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クライマーズ・ハイ
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 194件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:20cm/421p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-322090-1

紙の本

クライマーズ・ハイ

著者 横山 秀夫 (著)

男には、乗り越えねばならない山がある−。1985年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの濃密な一週間を描いた本格長編小説。『別冊文芸春秋』掲載を単行本...

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クライマーズ・ハイ

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商品説明

男には、乗り越えねばならない山がある−。1985年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの濃密な一週間を描いた本格長編小説。『別冊文芸春秋』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

横山 秀夫

略歴
〈横山秀夫〉1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業。上毛新聞記者を経て、フリーライターとなる。「陰の季節」で松本清張賞、「動機」で日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞。

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みんなのレビュー194件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

報道人に捧げられたノスタルジア

2003/09/22 12:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yurippe - この投稿者のレビュー一覧を見る

専門紙の記者だった父は、この作品を読みながら泣いていた。全国紙ではなく地方紙、若きエリート記者ではなく中年のうらぶれた記者を描いたこの作品に、ひどくノスタルジーを感じたのだという。「泣ける」という理由で本を読むのは好きじゃない。だが、横山秀夫だ。今度はどんな人間ドラマで魅せてくれるのだろうか。その一心で本書を手にした。

舞台は群馬県の地方紙「北関東新聞」、題材は「日航機墜落事故」、主人公は四十歳のベテラン記者・悠木。四十にもかかわらず、いまだに昇格することなく一記者として燻(くすぶ)る一匹狼の悠木が、「世界最大の航空機事故」となった日航機墜落事故の全権デスクに抜擢されるところから物語は始まる。

連合赤軍事件の手柄話で生きてきた上層部の後輩記者に対する嫉妬と妨害、悠木の活躍を面白く思わない他部署の嫌がらせ——。事件を軸に泥臭い人間ドラマが描出されていく。あまりに大きな事件を誰もが扱いあぐね、だが、やがてしっかりと受け止めていく、という展開は沁(し)みる。

そして「北関東新聞」同様、群馬の地方紙である上毛新聞の記者出身の著者にとっては、半自伝的ともとれる設定と内容に、ついつい主人公と著者をかぶせて読んでしまうのである。

さて表題の“クライマーズ・ハイ”とは、「困難な山を前にして興奮状態が極限に達し、恐怖感がマヒして脇目もふらず登っていく」という意味の登山家の用語だ。不惑の年まで現場の一記者だった悠木が、巨大な事件(ヤマ)を任され、苦悩しながらもアドレナリン全開で事件の指揮を執っていく。その様が“クライマーズ・ハイ”に擬せられているのだろう。

本書の魅力の一つは、全編に漂う報道人のノスタルジアだ。新聞に限らず、出版でもテレビでもいい。この作品は、時事ネタを扱い、締め切りに追われる生活を経験したすべての人の琴線に触れるだろう。まして大きなヤマを踏んだ人になら尚更だ。降板ギリギリまで新鮮なネタを詰め込みたい、印刷所の営業を泣かせてでも鮮度のいい誌面にしたい、そんな報道人の持つ緊迫感と身勝手な傲慢さが、本書ではノスタルジックかつリアルに描かれている。

みっともなくても自分に嘘をついた生き方はしない。事件の扱いをめぐり、悠木の下した数々の決断と上司に対する不器用な行動は、そう言っているように感じられた。本書の一読は、平坦な日々を送る人にもヤマ場にある人にも、きっと何かのメッセージが届くだろう。手にとって、決して損ではない一冊だ。

さて、蛇足になるが、本書をちょっと面白おかしく楽しむには“田口トモロヲ”口調で読むのも一興。トモロヲ風に、「全権デスクの任は想像以上に重かった。自分の能力を遥かに超えていると悠木は思った」(文中より)という具合に。だってこの本は、美談仕立ての「プロジェクトX」を、もっと人間臭く塗り替えた一級のヒューマン・ドラマだから。

