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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.10
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/250p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-212109-3

紙の本

さらば外務省! 私は小泉首相と売国官僚を許さない

著者 天木 直人 (著)

辞任したレバノン特命全権大使が、「拉致問題」「イラク」などで小泉政権の外交政策を徹底批判。さらに、外務省犯罪行為、職員の劣化ぶりを具体的に糾弾する。キャリア官僚が、自分の...

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さらば外務省! 私は小泉首相と売国官僚を許さない

税込 1,650 15pt

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商品説明

辞任したレバノン特命全権大使が、「拉致問題」「イラク」などで小泉政権の外交政策を徹底批判。さらに、外務省犯罪行為、職員の劣化ぶりを具体的に糾弾する。キャリア官僚が、自分の首と引き替えにすべてを書いた驚愕の書。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

天木 直人

略歴
〈天木直人〉1947年生まれ。京都大学法学部中退後、外務省入省。前駐レバノン日本国特命全権大使。著書に「マンデラの南ア」がある。

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著者/著名人のレビュー

キャリア官僚が自分の...

ジュンク堂

キャリア官僚が自分の首と引き替えに書いた政治批判の書。アメリカの対イラク攻撃について、阻止すべきだと外交上の立場を意見具申した著者。しかしその意見は官僚に握りつぶされ、「組織の枠を踏み外した」と外務省を追われることになってしまう。議論を許さない偏狭な外務省の体質・それを放置する小泉政権の無責任さを糾弾する。

みんなのレビュー24件

みんなの評価3.2

評価内訳

紙の本

まっすぐ

2004/07/19 21:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まっすぐな男、読み始めてまず感じた事である。あいつは、物事がわかってない、バカだなどと、陰口をたたかれ、出世コースからはずれていたに違いない。しかし、私の目には、かっこよく映る。己のイメージするあるべき外交官の姿を常に実践し、国益を一番に行動する姿は美しく感じる。しかし、結局外務省を去る事になり、この本を書くことになる。去った事は、マイナスで無く、著者らしい人生の再スタートに感じる。さて、この本は、実名をバンバン出した、政治家、外務省の犯罪、不正、堕落の暴露本であるが、過激な内容にかかわらず、著者のまっすぐで正直さを感じさせる文面から、全て真実のように感じてしまう。実際、多少の間違いはあっても真実にもとづいてるのであろう。我々一般市民が、知る事が出来ない情報を満載した貴重な一冊であり、頼まれたから、しつこいから等の理由で気安く一票を投じたり、投票場に足を運ばなかったりと言う事が出来なくなる一冊である。

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紙の本

ただの暴露本ではない

2004/03/02 23:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BE−T - この投稿者のレビュー一覧を見る

 じつはもう第三次世界大戦ははじまっているのではないか。元凶はもちろんアメリカだ。邪悪なイラク攻撃は破壊活動と抵抗運動をひきおこし、世界中にテロを点火させ、日本もその渦に巻きこまれていく。侵略戦争をいつまでも支持しつづけ、追従しまくる小泉とかいう輩の糞尿ヅラには虫唾が走る。
 駐レバノン特命全権大使だった著者によれば、対イラク戦争は一年前から決定されていたのだという。攻撃の直前と直後、二度にわたって著者は攻撃の阻止と和平の努力を訴える意見書を政府に打電する。その結果待ちうけていたのは、「若返りを図る人事の必要がある」という理由での帰朝命令、事実上の退職通知だった。この瞬間著者は決意する。今後は政治家と外務官僚の悪事の数々を明らかにし、糾弾していこう、と。
 こうして書かれた本書は、傲慢さと強欲さと自己保身と自己顕示欲に満ち満ちた外務官僚の醜悪な実態を、つぎつぎと暴露する。でもただの告発本におわらず、意見書のなかに中東和平交渉と日本の役割について具体的にのべられているように、日本の安全保障と世界平和のありかたについても、ぽこちんと考えられている。憲法九条を日本人の手によって書き換え、牽強付会の余地なき平和憲法をつくること。天皇と日本政府は戦争責任を国民に謝罪し、しかるのちアジアに謝罪すべきこと、等。
 とはいえ正直、選挙のあとでこのような思索を紹介するのはやや気が重い。著者は現行のシステムを解体させるためには、国民の自覚と行動力が必要だとして、そのひとつとして、まず自民党に票を入れないこと、そして政権交替を実現させることを説いているけど、国民の半分ちかくが無力感に覆われて、政権交替なんてどーせしたって同じこと、とおもってるなら、著者の青年のような真摯な意見を、外務省と同じく踏み躙る結果に終わらせてしまう気がするからだ。腐敗堕落しているのは、はたして官僚や政治家だけなのか。われわれが官の腐敗を糾弾し、真に日本を変えてゆくためには、この本をただの暴露本として読み、溜飲を下げるのでなく、読む側の意識変革へのよすがとして受けとらねばなるまい。

