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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 42件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/525p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-273817-1

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文庫

紙の本

フォー・ユア・プレジャー (講談社文庫)

著者 柴田 よしき (著)

フォー・ユア・プレジャー (講談社文庫)

812(税込)

フォー・ユア・プレジャー

812 (税込)

フォー・ユア・プレジャー

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みんなのレビュー42件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

つい応援したくなる!

2003/08/20 17:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さら - この投稿者のレビュー一覧を見る

フォー・ディア・ライフの第二弾。

前回借金を背負ったニコニコ園の園長花咲。
返済のため、園のために、副業である探偵を続けていかなかればならない。
今回の依頼者は蝶の刺青をした男を捜して欲しいという堅気の女性。本来なら
危ないことなかった筈が、殺人事件に巻き込まれ犯人にされてしまう!
時間内に真犯人を突き止められなければ、元同僚の命がない。がんばれ花ちゃん!

厚さも結構なものだが、内容も負けず濃い〜。
本当に、一人の人間にこんなに災難降りかかるのか?って位花ちゃんは走り回るはめに陥るんだけど、不自然さがなくってグングン読めてしまう。
それと、今回は元奥さんや理沙の妹など身近な人が登場してオロオロしてる花ちゃんが面白い。
不器用でいい人で、自分から厄介事にぶつかっちゃったりしてイライラもするんだけど、本当憎めなくて可愛い奴です。

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紙の本

波があるんです、柴田よしきって。凄いな、って思うときのほうが、あれ?って時より少ないかな。で、この本、惜しむらくは後者なんだよね、ハードボイルドがやたら甘くってね

2003/10/28 20:57

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、山本一力の『はぐれ牡丹』を読んでいるのだけれど、つくづく上手いなあと感心する。本当の時代小説の書き手が現れたといった喜びを感じてしまう。実は10年位前、柴田よしきの本を最初に読んだ時、私はそういうときめきを感じなかった。多分、読み慣れていなかったホラー系の作品だったせいだろう。だから数年前、彼女の『Miss you』を読んだ時には、そのレベルの高さに驚いた。で、今度もと、二匹目の泥鰌を狙ったけれど。

新宿で無認可の保育所を経営する花咲慎一郎。彼のもう一つの顔は私立探偵。その花咲の最愛の人が失踪した。医師の資格を剥奪されながら裏社会の人々への医療活動を続ける奈美先生、レストランの経営者理沙、保育園の掛橋小夜子、保育園の持ち主風見恭子、麻薬の売人を探す高瀬春奈、ソープ嬢のユキノなど、登場する女性が多彩なのは、同性ゆえの筆の冴えだろうか。

『フォー・ディア・ライフ』に続く新宿を舞台にしたシリーズもので、ヤクザの世界が予想外にソフトなタッチで描かれる。キーワードは優しさ。元妻で弁護士の麦子も、異常なまでに優しい。いや、花咲を利用している城島にしても、暴力団の山内にしても、元警察官で今は怪しい世界にいる斉藤にしてもどこか優しい。

そのソフトさが気になってしかたがない。リアルさを感じないのだ。現実は絶対に違う。町のヤクザは、相変わらず暴力の臭いをちらつかせるし、警察は権力をかさにきて市民を恫喝する。それでいて民事不介入の原則を変える様子はない。ドラッグは町にはびこり、学校は荒れ、政治家・官僚は腐敗している。

だからハードボイルドを気取っても、結局は絵空事になってしまう。それならばいっそ、こんな大甘の設定を止めてしまったほうがいいのではないか。そうでなければ、思い切ってファンタジーにしてしまうとか。いや、柴田は甘美で幻想的なものだって書ける。そのほうが、読む側も割り切ることが出来る。

京都を舞台にした『聖母の深き淵』などの緑子シリーズや、『Miss you』のような以前の作品のほうが絶対にいい。『Miss you』には「心理を上手く扱った傑作だ」と友人に触れて廻ったけれど、今回はそのレベルには達していない。このままでは、書ける作家のひとりで終わる。本の装画だけが魅力的では、勿体無い。

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紙の本

第2弾は24時間タイムリミット!ハナちゃんの命が危ない!

2006/01/21 19:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は前作(『フォー・ディア・ライフ』)よりもっとハナちゃんが忙しい。
我等の等身大ヒーローのハナちゃん、あいかわらずのモテモテぶりである。
元妻の麦子も登場、もっと元旦那を馬鹿にしているのかと思えばそうでもない。
これはちょっと意外だったのだが、ハナちゃんのポイントアップに貢献と言えそうだ。
前作と比べるとミステリーとしての出来栄え、中盤以降さらに加速するノンストップアクション的な展開などを考慮すればより面白かったかな。
テーマ的には前作の方がインパクトが強く書けてたのかもしれないが、読みなれてしまった点もあるのでしょう。
惜しむらくは、やはり最後に集中して作者の都合のいいように物語が収束し過ぎなきらいがあると感じられる方がいるかもしれないな。
読み手によれば許容範囲を超えているかもしれないが、ハナちゃんの人柄に免じて許してあげてください(笑)
他の作品群と同様柴田さんはやはり女性読者を意識して本作も書かれている。
そう、母性本能をくすぐるキャラ・・・花咲慎一郎。
印象に残ったシーンは恋人・理沙(今回は誘拐されます)と奈美先生の対面シーン。
惜しむらくはもっと嫉妬してほしかったなと思ったり(笑)
あと、ドキドキしたのはやはりハナちゃんと山内との会話シーン。
債務者(ハナ)と債権者(山内)との関係以上に命を委ねている関係に発展。
イマジネーションを膨らませて読まれた読者も多いことであろう。
読まれた方の大半が同感されると思うのであるが、作者はハナちゃんを“優しい男”の象徴として取り上げている。
今の時代、誰にも憎まれなく生きているって貴重なことなのでしょうね。
私たち本好きが時間を割いて読書を楽しむことによって心が安らぐように、ハナちゃんにとっては忙しい合間ににこにこ園の子ども達の寝顔を見ることによって心が安らぐのである。
よく“人徳のある人”という言葉が使われる。
周囲の人が皆、ハナちゃんのことを心配してくれている。
ハナちゃんは幸せ者である。
少しおっちょこちょいなのが玉に瑕であるが、広い目で見て“人徳のある人”だと思う。
男性読者の視点からリスペクトしたい。
ハナちゃんとは逆に、女性作家作品特有のいわゆる“情けなくてだらしなくて愚かな”男の象徴として池上と高梨が登場する。
読んでのお楽しみですが、とりわけ池上に対してはかなり辛辣に書いているような気がする。
いずれにしても女性が生きていく上に置いて“現実社会での教科書”的な作品となるエンターテイメント作品であることに異論はないであろう。
ハナちゃんは天国にまだまだ行かないで!
熱き心で第3弾を手に取ろうと意気込んでいる私。
次は個人的お気に入りの南をもっと登場させて欲しいな。
なにっ、女性読者は城島さんをもっと登場させてって(笑)
活字中毒日記

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2005/08/26 03:17

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2012/01/09 18:06

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2005/04/18 12:45

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2007/11/16 22:07

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2013/04/20 00:15

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2006/03/07 18:45

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2006/08/10 01:59

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2006/12/16 23:11

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2006/12/16 13:56

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2007/08/16 13:11

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2008/03/11 14:36

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2007/11/29 13:20

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