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紙の本

ジレンマティックな登山家

2004/07/29 19:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:祐樹一依 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1985年、御巣鷹山の日航機墜落事故で北関東新聞社は湧き立った。それは浮き足立った、と紙一重の長い長い緊迫感。事故の全権デスクを命じられた悠木に次々に迫る問題は、己との戦いであり、組織との戦いともなった。それは事件に向かう己の姿勢の確立を迫る、つまり新聞を作る組織そのものとの戦いとなる。本来ならば組織の一部に過ぎない男の決断は英断となり得るか。

 実際の事故を題材に扱った、セミ・ノンフィクション。横山氏が元記者であった経験が最大限に生かされているであろう、記者世界のリアルさと、組織の中で揺れ動く人々の描写がとても巧い。横山秀夫の小説は「濃密」。この一言が切っても切れませんね。極限状況、とは少し違うけれど、「ここで自分はどうすればいい?」という苦悩は読んでいても息が詰まります。そして物語そのものは緩急を使い分け、最初から最後まで一気に読ませる。新聞の製作とは時間との戦いでもあるので、至極サスペンスフルでもあります。ミステリの枠に入るかは微妙なところですが、事件の様相のように移り変わる悠木の周囲の情勢は易々と読者の予感を寄せつけず、意外な展開へと導くのです。

 一方で、本書は「山登り」がテーマになっています。墜落現場が山中であることが勿論その一端なのだけれど、事故の直前にした登頂の約束を守れなかったことが原因で友人を一人失ってしまった、という悠木の苦悩も、また一つ描かれます。そしてそれは現在の彼の山への思いに繋がる。過去と現在を結びつけるのは「山」。そのあまりに大きな存在が、大き過ぎるが故に全てを一度に見ることが出来ない。小さな存在であるのに似たものである人間と対比され、無造作にも心に触れようとする。凄惨な事件の「傍ら」を描いた本書ですが、読後感も山の頂上を目指すかのよう。お勧めです。

(初出:CANARYCAGE)

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紙の本

まだ読んでないことの幸せ

2004/03/12 13:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:坊の内 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーだと思っていた。何の先入観も持たずに読んだ。予想は見事に裏切られ、物語の世界にはまってしまった。
新聞社に勤める中年記者の物語だった。ある事件を中心に据えて、社内抗争、家庭問題、そして友人との関係。最後までミステリーではなかった。拡大解釈すればミステリーに入るのかもしれないが、しかしこれはそういう話だとは思えなかった。作者の思い入れが詰まった、熱い小説だった。そして物語の続きを追い求める自分を止めることが出来ない作品でもあった。

 直木賞の最終選考で受賞を逃し、その選考過程が話題になった彼の作品「半落ち」は、様々な波紋を呼び、それが原因で以後の直木賞受賞を拒否すると宣言することにもなった。もしあのようなことがなかったら、この作品で直木賞を受賞していただろう。それほどまでの作品だった。

 自分には、中学生の息子がいる。反抗期を迎え、愛想の良くない子供になってしまったが、小学生の低学年までは「お父さん」と言ってじゃれついてきた息子。愛息である。
 男の子を持つ男親が読んでないなら、これから息子を持ちたいと思ってる男性が読んでないなら、自信を持っていえる。
「幸せだなあなたは、これからあの本を読むことが出来るのだから」

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紙の本

媚びず、甘えず、淡々と、潔く、正直に…

2004/02/02 00:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:流花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「四十にして惑わず」…“不惑の歳”40歳。しかし、実際は惑いだらけである。職場でも家庭でも、己の無力さ、醜い部分を、まざまざと見せつけられ、苦悩するのである。この『クライマーズ・ハイ』の主人公、悠木和雅はこの時まさに“不惑の歳”だった。“不惑の歳”に起こった日航機墜落事故が、悠木のその後の人生を変えてしまった。

 …「同じ場面を与えられることは二度とない。その一瞬一瞬に人の生きざまは決まるのだ。」
 他社を出し抜き、大スクープを狙う。記者ならば当然のことである。しかし、マスメディアの“良心”に忠実であろうとする者は、慎重に事を運ぶ。「こいつは根っからの臆病者ですよ。大きな判断を迫られると必ず逃げちまう。そんな程度の器ってことだ。」…端から見たらそうなのかも知れない。実際その通りなのかも知れない。だが、それが彼の生きざまなのだ。
 マスメディアの“良心”。不特定多数の読者、ひいては社会に対する責任。それは、人間としての“良心”でもある。「大切な命と、そうでない命…日航機事故で亡くなった方たち、マスコミの人たちの間では、すごく大切な命だったんですよね。」そんな投書を、投書欄に載せることに抗えなかった。それも彼の生きざまなのだ。
 