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紙の本

ど迫力の内部告発

2003/10/14 18:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ベルリン - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、霞ヶ関の官僚機構の腐敗とアメリカ追従外交の告発である。著者の志と無念が行間ににじんでいる。また、田中均、小和田恒といった、テレビでもおなじみの鉄面皮のエリート外交官たちの、強欲あるいは強烈な素顔が暴露されている。
なるほどと思ったのは、JICAや国際交流基金などの特殊法人が力をつけ、外務省は外交の主導権を失ったというくだり。以前、特殊法人職員の内部告発、『ホージンノススメ』(若林アキ著)という本を読んだが、その本でも、役所の腐敗と政治家との癒着、アメリカ追従外交を糾弾していた。天木氏や若林氏の主張は、ぴたりと符号しており、おそらくこれが、霞ヶ関村の共通認識なのだろう。
二人の対談でもあったら読んでみたい。

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紙の本

<外務省告発と日本の夜明け>

2004/02/08 03:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る

<外務省告発と日本の夜明け>

著者は山口県(1947年)生まれ。京大法中退,
外務省入賞(上級職),中近東アフリカ局アフリカ第二課長,
内閣安保室審議官,マレーシア・オーストラリア・カナダの
日本大使館公使,在デトロイト日本国総領事などを経て,
駐レバノン日本国特命全権大使(01年2月〜03年8月)。
03年8月,退省。『マンデラの南ア』(サイマル出版)。
「在デトロイト日本国総領事」の「在」と
「駐レバノン日本国特命全権大使」の「駐」は,
やっぱりなんか違うのかな? オンラインで読める
「しんぶん赤旗」(03年10月10日付け)によれば,
「荒木清寛公明党参院議員は天木氏と発行者を名誉棄損罪で
東京地検に告訴しました」。手許のは,出版後21日目で6刷。
売れている。現在,北朝鮮政府による拉致問題で外務省を
代表している薮中三十二(外務省アジア大洋州局長)は,
著者と同期入省。

題名の考案や選定は著者の意思をどこまで反映しているのか,
もしくは文章の校正もどこまで著者の意向に忠実なのか,
ほぼ無名の書き手の著作であれば,読者の側はとうぜん
疑ってかかるべきだが(ベストセラー作家の
副島隆彦氏でさえ,販売部数を気にする出版社とは
ぶつかるらしい),本書の場合は,
その手の心配はなさそう。

題名はもちろんのこと,「私のはらわたは
煮えくり返っている」,「それ[日本のデタラメ外交
---BCKT]を告発することは,私怨であるとともに
公憤でもある」(4〜5頁)という冒頭に近い表現からも
生々しくわかるように,自分を解雇した外務省の内情にある
恥部を「暴露」している。第三章では,11人の外務官僚
(元職を含む)と川口順子外務大臣が名指しで
指弾されている。もちろん,国会に呼びつけられて
拉致問題で質問攻めという名目の吊るし上げを喰らって
泣きべそをかいた大馬鹿野郎の田中均も挙げられており,
「金賢姫は本当にいい女だった。あれは間違いなく処女だ」
などとほざいていた事実も明らかにされていた。
ノンキャリア試験で外務省に同期で潜り込んだ藪中が,
キャリア試験(上級職試験)を再受験したら,「天木さん」
から「天木君」へと呼び方を変えたというエピソードもあった。

著者も認めている通り,本書は「私怨」が籠められている。
有名外務官僚の悪態をつく記述ばかりだからだ。しかし,
第七章で,(a)日米安保,(b)第二次世界大戦以降の
現代史,(c)憲法改正問題,(d)謝罪と天皇の戦争責任,
(e)日本経済の混迷の原因と責任者,(f)政治家と
官僚の特権,(g)政権交代,(h)情報公開,
(i)地方分権化,などが課題として掲げられ,
「公憤」へと昇華しようとする姿勢が
示されたことによって,本書が「日本の夜明け」へと
繋がる捨石たらんとする意思が伝わってくる。

解雇経験のある私としては,天木の気持ちはよくわかる。
同感もできる。たとえノンキャリアを「敗北者」呼ばわり
したとしても,「優秀な者や志の高い者」には,
「天上天下唯我独尊」(釈迦),「イオナ,私は美しい」
(岸田今日子)よろしく,頑張って欲しいと,
率直に考えている。

頑張れ,天木! 僕は応援しているぞ!

