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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.9
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:20cm/389p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-208511-8
  • 国内送料無料

紙の本

被告A (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 折原 一 (著)

連続殺人犯として逮捕され、冤罪を主張する男が、裁判で放った逆転の秘策とは? 一方、わが子を誘拐された母親は、警察は別人を逮捕したと信じて、たった一人で犯人に戦いを挑む。新...

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被告A (ハヤカワ・ミステリワールド)

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商品説明

連続殺人犯として逮捕され、冤罪を主張する男が、裁判で放った逆転の秘策とは? 一方、わが子を誘拐された母親は、警察は別人を逮捕したと信じて、たった一人で犯人に戦いを挑む。新趣向の誘拐&法廷ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

折原 一

略歴
〈折原一〉1951年埼玉県生まれ。早稲田大学卒。編集者を経て88年「五つの棺」でミステリ作家としてデビュー。「沈黙の教室」で日本推理作家協会賞を受賞。著書に「冤罪者」「失踪者」など。

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.3

評価内訳

いやあ、さすが!叙述推理といえば、これでしょ。これに対抗できる本といったら、ま、今年は幾つもあったけれど、やっぱり正統・王道といえば、これ『被告A』

2003/12/06 20:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

折原には『冤罪者』『沈黙者』といった、犯してはいない罪でとらえられた男が、刑事の厳しい取調べにあう話がある。これも、それに似た始まり方をするが、もう定年身近である北沢刑事が見せるそれは、殆ど拷問に近いもので、正直、これが本当ならば人権侵害だろうなあ、と思ってしまう。

しかし、それも仕方がないかな、と思うのは、その容疑者・田宮亮太が犯したとみなされているのが、東京・杉並区で起きた四つの連続殺人事件であり、被害者にはという少女も含まれている凶悪なものだからだ。現場の死体の傍らには、決まって悪魔の絵柄のトランプが置かれることから「ジョーカー連続殺人事件」と呼ばれたものである。

被疑者の自白を得ようと、荻窪署の捜査一係の北沢健司刑事が非人道的な取調べを行っている最中、一人の青年が誘拐された。高校を中退し、引きこもり生活を送りながら、一念発起して大学検定を受け、今年なんとか第二志望の私立大学に合格し、法学部へ進むことを決心したばかりのタア坊である。

我が子の育て方すらろくに出来ず、そのあまりの甘やかし方ゆえに夫から離婚された52歳の教育評論家・浅野初子のもとにかかって来た電話は、息子の命と引き換えに一千万を要求するものだった。警察に知らせるな、という犯人の要求に、初子が見抜いたのは、この犯人たちこそ「ジョーカー」だという確信だった。

ジョーカーとみなされ、警察の圧力に屈して自白をしそうになる亮太。真犯人は別にいる、と信じながら、我が子が可愛い、いや子育てに失敗しながらも、それを人に知られることなく教育評論家として地位を築いたわが身が可愛い、こころに暗い思いを秘めた初子。誘拐犯にあまりに自由に翻弄される初子を見ていると、愚かな親だなあ、だから、などと思ってしまう。

それから、いつも決まって埼玉、それも蓮田といったマイナーな地域を犯罪の舞台にする折原だが、今度は東京が舞台だ、と思っていたら、やっぱり途中から身代金の受け渡し場所として蓮田のインターが使われた。雀百まで踊りを忘れず、人間50過ぎたら記憶は朧、ではないけれど折原の埼玉、蓮田地区への偏愛ぶりがうかがえて、思わずニヤついてしまった。

しかし、である。そろそろ「驚愕の結末」と宣伝文句に書くのは、自粛したらどうだろか。書きたい気持ちは分からないではないけれど、この一言があるばかりに、読者は最後の章まで「どっちにせよこの話は、このさきでひっくり返るんだよな」とそればかり意識して、せっかくの作者の工夫が台無しである。たとえばサラ・ウォルターズ『半身』なんて、あのあとがきの余分な一言がなかったら、もっと素直に驚いた気がする。でも、折原のほうは、やっぱり驚くかな。