 悠木の記者としての葛藤を軸に、17年前と現在とが錯綜しながら、何本もの横糸が絡む。
 新聞社という組織の中で生きることの難しさ。内部の力関係。 “新聞”という“商売”に“良心”を売った奴ら。新たな世代のスター記者の出現を拒む、“過去の事件の栄光”で生きている輩。
 一緒に衝立岩に登るはずだった安西。クモ膜下出血で倒れた夜の不可解な行動。
 悠木自身の生い立ち。父を知らずに育った自分。今、父親となった自分が息子と対峙する。
 悠木が自殺に追いやってしまったも同然の一年生記者、望月亮太。そしてその従姉妹、望月彩子。
 ——それらは、バラバラのようで繋がっている。そしてそれは、偶然のようで、実は必然なのである。

 久しぶりに読み応えのある小説に巡り会えた。決して独善的でなく、弁解がましくなく、媚びず、甘えず、淡々と、潔く、正直だ。こういうのを“硬派”というのだろうか。
“クライマーズ・ハイ”。…〈興奮状態が極限にまで達しちゃってさ、恐怖感とかがマヒしちゃうんだ。〉…しかしその後、恐怖は一気にやって来る。
 人生も、そうなのかも知れない。40歳はいわば人生のターンニング・ポイントだろうか。今までがむしゃらに登ってきて、ふと気がつくと、思わぬ高みに登り詰めていて、怖くなる。さらに登り続けるのか、下りるのか…。“下りるために登る”——安西の言葉が、すぅーっと空に溶けていったような気がした。

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紙の本

滲み出る葛藤

2004/01/18 00:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かいらぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 降って湧いた日航機事故に絡んで起きた、地元新聞社を舞台とした組織人の葛藤の物語である。事故をありのまま伝えることの必要性や社会正義と、営利を目的とした新聞社の二面性。そして、報道人としての使命感とスクープをモノにするという功名心とで揺れ動く個人。より踏み込んで言えば、ニュースと言う名の商品をどのように扱ったら最大の利益になるのかという新聞社の思惑、スクープをモノにして名を上げたいという報道現場、そして新聞社という組織の圧力と個人の正義との鬩ぎ合い。そのような葛藤がリアルに伝わってくる。クライマックスは目の前にぶら下がるスクープをモノにするのかしないのか。功名心と報道の正確さとで揺れ動く。どこまでが社会正義で、どこまでが私欲なのか。そのとき、悠木は社会正義でもなく私欲でもない、自らの信じる正義を通した。
 大惨事を目の当たりにするチャンスがあってこその作品、と言えばその通りである。「大惨事をネタに娯楽作品(小説)をつくることへの批判は甘受する。」との横山氏の談話は開き直っているようにも見える。しかし、本著を表すまでに十数年の歳月を経ていることに、横山氏の深い葛藤を感じるとともに、いまだに迷いがあることを確信した。それは正に悠木が感じている迷いであり、そのような迷いがあってこそ、悠木の葛藤をリアルに表現できるのだろう。そして、その葛藤に決着をつけるのは自分としての正義だ。それが横山氏の言う「乗り越えなければならない山」なのだろう。

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紙の本

読書における「クライマーズ・ハイ」症候群についてのささやかな考察

2003/11/16 21:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本シリーズに夢中になっていて、気がつけば今年の読書週間も終わっていた。今さらながらと思いつつ、やはり深まる秋に読書の話をするのは悪いことではないだろう。しかも、今回の本は今年の出版界の話題の一冊、横山秀夫氏の「クライマーズ・ハイ」。阪神タイガースが十八年ぶりのリーグ優勝で話題を呼んだ今年のプロ野球だが、阪神が十八年前に優勝した85年の夏に起こった日航ジャンボ機の墜落を題材にしたこの本は、多くの人の心に残る感動の作品である。