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紙の本

外交官に

2003/11/21 23:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スズリュー - この投稿者のレビュー一覧を見る

誠実、正確、平静、謙虚、忠誠、よい機嫌、忍耐…ハロルド・ニコルソンの『外交』には、理想的な外交官の資質が7つ挙げられている。1つ1つの資質を見るたびにこれぞ外交官、と納得してしまうのだが、本書『さらば外務省!』は、読者に現代の、それも日本においては必要な資質が他にもある、ということを物語っている。
 著者は、本書を丁寧に読めば分かることであるが、出世コースからは確実に外れてしまってはいるが、自分の仕事に対して誇りを持って地道な努力をしている人である。だが、組織人としてはいささか不適格な存在なのかもしれない。組織の秘密を暴露するという行為は社会的に許されるべき行為、とは言い難い(裏切り者の汚名覚悟でやっているはずだから、本人に問題はないと思うが…)。それでも著書を発表に踏み切らした「怒り」とは何なのであろうか?
 筆者は30数年間を忸怩たる思いで過ごしてきた。外務省に入省して以来、アフリカ局アフリカ課長、内閣安全保障審議官、マレーシア公使、オーストラリア公使、カナダ公使、デトロイド総領事、そしてレバノン特命全権大使、と歴任する中で自分の誇れる仕事は、ほとんど思いつきもしない中でたった1つ南アメリカのアパルトヘイトと戦ったことだと著者は言う。
「私はそれまでの日本の南アフリカ政策を変更し、南アに圧力をかけてアパルトヘイト政策を放棄させようとした。その結果、私は外務省を一時的に追われ、総理府(当時)の内閣安全保障室に飛ばされることになった。」
 アパルトヘイトは中学校の教科書にも載る有名で非人道的な人種隔離政策である。当時、この政策に同意していることに何人の人が気づいていたのだろうか? 日本は知らぬ間に馬鹿な政治家、外務官僚や企業のせいで「非人道国」になっていたかもしれない。さらに恐ろしいことは、この事実を公表した著者が左遷させられることである。正しい常識を持つものが疎んじられ、利益を考えることが重要視される。
 著者の「怒り」の原点はここにある。常識の無い者が頂点にいることは著者にとって耐えられない事実であったに違いない。
 1章を丸々外務省トップ批判に紙幅をあてたこと、ほとんどの人物の名前が実名で挙げられていることは、非常識な外務官僚への著者自身の気持ちを表明している。竹内行夫みたいな「利害損得」しか気にしていない上司に対する怒り、小和田恒のような人間味の無い上司に対する怒り、松永信雄のごとく組織を私物化する上司に対する怒り、著者の怒りの根源とは非常識な上司の非常識な行動なのである。
 著述の中に著者が妻に請われて夜回りをかってでるくだりがある。普段は誰も夜回りに出ようとしない公務員住宅の代表として、町内会の人々と触れあう中で著者は思う。
「高級官僚とは、このような地域活動にはまったく関心も無く経験も無い人種である。そういう官僚たちが国を動かしているのである。」
 本書は理想の外交官が持つべき資質として「常識」が必要であることを説く新しい外交官虎の巻である。ぜひ御一読いただきたい。

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紙の本

元レバノン大使からみた外務省腐敗の実態

2003/10/27 01:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 冒頭,著者からの意見具申の要約があるが,国連決議なしの対イラク攻撃は阻止すべき,というもの.とくに特別な意見でもないと思うが,これによって,著者はレバノン大使を辞めざるを得なくなった,という.意味不明な話である.レバノン大使として,なぜ,このような意見を言うのかもわからないが(その背景が書かれていないだけで,中東に勤務する者としての当然の意見なのかもしれないが),それで,大使を辞めさせられる,というのはもっとわからない.米国がイラン攻撃を行ってから,国連による戦争停止の合意を実現すべく,日本が動くべき,という意見具申をしている.こちらは,レバノン人の反応なども含めて,レバノン大使として当然の意見と,思える.しかし,これらが,外務大臣にも,首相にも回されることなく,大使の辞任につながるとは,唖然,というかまったくどうなっているのか,としか思えない.たしかに,首相の意見にはあっていないだろうが,問題は,それを上に挙げもせず,にぎりつぶし,それを挙げた人間を辞任させるとは.まったく,すごいところである.

