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著者 ボストン・テラン (著),田口 俊樹 (訳)
死者を侮るなかれ (文春文庫)
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みんなの評価2.9
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評価内訳
2015/06/26 22:54
投稿元:
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結論から言えば、陰鬱で過剰な観念のみで作り上げられた大いなる愚作である。 意味不明な言動で身を滅ぼす小悪党どもと、頭の悪い自称実業家の小競り合いが繰り広げられる中、自分らを中心に世界が動いていると妄信する自意識過剰な殺し屋母娘と元保安官、これまた正体不明のブン屋が無意味で小っ恥ずかしい哲学的独白をぶつけ合い、殺し合う。プロットは完全に破綻しているため、ストーリーの面白さも味わえないまま、ただひたすらに深みの無い登場人物たちの自慰的台詞に耐えなけれならない。結末も支離滅裂で、破滅的な暴力に何の必然性も無い。この格好つけた気取り屋どもの世界観を詩的表現と評するのは勝手だが、単なる文学かぶれによる出来損ないの習作どまりであろう。これ程大量の言葉を浪費しながら、最後まで薄っぺらいのには、逆に感心してしまう。この作品に限っていえば、テランの意気込みは終始空回りしており、極一部のコアなファンを除いては、読む行為そのものに苦痛を強いる明らかな失敗作である。どう感化されたのかは知らないが、某ネットショップにおける本作品の噴飯モノの絶賛レビューを鵜呑みにすれば、痛い目にあうだろう。
2012/01/20 00:20
不当に罪をなすりつけられ、殺されかけた刑事の復讐譚。ディーの生きざま、ディーの支配から逃れようとするシェイのあがきが息苦しくも、目を離させない。 ヴィクを殺し損ねた母娘、ごまかしそこねたバージェスやイングラントたち、ディーの言葉でしたが本当に「死者を侮るなかれ」です。ラストの死闘は激しいの一言。
2009/11/21 22:38
去年のこのミスの1位になった「神は弾丸」のテランの2作目。 相変わらず独特文体で、むしろ詩っぽい。ストーリーは、特にひねりもないし、ミステリーとして読むとトリックもへったくれもないんだが、なんていうか、パワーがあるんだよね。この硬質な美しさがある文体は、だからって平和な世界を描いてもそれは違うと思う。 私は、前作よりこっちの方が好きだ。 最後のページの文は特に、静謐で美しい。
2011/10/20 13:25
ん~、良さがわからん。 埋められて、蘇った男が母子と骨肉の戦いを繰り広げる、 そんな話しかと思ってたらてんで違ってました。
2014/03/15 10:07
ボストン・テランの二作目。前作と同じく麻薬と暴力と殺人の世界。その絶望世界の中で生きてる母娘と、殺されそうになった警官と、警官の事件を追うジャーナリストがメインの登場人物。11年後に警官殺害未遂事件の真相に迫り、その裏には陰謀があったことが明かされていくという話。暴力的で下品な言葉の嵐でうんざりするが、それ以上に過去を乗り切ろうとする登場人物たちの葛藤がよく描かれていて、わずかな希望を感じさせるところがよかった。
2017/08/27 23:22
これは犯罪と復讐と裏切りの物語である。 この小説には何人もの印象的な人物が存在するが、中でも強烈な負のパワーを放ち読者を惹きつけてやまないのがストーリー母子。 情緒不安定なスピード中毒者、口を開けばスラングが飛び出す札つきのビッチ。 そんな母を忌み嫌いつつ呪縛されている娘のシェイ、互いの喉首に食らいつくように反発しあう母と娘が演じる剥き出しの魂のぶつかりあいが、あるいは本筋以上に手に汗握るもうひとつの命題として全編を貫く。 登場人物はいずれもなにがしかの破綻を抱えており、どこまでも利己的に突っ走っては罪を罪で隠蔽するための薄汚い策略を練り、弾丸をばらまき、人格の高潔さよりは品性の野卑さを露呈する。 破滅へとひた走る彼等の生き様を炙りだすのは比喩を多用したドライヴ感あふれる文体、ときに詩的な、ときに破壊的なリズムを生んできな臭い火薬のスパイスを散りばめる。 そしてこれは社会から排斥された者たち、社会に背を向けた隠者が再起を賭けて戦いに挑む物語でもある。 埋葬された真実を追い求めるヴィクを献身的にサポートするランドシャーク、二人が事件の捜査を経て信頼を築き友情を育んでいく過程、ランドシャークがヴィクに導かれ一歩踏み出すシーンは、エゴの塊のような人間ばかりが入り乱れる本作において敬虔な感動を与えてくれるだろう。
2021/03/18 00:01
テランの2作目。『音もなく少女は』以降の作品はハズレがなかったが、デビュー作の『神は銃弾』も本書も、ハズレではないが好みではなかった。理由は単純で“暴力的すぎる”から。昔はこの手の話が大好きだったのだが……。誤解のないように書いておくが、好みではないがおもしろかった。ジャンキーな母親に支配される娘、罠にはめられ死にかけた男、広場恐怖症のジャーナリストなど、魅力的なキャラクターたちが活躍(?)する。
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