 今年の読書週間の標語は「ありますか? 好きだといえる一冊が…」だったが、本を読まない人にとってこの呼びかけは何の意味もない。不読者(一ヶ月に一冊も本を読まない人)は本を読まない理由として面白い作品がないとか他のメディアの方が面白いとか云うだろうが、この本はそういった不読者の人をも夢中にするにちがいない。日航ジャンボ機が墜落した日を境にして生きる葛藤に沸騰していく新聞記者たちの姿は、読む者の心を熱くしてくれる。漱石を読むのもいいだろう。ドストエフスキーも読むのもいい。しかし、最初に横山のこの作品に出会った読者の、なんと幸運なことか。きっと読書の醍醐味にのめり込むのではないだろうか。

 この本の書名となった「クライマーズ・ハイ」は登山用語だ。物語の記述に沿っていうと「脇目もふらず、もうガンガン登っちゃうんだ。アドレナリン出しまくりながら狂ったみたいに高度を稼いでいく」(24頁)心理状態である。実はそういった心理状態は、本を読んでいてもある。先を読みたくて頁を閉じれない。時間がどれほど過ぎようが関係ない。脇目も振らずにただひたすら物語の世界に入り込んでしまう。読書の方法としてそういった心理状態も必要かもしれない。しかし、そういった心のあり方だけでは読書は続かないように思う。逸る気持ちをいかに抑えて、作者が描こうとした本当の理由を読み解くことが読者に真の読書欲をかりたてていくような気がする。この作品のように、あまりに面白すぎる場合に気をつけないといけない心理である。

 書き手にも同じような心理がある。ついいわずもがなの表現をしたり、あまりにもきどった表現をしてしまう。この作品のように良質の作品であっても作者の筆が横滑りする、月並みな表現箇所が何箇所か散見できる。それほどまでに読書における「クライマーズ・ハイ」症候群は恐ろしいといえる。本を読むということは、登山用語でいう「アンザイレン」に近い行為でなければならない。「アンザイレン−互いにザイルを結び合う。パートナーの心を一つにして、いざ登攀となる」(231頁)。読書とは、作者と読者の心がひとつになって目の前にひろがる広大な世界を読み進めていく、豊穣な行為なのだ。

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紙の本

登り切る、振り返る。もう何もいらない。「あの夏」を思う。

2003/11/05 21:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る

■ クライマーズ・ハイ。一心に上を見上げ、脇目も振らずに
■ ただひたすら登り続ける。そんな一生を送れたらいいと
■ 思うようになった。
■(——420)

悠木。57歳。「新聞紙」ではなく「新聞」を書いた。記者魂。

あの夏、40歳だった。
愛せなかった、悲しめなかった、ままならなかった。

■ 悠木は自分を好いてくれる人間しか好きになれない。たとえ
■ 好いていてくれている人間であっても、その相手がふっと覗かせる
■ 突き放したような表情や態度が許せない。
■ 好いてくれていればいるほど、その相手に絶対を求め、
■ それが果たされないと知ると絶望的な気分に陥る。
■ だから人を好きにならない。
■(——P014)

放っておいて欲しかった。一匹狼でいたかった。叶わなかった。

悠木を一週間で変えた巨大な力、最悪の航空機事故。
興奮の坩堝と化す職場で、中心に引きずり出された、苦い夏。

・無垢で聡い少年たちは葛藤を抱える。
・組織の力学は男たちの無数の表情で彩られる。
・フタをし続けた「悠木の人生の諸々」が昇華する。

素材は逸品。見せ方は絶品。
ままならない自分に、どこかで怯えていた日々を、
吹き飛ばしたのは、あの夏の嵐。無数の葛藤の嵐。

登り切った一週間、もうその手には、無駄なものは残らなかった。
「人が変わる姿」の面白さを痛感した、後悔・回想・矜持の一冊。

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紙の本

大きな命・小さな命

2003/10/29 17:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る

2003年10月28日の朝刊に「家裁裁判官、少年審判で暴言」という記事が載った。
15歳の少年が所属していた暴走族の少年達からリンチを受けて死亡した事件の審判で、裁判官が「リサイクルも出来ない暴走族は産業廃棄物以下」「肥料にすらならない暴走族は犬の糞より悪い」などと暴言をしたという記事だ。

