光沢のある紙に変わって、と高級なだけでなく親しみやすい。さすが「本」の復権を願う、というだけのことはある。もっと面白いのがページの角のところで、丸くカットしてある。これが機能的に何の役割をするのかはわからないけれど、あたりが優しくて嫌いではない。

で、第一回の配本の著者たちが、島田荘司、殊能将之で、他社からも本格ミステリの叢書が相次いで出ているし、勝手に大人のための推理小説シリーズだと思って、本を開いて驚いた。まず、活字の組み方が、ゆったりしているし、殆どの漢字にルビが振ってある。そういえば、挿絵だって児童文学に作品を載せている村上勉の手になるもの。おまけに、手書きの色変わりの地図やアリバイ表などもついている。

で、あわてておしまいの方の広告頁を見たら、「かつて子どもだったあなたと少年少女のための“ミステリーランド”」と書いてある。そうか、子供を中心に誰が読んでもいい本、ということなんだ、と再認識。でもこれって、本当に小野不由美? 宮部みゆきじゃあないの、そんな私の小野不由美像をぶち壊す、それはそれは優しいタッチの始まりだった。

このお話に、主人公はいない。しいて言えば、小学校6年生の耕介、家はハンコ屋で、母が小2のときに亡くなって、父の想一と二人暮しをしている。そんな二人のところに、本家の弁護士から「八月になったら集まるように」との連絡がきた。亡き母の実家の親戚の本家、耕介の大伯父である淵屋泰三の具合が悪いという。

耕介にとって、呼び集められた親戚たちは殆ど馴染みがない。助かるのは同じ歳くらいの子供たちがいて、みな、仲良く遊んでくれることぐらいだ。真由は小学5年生、音弥も同じ、禅は4年生、一番年長の梨花は中学一念、梨花の弟光太は、一番年下で7歳。そして彼らの両親たち。

迎えるのは泰三の奥さんで大伯母の春日、耕介たちと遊んでくれるのは本家の三郎こと淵屋多佳保、大学生。ちなみに梨花は多佳保の兄たちには、勝手に一郎、次郎と呼んでいる。ほかに、三郎の父が家を継ぐ前の本家の主人の次男で、頼み込んで家に残り、庭などの手入れをしている旧家が好きな「師匠」こと松じい、次郎の妻、弥太郎おじなどがいる。

始めてやってきた来た親戚の家の土蔵、蔵座敷で子供たちが親に内緒ではじめたのは、三郎兄が教えてくれた「四人ゲーム」、4人で蔵に入ったはずなのに、今は何故か5人。普通なら、誰だって、その矛盾に気付くだろう。勿論、子どもたちもそうだ。誰が今までいなかった人間か、簡単にわかるはずだ。それが???と、うまく繋がっていく。章のタイトルは「座敷童子」、この冒頭のところが、とても上手くて、さすが小野不由美だと感心する。そして事件が起きる。

舞台は田舎の旧家らしく、大きなだけでなく、樹齢の長い巨大な桜、深く危険な井戸、季節によっては毒性が増す危険なオオゼリが生える、何人もの命を飲み込んだ行者沼、危険地域の目印となる供養の地蔵などがあり、それに家を継ぐのは本家の人間ではなく、子どものいる親戚の人間という暗黙の決まりが絡む。

装画・挿絵は佐藤さとるのコロボックルシリーズなどでお馴染みの村上勉 、装丁は祖父江慎+阿部聡(cozfish)ということで、今回同時に出た三冊の中では、小野のこの本が色あいといい、絵の感触といい、もっともシリーズの趣旨に相応しい気がする。我が家では、夫を含む全員が読んで、特に中三長女と中一次女は、一気に読み終え満足していた。さすが、十二国記の小野不由美である。

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紙の本

ファンタジー(ネタバレ)

2022/11/29 08:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジュブナイルってやつですね 
地味~に終始ふんわり進んでいく不思議な雰囲気の話 子供のわりに情報収集能力がすごいぞ!
ある怪奇現象が謎解きのとっかかりになるっていうのが面白かった
少年マンガだったらもっと主人公たちを振り回したり逆に協力したりしそうなざしきわらし、この小説だと特に何かしてくれるわけじゃなく普通に去っていくのもなんかよかったなあ

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紙の本

ドキドキ・ワクワクそして安心感

2004/03/02 20:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:violin - この投稿者のレビュー一覧を見る

  読み終えて ほぅっと ため息。
  何だか久し振りに 気持ちのいい ドキドキ・ワクワクに浸れた1冊だ。
  実は 地味そうな内容に あまり期待していなかった。
  良い意味で裏切られたということもあるだろう。
  ファンタジーもミステリーもいろいろ読む。すごい! 面白い!と
  引き込まれて読むことは少なくない。