 それまで,そんなところでずっと勤めてきたというのも信じられないが,辞任してからのこの人の覚悟はすごい.外務省のこれまでの問題,外務官僚個々人の問題や ,彼らの犯罪行為を洗いざらいここで述べている.まあ,彼らのひどさがわかるとは言え,どうにも,レベルが低い話ばかりでいやになる.たとえば,小和田恒については,出張先で夜中,缶切りをもってこい,と要求があり,持っていくと,「その缶切りを試したかい」と質問があり,試してないと答えると,そのままドアを閉めてしまった,という.ただそれだけである.いったい,何? 詰めの甘さを指摘された,ということだし,一事が万事なのだろうが,それにしても,次元の低い話だ.ほかの話も似たようなレベルの話ばかり.外務省の犯罪にしても,公金流用して公邸料理人を雇っているとか,ひどい話ばかりである.

 もっともイラク攻撃に関し,フランスが米国に合意するだろうというような嘘の報告を挙げたフランス大使とか,アメリカの真の情勢ではなく,日本の法律成立のために有利なように嘘の報告をあげるアメリカ大使とか,外交上の重要な問題で,日本の進路を誤るような外務官僚たちの腐敗もところどころ述べられる.

 まったく外務省は腐っている.この省庁はこの人が言うように,つぶすしかない.実際,著者も指摘するように,外務省の出番はほとんどなくなっているようであるし,この省をつぶしても何の問題もないようである.
 

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紙の本

自分が望むポストに就かないとふて腐れて仕事をしない典型か?

2004/08/16 13:43

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:てんてけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

外務省云々より、内閣安全保障室の最初期のことを書いているらしいので
読んでみたら、「閑職である」ということと「佐々淳行氏への誹謗」のみ。
文藝春秋から佐々淳行氏が出版した「わが上司 後藤田正晴」を読むと、
確かに出来たばかりの部署で予算も付かず、全省庁から白い目で見られながら
生まれた部署なので「閑職」と感じるのは仕方が無いかも知れないが、
佐々氏はその中から
「金(予算)がないことが仕事をしない理由にはならない」と
孤軍奮闘し、「死して屍拾うものなし」を座右の銘に立派な業績を
上げている。
とはいえ佐々氏の頭脳もコンピューターではないのだから、記憶違いや
業績の誇張、都合の悪いことは省略などが皆無ではないだろうと思って
天木氏のこの本を見たら、この部署での仕事を何一つ書いていないばかりか
不平と文句しか書いていない。
佐々氏が何故に「オレでなければこの仕事が出来ない」と言っていたか、
その自信の根拠も知らず、「全省庁」の「白い目」と全く同じ目を
していたのだろうことが想像出来る。

確かに天木氏は書いたとおりのことを内閣安全保障室に見、
思ったのだろうが、その判断自体が予断と偏見に曇らされている以上、
肝心要の外務省批判にどれだけの正当性があるのか、眉に唾つけて読み、
読者は読後に書いてることの裏付けを自分で調べてみる必要があるだろう。