暴言で思い出すのは長崎幼児殺人事件で鴻池大臣が「親は市中引きまわしの上打ち首にすればいい」と発言して議論を巻き起こした事だった。
しかし、私はこのリンチ事件は裁判官の発言の報道がなければ全く知らなかった。
同じ様に罪の無い命が奪われたのになぜ報道がこれ程違ってしまうのだろう。
人の命は平等というけれど、有名な人と無名な人・大きな事件で死亡した人と平凡な事件で死亡した人では命の価値は違うのだろうか?

報道に携わる人間なら必ず突き当たるであろう大きな疑問・ジレンマについて横山秀夫が日航機墜落事故を舞台に書き上げた意欲作。

「大きな命・小さな命」の他に「特ダネを抜かない勇気」「社内抗争」「地方紙のジレンマ」など12年間地方紙の記者をした著者でなければ語れない話がちりばめてある。
読む人によって様々な思いを抱かせる構成になっている。

「下りるために登る」という言葉の謎をあなたはどのように解釈するのでしょうか?

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紙の本

久しぶりに「熱い男」を見た。

2003/09/29 11:03

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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る

横山秀夫氏といえば警察小説というイメージがある。しかし、今回は古巣「新聞社」。しかも初めての長編、と聞いて挑戦しないわけにはいかないと、本書を購入した。
 本書はあの日航機墜落事故を題材としているが、むしろ主眼は人間関係にある。すなわち、会社内における社長派と専務派、編集局と販売局の対立、そして親子関係、という様々な人間関係が、横山氏らしい雄渾な筆致で描かれている。
 主人公悠木は北関東新聞の最古参記者。同期は出世しはじめているが、彼は数年前のある事故のために、部下はもたない「遊軍記者」の立場にいる。そんな彼に部下は憧れる。しかし、上司は処遇に困っていたことであろう。昭和60年8月12日、航空機墜落事故が起き、彼は全権デスクに任命される。
 実はこの日、悠木は同僚の安西と山登りの約束をしていた。しかし、一人で山に行ったはずの安西は、山登りとは縁のない繁華街でクモ膜下出血で倒れ、病院に運ばれてしまう。
 新聞作成における記者たちの葛藤、そして「下るために登る」という安西の謎の言葉の追及、物語はこの二本立てで進む。
 葛藤は主に新聞を作成する場面で現れる。中央の大手新聞社が多くの機材、人材を投入する中での地方紙の苦戦。選挙やコンクールなどの地方紙ならではのネタを掲載しなければならないというしがらみ。随所に出てくる話は、上毛新聞記者時代の横山氏の実体験ではないかと思うほどリアルである。
 そして、冒頭から出てきた安西の言葉。最後の最後に謎が分かるのだが、この演出は心憎い。
 ところで、途中、悠木は事故に関するドキュメントを出そうと出版局にかけあう。悠木がそこに載せたかったのは、引き出しの中に眠っている掲載されなかった若手による記事。もしかしたら、本書はその役割も担っているのかもしれない。
 また、随所に現われる配信記事はヘッド部分が多いのだが、当時の記憶を呼び起こすのには十分だ。横山氏は「事故を忘れるな」と警鐘を鳴らしているのかもしれない。520名の尊い犠牲を忘れるな、と。
 考えれば考えるほど、いろいろな仕掛けがなされているように思えてくる。とにかく一読をお勧めしたい。

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紙の本

この本ってサラリーマン小説じゃん

2003/08/27 15:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イトー - この投稿者のレビュー一覧を見る

好きで新刊を追っかけている作家の本ってできるだけ予備知識無しで読みたい性質なんで『クライマーズ・ハイ』って言うタイトルと「御巣鷹山」っていうキーワードだけ見て、てっきり日航機墜落の現場に辿り着くのが如何に大変だったか物語かと思って読み始めて驚いた。