  しかし、この感じは なんだか違う。
  やはりなんとなく 懐かしさを感じるせいか、
  一気に読める読み易さのせいか。
  
  内容も なんだかありそうな大人の・人間の感情、引き起こる事件。
  子供たちの 謎とき。
  そして なんとなく不思議な 座敷童子の存在。
  この存在も妙な違和感を感じさせない。無理なく さりげなく
  この物語の中にあるように感じる。

  ドキドキ・ワクワクしつつ、なぜか安心感を感じる。 そんな1冊。

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紙の本

柔らかなホラー

2003/08/22 18:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:UMI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 両親の実家が都心にあるボクには、いわゆる「ふるさと」というものが存在しない。夏休みに帰省するといっても、人口の減ってしまったヒートアイランドはどこかじっとりとしているだけで、友人に語って聞かせられるような冒険談は何ひとつ生まれなかった。

 『くらのかみ』を読んで羨ましいと思ってしまった。意味のない土間、塀に囲まれていない広い庭、鬱蒼とした森、地蔵、井戸、そして沼。きっとどこかにあるのだろうけど、一度も見たことのない懐かしい景色が目の前に広がる。ひと夏しか会うことのない「親戚」という名称でくくられた子供たち。その中の一人が実在しない「お蔵さま」だった……、だなんて、とてつもなく魅力的だ。ロマンが詰まっていると言っても言い過ぎではない。
 
 旧家の相続争いと、座敷童子探しと、気味の悪い言い伝えとが絡み合って、郷愁をくすぐる柔らかなホラーができあがっている。
 
 少年の視点から語られる物語なのだが、なぜ子供たちが見上げる大人はとてもつまらない人間なのだろう? 常識的で、自分の理解を超える範囲のことは「何かの間違い」と決めつける。

 さて、「大人なんてつまらない生物だなあ」と嘆息するボクは、果たしておもしろい大人になれたのだろうか。
 やはり悩んでみるだけで何の冒険も語れないまま夏が過ぎてゆくのだろう。

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紙の本

「子ども」にも「おとな」にも読んで欲しい一冊です。

2003/08/20 18:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KC - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための—」と銘打たれた「ミステリーランド」第一回配本のうちの一冊で、作者久々の新刊です。
 既にいい「おとな」になってしまっている私も、小学校の図書館に並んでいた江戸川乱歩の『少年探偵団』ものや『ルパン』シリーズに夢中だったあの頃の胸のときめきが甦ってくるような感覚をおぼえつつ読み終えました。
 自分が子どもの頃に読んでいたらきっとハマっていたでしょうし、(今は居ないですが)自分の子どもにもぜひ読ませてあげたいと思える本です。ずっと本棚に置いておきたくなるくらい造本も素敵で、久しぶりに「本」という存在そのものの良さを実感しました。

 本文の漢字にはルビがふってあったり、子どもにも読みやすい配慮がなされていますが、内容はなかなか凝ったもの。山あいに建つ旧家とその一族による相続問題、「行者殺し」なる因習めいた言い伝え、アリバイ調べに館の見取り図などなど、本格っぽい道具立て満載。おまけに座敷童子(!)なんかも登場し、謎解きの過程も含めてミステリ好きには文句なしに楽しい一冊です。

 また、若干本筋とは違う読み方なのかもしれませんが、作者の「子ども」と「おとな」に関する想いが随所に見うけられ、とくに、「子ども」の力を何より信じている点が全編を通じて感じられました。昨今の、子どもたちのことをまるで信用しないかのような風潮にうんざりしていただけに、なんだか明るい気分にもなりました。

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紙の本

鋭い探偵ぶり発揮する子どもが家を救う

2004/06/14 16:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る

田舎に代々続く大きな家の跡目相続
この家にはたたりがあって
子どもが育たないのだという
それで跡継ぎは、子どものいる
夫婦を養子に入れていたらしい。

現在の当主が病気になり
跡目と決めた夫婦に子どもが生まれなかったり
育たなかったりして、親族会議を始める
というところから物語が始まるのだが
毒ゼリ事件や、沼事件があり
そのうえ子どもが一人多い
という座敷童子まで登場して
推理小説のような展開だ。
探偵が子どもたちなので
なぜか目利きの鋭い子どもがいて
なんだか大人びていて
一見ぼんやりした大人たちと対照的だ
その大人の中に、事件をおこした
犯人がいて、ということになるのだけれど
やっぱり不思議なのは座敷童子だ
子どもたちも大人も、その子が前にいなかった
という事実を忘れてしまい、当たり前のように接したあと
いなくなったら忘れてしまう。
蔵座敷の中のお堂に住んでいるらしい
この子どもは、家の危機を救ったらしいことになっているが
なんとなくわかりにくいお話だった。
十二国記のような鮮烈さがない。
古い家の描写は現実的で
実在する家のような書き方で面白かった。


Yanの花畑

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2004/09/28 08:56

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2004/10/12 22:43

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2004/11/14 01:51

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2004/12/03 00:16

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2005/02/04 22:38

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2005/04/23 06:46

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2005/04/26 20:30

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