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商品説明
最悪の時代をどう生きるか−。五木寛之と、石原慎太郎、玄侑宗久、梁石日、沖浦和光、養老孟司らとの対談を収録。『文芸春秋』『サンデー毎日』等に掲載されたものに語りおろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
「自力」か「他力」か | 石原慎太郎 対談 | 7-42 |
---|---|---|
二十一世紀には東洋の智慧が必要 | 玄侑宗久 対談 | 43-74 |
『血と骨』から考える | 梁石日 対談 | 75-102 |
著者紹介
五木 寛之
- 略歴
- 〈五木寛之〉1932年福岡県生まれ。早稲田大学ロシア文学科中退。著書に「百寺巡礼」など。
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紙の本
できないことをいうのが宗教
2006/07/02 09:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『今の市場主義経済のなかで、「右の頬を打たれたら左の頬も出せ」と言われても、現実にはできません。でも、できないから意味があるんですよ。一瞬その言葉が頭をよぎるときに、人は何かを感じるんです。人間にできる程度のことを言うのを「道徳」というんです。でも宗教が道徳や処世術と違うところは、できないことを言うところです。できることとできないこと、見える世界と見えない世界、両方もっていなきゃ人間はだめなんじゃないでしょうか。』(本文より抜粋)
評論家の言葉に胡散臭さを感じたときに、反発はできないけれど、なにかおかしい、と思う。その思いはここにあった。