この本ってサラリーマン小説じゃん。

主人公の悠木は地方新聞社の記者。本来であれば既にデスクになっている年齢だが過去の事件がきっかけで部下を持たない、部下には憧れられ、上司には煙たがれる「一人遊軍記者」になっていた。しかし1985年の夏、人生の一大転機となる日航機墜落事件が発生し全件デスクを任命される。

会社の派閥、部局間、上司、そして部下に翻弄されていく悠木。新聞社だって一つの会社であることを再認識させてくれるように、企業社会の嫌で面倒で不合理で不条理なことが全て詰まっている。そして新聞記者として多忙な毎日のなか、なかなか真正面と向かい合えない家族との温度差。特に息子との確執。サラリーマンであり家族持ちであれば他人事とは思えず、ついつい自分の生活と比較しながら悠木という男を声援し、時には落胆や憤慨しつつ物語に完全に嵌っていく。

読んで貰えれば分かると思うが悠木はヒーローでは無く一人のサラリーマンである。しかし、新聞記者としてのプライドとプロ意識を持っているが故に会社員とプロとしての新聞記者との間のギャップに悩み、立場と意識が揺れ動くさまが非常に人間臭く現実感を持って描かれている。やはり描写の迫力と説得力は著者の人生経験から生まれてきていると推察するが、昨今デビューしている若手作家とは一線を画していると思う。いやいやこれを実力と呼べば良いのか。とにかくお勧め。心して読むべし。

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紙の本

君の人生には熱く語ることのできるなにかがあったか………と厳しく問い掛ける男がいる。

2003/10/07 23:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

まもなく退職年齢を迎える悠木和雅、私より2歳年下の57歳。群馬県の地方紙「北関東新聞」のベテラン記者であった彼は17年前に左遷されたまま山奥の草津通信部で村の小さな出来事を書き続けている。17年前日航ジャンボ旅客機が御巣鷹山に墜落し、その事件の総括デスクとなった。機動力に乏しい地方新聞社の内心は迷惑な大事件なのである。しかし、記者人生にとって、この田舎ではこれ以上の大事件は生涯に出くわすことがない、まさに乾坤一擲の一大勝負どころが訪れた。いま、一ノ倉沢衝立岩登攀に挑む悠木は当時経験したその修羅場を振りかえるのである。

今回の横山秀夫『クライマーズ・ハイ』はこれまでの警察という極度に管理された組織とは別の枠組みにある新聞社だが、しかし同じプロフェッショナルサラリーマンの世界を描いている。私も新聞記者の世界にはいくらかのつきあいがあった。自分の成し遂げた仕事の成果が無数の人々の耳目を集め、評価され、後々までも痕跡が残って語り継がれる。それを掘り起こすチャンスはいつでも存在していて、組織力よりも個人の能力でもって奪取できるのであるから、ここに己の価値をみいだしている仕事人同士では熾烈な競争原理が貫徹するのである。取材活動における抜け駆け、トップ記事に仕立てる裏工作、社内には派閥あり、ゴマスリと疑心暗鬼、サボタージュ、個性という感情の衝突、さらに他人には語れないそれぞれが引きずっている家庭というしがらみなど記者同士が解けあうことが難しい分厚い壁が細密描写される。しかしこの敵対的背景があってこそ、大事件が勃発すればグループが結成され、始終顔を合わせ、角を突き合わせ、怒鳴りあいながら、悦び合い同じ成果と失意を共有する男同士の連帯が輝いてくるのだ。丹念に描写したこの心理に共感し、さらにわがことのように実感する仕事師のサラリーマンは多いに違いない。

クライマーズ・ハイ。命がけの登攀において興奮状態が極限にまで達して、恐怖感が麻痺し、持てる能力以上の力を発揮できるように錯覚する心理状況をさす。アルピニスト用語のようだ。だれしも、人生には越えられないように思える巨大な山にぶつかることがあるものだ。崖っぷちに立たされる。寝食を断って、遮二無二ここを乗り切らねばならぬ修羅場にぶちあたることがある。クライマーズ・ハイとなって踏み切る。栄光を手中にするか、挫折に崩れるか。しかし、男にとってその山を下りた冷静では、栄光であったか挫折であったかは問題ではないのだ。山を下りてそれまでの軌跡をふりかえり、あの恍惚体験そのものが自分の値打ちであると自信を持って評価できればそれで悔いはない。

