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商品説明
全国から中退・不登校児を受け入れている北星余市高校に、元ツッパリの卒業生が教師として戻ってきた! 「真剣で純粋な思い」が集まるとき、固く閉ざされていた門は開かれていく…。熱血教師の初担任奮戦記。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
義家 弘介
- 略歴
- 〈義家弘介〉1971年長野県生まれ。明治学院大学法学部法律学科卒業。大手進学塾勤務を経て、現在、北星学園余市高等学校に社会科教師として勤務。
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著者/著名人のレビュー
「おまえらは俺の夢だ...
ジュンク堂
「おまえらは俺の夢だ!」北星学園余市高等学校で全国から集まってきた生徒たちと共に戦う「元不良」の教師の情熱の記録。この春初めての卒業生を送り出した彼の熱い肉声を届ける。
紙の本
北星余市高校。そこは全国の青少年問題を写す鏡のような学校である。
2003/11/11 18:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みいしゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
TBS「ヤンキー母校に帰る」のモデルとなった義家弘介先生の母校での奮闘ぶりを描いた本。
「不良少年の夢」が義家先生の生い立ちから教師として母校に帰ってくるまでを中心に描かれているのに対し、こちらは題名の通り「母校で生きる」義家先生の汗と涙ととまどいを中心に描かれている。
ドラマの吉森真也は熱血で生徒と対等の不良言葉で怒鳴りあっている場面がクローズアップされているが、本を読むと義家先生の内面は冷静に生徒の将来を考えている事がよくわかる(まだまだ教師3年目で思わず熱くなって不良モードになってしまう事も多いらしいが…)。
子供達に「自由を保障したい」というのは一見理解があるように感じるが、現代社会で子供達が考えがちな「勝手気ままに振舞う」自由など受け入れられるはずが無い。もしそんな生き方をしたら、その先には「孤独」と「破滅」しか待ちうけていない。
子供達に「自由」の本質を教えることのないままに子供達の「自由」を保障する。その行為を「教育」とは呼ばない。(170ページより)
不良と呼ばれ親からも学校からも見放され、絶望から這い上がった義家流教育論は心に響く。
授業時間が保証され、精一杯伝えているにもかかわらず、生徒達にテストで点数を取らせる事ができないのは自分の授業の敗北を意味する。
仮に教えたレベル以上の問題を正解した生徒達を評価したとして、その生徒達が学校終了後、塾や予備校で学習しているとしたならば、ある意味それは学校の敗北を意味するとも言えるのではないだろうか?(38ページより)
「授業がわからない」というと暗に塾に行く事を進める教師達には耳が痛い言葉だろう。
教師全員に義家先生なみの情熱を持って授業に臨む事を希望する事は不可能だと思うが、「元ヤンキーだから」とか「若いから出来る」などと冷めた目で距離を持って見るのでなく、義家先生だからこそ見える現代教育の問題点を一緒に探して改善する事を目指すべきだと感じた。
紙の本
やんちゃな生徒、義家弘介
2003/10/24 14:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nok - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、学校は楽しかった。勉強が出来なくても部活や友達がいた。今、学校より楽しい(気がする)事が世の中に溢れている。だから子供達は学校を楽しんでいない。義家先生は真っ直ぐすぎる心で生徒達にぶつかっていく(若さの暴走?!)。大人が真っ直ぐ向き合った時、子供も初めて、こちらを見てくれるのかもしれない。義家先生は教師と言う名のだれよりも、やんちゃな生徒なのだ。義家先生の前著「不良少年の夢」を読んでから、こちらを読むと更に義家ファンになるでしょう!