ある種の裁判ものだ、とは言えるけれど、そこまでにしておこう。伏線は良く考えられていて、途中でガリッと石でも噛んだような違和感を覚えるところがあって、あれ、勘違いかなと思っていたら、最後に上手く説明されている。これはじっくり味わってもらうに限る一冊で、今年のミステリ界のベストの一つに挙げられることは間違いない。さすが、と思ってしまった。

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2004/11/18 20:24

投稿元:ブクログ

折原一と言えば、叙述トリック。今作も幾つかの視点からひとつの事件が語られ、どこに齟齬があるのか、どこかおかしいところはないか、と考えながら読みましたが……。いや、まさかこんな結果になるとは。唖然というか、呆然というか。そちらに仕掛けがあったのか、と。見事に騙されました。いやいや愉快愉快。トリックのために文章が犠牲になってしまっていて、若干読みにくい点はありますが。そこに眼を瞑れば、なかなかの傑作。

2005/10/06 00:16

投稿元:ブクログ

連続殺人容疑者で逮捕された男は、過酷な取調べに一旦犯行を自供したものの、冤罪を訴える。同じ頃、連続殺人犯と同じ手口で、息子を誘拐したと脅迫電話が母親の元へかかってくる。ラストは驚愕!もう一度読み直してしまった。

2008/03/23 20:34

投稿元:ブクログ

「自分はやってない、冤罪だ!」と主張する被疑者A。連続殺人の容疑者として捕まり、連日の辛い取り調べに耐え切れず自白という形を取り、裁判で一転して無罪を主張し、裁判場を混乱に陥れる・・・。
無実の罪で捕まった人がどんな扱いを受け、どんな思いで戦っているのか。その一端を垣間見た気がして、とてもはらはらする展開が続いた。
別視点で、誘拐された息子を助ける為に奮闘する母親の話があって、これがどう関係してくるのか、最後まで分からなくて、驚く結末が待っていた。
読みがいがあった。
2008.3.12〜3.15。

2007/02/05 09:16

投稿元:ブクログ

東京・杉並区の連続殺人事件は、毎回死体の傍らに悪魔の絵柄のトランプが置かれることから“ジョーカー連続殺人事件”と呼ばれた。その容疑者・田宮は犯行を自供したものの、裁判では一転して冤罪を主張。同じ頃、息子を“ジョーカー”に誘拐されたと信じる母親は、息子を取り戻そうと孤軍奮闘していた。裁判を、そして母親を嘲笑う真犯人“ジョーカー”はどこに?驚愕の結末が待つ誘拐&法廷ミステリ。

2007/07/19 17:42

投稿元:ブクログ

読むうちに、いったい誰が真犯人であろうかと考えながら、まったく飽きも無く読めました。
しかし、読み終わって、
あの時にあの言動になるだろうか?
など、突っ込みというか煮え切らなさにもどかしくなりました。
でも作者の意図は分かるし、他の作品も読んでみたいと思わせる作品であることは間違いない。

2009/12/29 22:01

投稿元:ブクログ

折原作品(特にこういう傾向の作品)読みなれてる人は、この「仕掛け」に絶対気づくはず。私も気づいちゃった……。だけど「誘拐事件」の真相は読めなかったなあ。
さらに裁判シーン、終盤での盛り上がりは、ある程度のネタが読めていても楽しめる。「そうだったのか!」という意外さはないけれど、「そうか、なるほどなあ」と感心はできる結末。こういうの慣れてない人なら「おおっ!」と驚けるのかな、と思うと、読みなれてしまっている自分がちょっと憎い。

2012/07/22 08:56

投稿元:ブクログ

2004年版週刊文春ミステリーベスト10位。折原一らしいお話。全てが全部私設取調べ室、拘置所、裁判所というのには驚いたけど。どんな金持ちだ。しかし息子を取り戻したいからといって、殺人までするかね。まぁありえるか。息子側の動機はなんだったんだろう。親への見せしめ?父親がよく出廷したな。金のためとはいえ。過保護にろくなことはないってことか。

2012/09/14 21:14

投稿元:ブクログ

飽きさせない展開や驚きのラストなどは著者の作品ならではでした。
しかし、なんだかしっくりこない、というのが読後の感覚。騙された喜びを感じられないのは、用意されていた裏側が突飛すぎる事と、辻褄が合わないように思えてしまう点が幾つかあった事。
著者の作品の中では、自分には合わない作品でした。