盛りを過ぎた年輩者の感傷とか郷愁だけではないだろう。生きることの指針がかすれてしまったこのカオスの現代を生きる次世代へむけた、積極的で生々しいメッセージがここにあるような気がする。
蛇足ながら壊れてしまった親子の絆が復活する感動のシーンが用意されているので、身に覚えのある方も多いこと、「またか」と評論家をきどらず、ここは感情のあるがままに素直に読むのがいい。さわやかな余韻を大切にしよう。

書評集(よっちゃんの書斎)はこちらです

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紙の本

山がなければ人は登らない

2004/06/30 15:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

 題名のクライマーズ・ハイとは気持ちが高揚し興奮状態が極限まで達して恐怖感さえ麻痺してしまう事だそうです。題名からして意味深長じゃないですか。舞台は群馬県の地方新聞社、登場人物は新聞社に勤務する人々、その家族、時代は過去、現在、そして未来、テーマは…テーマは…うむぅぅ、テーマは重いです、うんと重いです。
 かって部下を事故死(自殺説もあり)させてしまった主人公は同期の者が役職につきながら未だヒラに社会部記者。同僚と曰く付きの山に登る日の前日、日航ジャンボ機が御巣鷹山へ乗客520余名の乗客と共に墜落する。帰り支度をしていた主人公は全権デスクを命ぜられ墜落事故の指揮を始めるのだが…、その頃山へ一緒に行く筈の同僚が脳溢血で倒れる。「下るために登る」と云った同僚との関係、主人公の暗い過去、噛み合わない家族関係を下地に新聞社内の派閥争い、部署同士の争い、上司との軋轢、部下との関係、特ダネ争い、などがぞくぞくするような緊迫感の中でリアリティに描かれています。
 どんな仕事でも、または社内に置いて必ずしも筋が通る訳じゃありません。それは、家族、家庭のために振り上げた拳を下げ、理不尽な事であろうとも自分の中で折り合いを付けて辛抱するわけです。だからって何か得られるかとは限らない。全てに封印し落ち込む気持に鞭うって立ち上がり全てを忘れてまた歩くわけです。死を賭して登り切った頂上に立った時、待っているのは独り占めできる景色だけじゃないのです。嬉しいラストをありがとうございます。こうじゃなくちゃ。

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紙の本

これが横山のベストとは言わないけれど、少なくともあの日航ジャンボジェットの墜落を描く小説としては、一番かもしれない。むしろ、タイトルの登山のほうは、刺身のつまかな

2003/09/23 20:37

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投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの頃、私はまだ看護学校生だったんだ、なんてことを思いながらこの本を読み始めた。横山秀夫が、警察小説以外の本に挑んだというので話題の作品だけれど、彼の出版履歴を見れば、清張賞受賞作『陰の季節』の前に『平和の芽』という、副題に「語りつぐ原爆・沼田鈴子ものがたり」とあるような作品や、『出口のない海 人間魚雷回天特攻作戦の悲劇』という現在からは想像もつかない作品があることが分かる。この人を警察小説に閉じ込めるほうが無理なのかもしれない。

主人公は57歳の新聞記者 悠木和雅が、谷川岳の登山指導センター前のベンチで相棒を待つところから始まる。相手の名前は安西燐太郎、29歳、地元山岳会の若きエースである。悠木は山の経験がある、といっても本格的な登山をしてきた人間ではない。しかし、彼には17年前、燐太郎の父親で会社の仲間であった安西耿一郎と、衝立岩に挑む予定で、それが、ある事件で果たせなかった思い出がある。

その事件というのが、昭和60年8月12日、群馬県多野郡上野村の御巣高山で起きた俗に言う日航ジャンボ機事故である。当時40歳だった木が勤める北関東新聞は、彼が休みをとって友人と山に登ろうしたその夜に、事件の渦に呑み込まれ、彼もそのなかで自分の人生を大きく変えていく。その晩、安西は路上で倒れていたところを病院に担ぎ込まれる。