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紙の本

私怨による憂さ晴らし

2003/10/24 16:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者は極めて正義感の強い人物である。2003年イラク戦争にあたって、著者は明確に反対の意見表明を行った。だが、そのやり方には明らかに行きすぎがあったのではないか。
 イラク戦争についての日本の外交方針には、いろいろな見方、考え方があるだろう。しかし、開戦後に米国支持を表明した小泉首相は、冷静に日本の国益を考えた上で判断をしたわけである。その判断自体が間違いだったとは思えない。
 著者は、米国によるイラク攻撃は1年も前から決まっていた既定路線だったという。だからといって、いや、だからこそ、米国にイラク攻撃をやめさせることなど、現実問題できたのだろうか。また、強硬に攻撃反対を突っ張って米国の怒りを買ったフランスの態度が正しかったというのだろうか。
 さて、著者は外務官僚の行状や不祥事の数々を告発している。その中には、日本外交の大失態と思われるものもあり、注目される。
 しかし、著者の考え方や行動に違和感を感じてしまうエピソードも少なくないのである。
 例えば、ある高級官僚は、「外交は感情や正義感で行うものではなく、利害得失を考えて行うものだ」と言い放っていたという。著者は、その発言を実名をあげて批判しているのだが、その批判はおかしいのではないか。
 そのほかにも、首を傾げてしまう記述が少なくない。
 私、評者は外交の専門家ではない。一民間人として、あくまでも素人考えであることを断った上で言わせてもらおう。
 少なくとも、外交とは感情や正義感で行うものではないだろう。全世界の人々の幸福を追求するものでもない。国家としての利害得失を考えて国益のために行うものであるはずだ。それが日本国民の幸福につながるわけである。そのために、正義や大義に反した行動をとることもあるだろう。各国ともそれぞれの国益を伸張するため、シビアな外交駆け引きが展開されるのである。ゆえに、先の高級官僚の発言こそが正論なのではないだろうか。
 また、著者は小泉首相や高級官僚たちの日米同盟一辺倒の外交姿勢を批判している。しかし、日米同盟重視は日本外交の基本方針なのではないのか。
 現在の日米同盟は、百年前の日英同盟に似ている。当時はロシアという領土侵略の野心に燃える国家に対して、安全保障の必要上、英国と同盟を結んだ。そして、英国の軍事的・財政的支援を受けたおかげで、日本は日露戦争に勝利することができ、ロシアの侵略から国を守ることができたのである。
 現在でも、日本の周辺には北朝鮮はもとより、中国、ロシアといった、必ずしも日本に対して友好的とはいえない核保有国が存在している。そうした周辺国の核ミサイルは日本を照準している。そういう現状から、日米同盟は日本の安全保障の生命線と言えるだろう。もちろん、同盟に頼りきるのではなく、自国の防衛は自分たちで、という国防意識と防衛装備の充実などは極めて重要なことであるが……。
 最後に著者は、憲法、天皇の戦争責任など、政治論も展開している。しかし、これまた違和感を強く感じさせる主張である。さらに、小泉首相への罵詈雑言など、後味の悪い終わり方をしているのである。
 何れにしても、著者が極めて正義感の強い人物であることは間違いない。だからこそ、著者は外務省内では異端だったのかもしれない。
 やはり本書は、著者自身が書いているように、「私怨による憂さ晴らし」なのである。

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紙の本

同じ穴のムジナ

2003/10/21 16:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒデちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 天木氏が官僚の国民蔑視の言動をあぶり出した点は評価できるが、氏の英雄気取りがあからさま過ぎて滑稽ですらある。
 外国特派員協会での記者会見で、「解任されなければあと数年外務省に務め、この本は書かなかった」と氏自身が語っている通り、所詮は首を切られた私怨による憂さ晴らしのための怪文書でしかない。
 しかも、「キャリアの中に出来が悪い者がいるが、ノンキャリアはそれ以上。最初からノンキャリアの試験を受けるような奴は敗北者」と、自分を支えてくれていたノンキャリアを切って捨てるに至っては何をかいわんや。
 ムジナが穴を追い出されて逆上し、かつての仲間をあげつらっているだけ。
 本当の意味で国を改革するなら、まず自分の来し方を見つめ直すべきである。

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34年以上勤務した組織にこれだけのことが言えるとは…

2003/10/19 19:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良書普及人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大使までやった人が、今更、さらば外務省、でもあるまいにと思っていたが、既にこの本を読んだ知人が、なかなかの本であると言っていたので、購入して読んでみた。結論を言えば、天木という人は、知能指数が高く、正義感の強い人なのだなあと思った次第である。書いてあることは極めて論理的で、具体的になるほどと思わせる話が筋立っている。
 しかし、あまりに正義感の強い人は、大きな組織の中で弾き飛ばされてしまうのかなあと、しかも、頭がいいので、何故自らの正義感に基づく所見が受け入れられないのか理解できない状態が、外務省勤務の34年5ヶ月間続いたのかと思うと、気の毒と言うか、何と言っていいのか、言葉を失う。
 そして、これだけ長期に渡って外務省に勤務した人に、最後の最後に、プライドを以って辞令を渡せない組織はどういう組織なのか。そして、このような、外務省にとっては最悪の形で、様々なことが暴露され、こんな事になるのだったら、もう少しやりようがあったものと、今では外務省の官房では大いに反省しているものと想像に難くない。
 外務省の有名プレーヤーが、実名やイニシャルで登場する。知っている人であればさもありなんと思うような形で。この本に書かれた内容が、政治的に取り上げられることになると、総選挙後の国会がどうなっていくのか気にならない、と言えば嘘になる。
 外務省が、劣化しているという指摘は、正しいのか正しくないのか分からないが、この本を読んでいて思ったのは、少なくとも劣化を食い止めるために、何をすべきだったのか、天木氏自身が、組織の内部で何とかできなかったのか、ということである。この本を敢えて世間に問うたのが、こういうことでしか問題提起できなかった、ということかもしれないが。
  

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2004/11/28 12:53

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2006/08/30 11:20

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