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ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)
著者 西尾 維新 (著)
永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた「戯言遣い」のぼくは、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日と共に京都北部に位置する診療所跡を...
ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)
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- 税込価格:9,790円(89pt)
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商品説明
永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた「戯言遣い」のぼくは、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日と共に京都北部に位置する診療所跡を訪れる。が、そこに待ち受けていたのは…。【「TRC MARC」の商品解説】
“殺し名”第1位の「匂宮」が満を持して登場!
大人気
新青春エンタ<戯言(ざれごと)シリーズ>!
“運命”VS.“戯言遣い”!
「……具体的に、あなたは何の研究をしているのですか? 木賀峰(きがみね)助教授」
「死なない研究――ですよ」
永遠に生き続ける少女、円朽葉(まどかくちは)をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた“戯言遣い”こと「ぼく」は、骨董アパートの住人・紫木一姫(ゆかりきいちひめ)と春日井春日(かすがいかすが)とともに京都北部に位置する診療所跡を訪れる――
が、そこに待ち受けていたのは凄絶な「運命」そのものだった!
“一人で二人の匂宮兄妹(におうのみやきょうだい)”――“殺し名”第1位の「匂宮」が満を持して登場する、これぞ白熱の新青春エンタ。
<戯言シリーズ>!
【商品解説】
著者紹介
西尾 維新
- 略歴
- 〈西尾維新〉1981年生まれ。2002年「クビキリサイクル」で第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
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遂に出たっ…(絶句)
2003/07/11 19:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:言ノ刃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に待って待って待ちまくりました! その分内容はすごかったです…さすが西尾氏。1200円というのは高く思えるかもしれないけど読んでみれば「この金額と内容なら妥当だろ」とか思ってしまう、はず(いや…自分はそう思ったんですが)。
サブタイトルからも分かるように遂に殺し名一の「匂宮」が登場します。兄妹、ということで、一体どんな人物なんだろう、西尾氏のことだからすんばらしい奴なんだろうなぁ…とか考えていたんです、が。それを裏切るというかそれを超えるくらいでした。それに伴って今回登場する人物達もなんだか一味も二味も違う気がしました。いーちゃんを始め、アパートの住人や前作から意外な人物も再登場してしまうから結構豪華だ…と。それについては自分の目で確認することをお薦めします…ホント、今回の作品はすげぇ…。
今作で印象が強いのは、やはり戯言遣いのいーちゃんの語りです。今回はもう…なんと言ったらいいのか。この気分はもう速攻で本屋に行って購入、読んでもらった方が最良です…あんまりここで言うと内容わかってしまうんで。とにかくいーちゃんからは目が離せませんでした。そしてインパクトが強いといったら匂宮兄妹です。この二人は本当に最高…!とか思ってしまいました。西尾氏ってなんでこんなにおもしろい人物が書けるんだろうとしみじみ思います。
次回作の予告も出ていたし、その他でも作品を出す予定なのでますます西尾氏から目が離せなくなりそうです! 西尾氏イチオシ!
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けっこークルもんが…
2004/07/09 03:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀 猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なにもなさすぎる「わけがない」語り部いーちゃん。
今回は、赤いあの人もびっくりすることが起きました。
マジ怒りもありますが。
なによりも、富樫並みにしてくれやがったよこの人、と思う人がいたかと思われます。
けっこう、クルものがあります。
衝撃というべきか。
のた打ち回る痛みと言うよりも、衝撃。
>に感じた以上のものを感じ。
>におやすみなさいと告げて。
>からは宣言を受けつつ。
>を少しだけ怒らせて驚かせ。
>と対峙する。
>は今日も行く。
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ブギポのリンクは笑わない、でお願いします
2003/07/23 17:41
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青木レフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣けるー。笑かすー。という事で今一番、各国語に訳したいシリーズ。
何しろ先端すぎてほとんど日本語が間違っている。
バルガス・リョサの「魔術的リアリズム」が混乱時制を用いたように。
ネットのテキスト系の文体と同期している、と言うも可。
「ラピュタ」(少女を拾う。但し○○衣)で始まり、「ブギーポップ」(僕の半身と友達になってくれたまえ)で繋げ、「宴の始末」(ラスボス登場)で終わる話。
ラストの行動の意味が最初わからなかったが、こういうコトだろう。
「自分と会わない人は、自分の物語から出た人、つまり死んだ人なのだ」
表紙カバーはリバーシブル。