横山が描くのは、当時の群馬県の地方紙を燃やし尽くした熱気、新聞社同士の攻防、社内の権力争い、派閥抗争、世代交代であり、報道に携わるものとしての使命感である。それに、決して幸福ではない悠木の家庭、父親に反発し口も利くことも少なくなった13歳の息子淳との関係、あるいは、目を開けたまま眠りつづける安西とその妻の小百合、燐太郎が絡んでいく。

魅力的な、あるいは殴りたくなるような人間たちが沢山登場する。スクープをふいにされた佐山、工学系に強い玉置、取材に自信を失った川島、悠木を今回の事故の全権デスクにした粕谷、過去の栄光にしがみつく等々力、女狂いのオーナー白河、反社長派の飯倉と販売の伊東、広告担当の暮坂、庶務の依田千鶴子、死の現場を見た神沢などが実にうまく描かれている。それは警察内部を描く時と、少しも変わらない。

最初に、胸を打ったのは、社内の意地悪で自分の記事をつぶされた佐山が、悠木の励ましで、もう一度書くことになった雑感である。いいので、引用しよう。

若い自衛官は仁王立ちしていた。
両手でしっかりと、小さな女の子を抱きかかえていた。赤い、トンボの髪飾り。青い、水玉のワンピース。小麦色の、細い右手が、だらりと垂れ下がっていた。
自衛官は天を仰いだ。
空はあんなに青いというのに。
雲はぽっかり浮かんでいるというのに。
鳥は囀り、風は悠々と尾根を渡っていくというのに。
自衛官は地獄に目を落とした。
そのどこかにあるはずの、女の子の左手を探してあげねばならなかった。

横山は一貫して組織と人間を描く。これは、その舞台が警察から、民間の新聞へと変わったに過ぎない。しかし、新聞は、実態はともかく精神は限りなく公的である。そういう意味では、横山は変わってはいない。組織を描くときの冴えも、そのままである。この本を途中で置くことができる人は、仙人か幼児くらいだろう。

今までは、長編といっても初期の二作を除けば、『半落ち』しか読むことはできなかった。出来は、明らかに今回の作品が上である。ミステリ仕立てにすることの無理が消えて、ストレートに熱気が伝わってくる。日航機の行方を追うTV画面から目が離せなかった当時の自分を思い出した。若い人は、この小説で当時の日本が、人間がどう生きてきたかが良く分かるに違いない。しかし、残念なことに日本のマスコミがいい方向に変わっていないのも事実である。

装画は松尾たいこ、装丁は大久保明子。もしかして首藤 瓜於『事故係生稲昇太の多感』のカバー画も松尾だろうか。

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日航機御巣鷹山事故で地元,群馬の新聞記者はどう行動したか

2003/09/07 22:35

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投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 山岳小説家のような宣伝がされているが,全然違う.日航機事故をテーマにおいた新聞記者小説と言っていい.

 主人公は北関東新聞の最古参記者,40歳,悠木和雅.時は,1985年8月.新人を叱り飛ばしたことが原因で,その新人が交通事故に遭い,死亡.社内処分はなかったが,本人の希望で,部下をもたず,現役記者を続けている.そして,同僚の元安西に誘われ,谷川の衝立岩に登る予定のその夜,地元,群馬で世界最大の事故発生が発生する.安西は,なぜか,歓楽街で倒れ,意識不明になる.悠木は日航機事故関連の全権デスクに任命され,趙多忙の日々となる.社内の各部署との確執や,人間関係の問題などから,なかなかうまくいかない.しかし,被害者遺族の姿から,地元新聞の使命を再認識した悠木は,仕事に突き進むが,…

 新聞社の実態がリアルに描かれ,面白い.そのなかで,地元新聞の存在の難しさがよく分かる.大新聞が,機材も人も大量に投入してくるなかで,独自性をだすためにどうするのか.そして,未曽有の大事故でも数日がたてば,地元の村の選挙や,高校野球代表の活躍の方が地元密着新聞では重要になる.扱いをどうするのか,という戦いがおきる.そして,最後に投稿の扱い.声を伝えることが重要なのか,遺族を思いやることが重要なのか,の選択.これは史実なのか…

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2004/09/21 18:37

投稿元:ブクログ

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