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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2003/10/11
- 出版社: 講談社
- レーベル: YA! ENTERTAINMENT
- サイズ:19cm/349p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:4-06-212063-1
読割 50
紙の本
都会のトム&ソーヤ 1 (YA!entertainment)
著者 はやみね かおる (著)
クラスメイトの創也の秘密を、偶然知ったぼく、内人。その日から、塾通いに追われる退屈な生活が、がらりとかわった。創也といると、冒険がむこうからやってくるんだ。―中学生コンビ...
都会のトム&ソーヤ 1 (YA!entertainment)
都会のトム&ソーヤ(1)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:16,984円(154pt)
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商品説明
クラスメイトの創也の秘密を、偶然知ったぼく、内人。その日から、塾通いに追われる退屈な生活が、がらりとかわった。創也といると、冒険がむこうからやってくるんだ。―中学生コンビが活躍する、はやみねかおるの新シリーズ。【「BOOK」データベースの商品解説】
クラスメイトの創也の秘密を偶然知った僕、内人。その日から、塾通いに追われる退屈な生活が、がらりとかわった。創也といると冒険が向こうからやってくるんだ…。中学生コンビが活躍する新シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- OPENING
- 第一部 ぼくたちの砦
- 休憩時間 竜王創也と砦に関する一考察
- 第二部 おうちにつくまでが遠足です
- 第一章 前日は、はやく寝ましょう
- 第二章 目的地につくまでがんばりましょう
- 第三章 笛が鳴ったらお弁当
著者紹介
はやみね かおる
- 略歴
- 〈はやみねかおる〉三重県生まれ。「怪盗道化師」で第30回講談社児童文学新人賞に入選。著書に「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズなど。
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紙の本
たとえミシシッピ川が無くても
2012/02/02 20:27
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ト―チ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の片割れ、内藤内人はごく普通の中学生だ。普通に学校に通い、普通に友達と話を合わせ、普通に塾に通う少年。
そんな平凡な中学二年生の春、夜の街で同級生、竜王創也を見かけたときから、彼の冒険は始まっていく――
読者が読み進めていくにつれ、最初に度肝を抜かれるのは「砦」での攻防だろう。
創也の秘密を知りたがる内人を試そうと、彼は内人を「砦」へ誘う。なんと彼は名だたる企業の御曹司で、企業の使わなくなった廃ビル――「砦」を使用しているそうだ。
中学生がこんなものを持っていることも驚きだが、そこでさらに内人が彼の試験をくぐりぬけるためとはいえ、サバイバル技術を駆使して牛乳パックの松明なんぞをパパッと作ってしまうのである。マッチもライターも無いのに火をつけてしまうその手際の良さに、平凡な中学生だと信じて疑わなかった我々はただただ唖然とするしかない。冒頭部分からの内人の言動や行動は、本人の言うとおりの「ごく平凡な中学生」そのものだったのだから驚きもひとしおだ。
こうしてはれて創也のお眼鏡にかない、「砦」に通うようになった内人は創也とともに様々な冒険をする――
物語は、一貫して内人の一人称で語られる。
創也曰く「最強のサバイバル技術」を持つ内人だが、感覚はいたって平凡な中学二年生、毎度毎度冒険に引っ張り出してくる正真正銘のおぼっちゃま、創也の行動やら行く手に待ち受ける障害やら彼らを取り囲む奇想天外な面々に、時に驚き、時にあきれ、時に愕然とし、時にパニックになる。そんな日常的な観点を持つ内人が語る冒険だからこそ、彼とともに笑い、焦り、驚き、次第に彼らとともに冒険にのめり込んでいってしまうのだ。
彼らを取り囲む面々も面白い。創也を護衛する最強のお守、二階堂卓也。内人の方思いの相手、堀越美晴とその父、堀越ディレクター。そして創也が「夢」のために追う謎の人物、栗井栄太――主人公の内人と創也に負けず劣らず個性的な面々の集う中、猪突猛進に進む創也に引きずられるようにして内人は彼らと待見えていく。
夢を純粋に追いかける創也と、しっかりと夢を持つ創也を羨み、協力する内人の二人の会話も面白い。基本的に常識の抜けている創也を内人が全力で押しとどめようとするその光景に、我々は笑いをこらえきれない。余談だが、私が初めて友人に「トーチって、本を読む時百面相するんだね」と言われたのはこの本だったりする。
――ミシシッピ川が無かったから、トム・ソーヤになれなかった。ぼくは、そう思っていた――
本文の前に作者が書きだした、この文から始まるコメント。
特別な場所でなくても、特別なことが無くとも、いつでも冒険は始められる。心からわくわくする「なにか」に合うことが出来る。この本は、正にそのことを教えてくれる。
退屈な日常に飽きたなら、あたりを見渡してみればいい。冒険とは、自分から進んでいくものなのだ。
電子書籍
読んで損なし!
2020/11/02 17:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ボイルドキャベツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私がめちゃくちゃ好きなシリーズです。
毎回テスト100点の創也と無敵サバイバーの内藤が究極のゲームをつくろうとします。
巻が増すごとに創也がアホ(愛すべきアホです)になっていくような…?
紙の本
面白い
2019/05/25 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はやみねさんといえば怪盗クイーンでこっちは知らなかったんですが
1巻だけ読んでみたらこれも面白い!
天才ソーヤ君もいい味でしたが、いかにも凡人主人公な内人くんも
話が進むにつれ妙に高いサバイバル能力を発揮して大活躍なのが
意外で面白かったです。
紙の本
好きなシリーズ
2016/03/01 23:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなシリーズです。
普通でない中学生2人が究極のゲームをつくろうとします。
巻が増すごとに創也がアホ(愛すべきアホです)になっていくような…?
紙の本
伝説はここから始まった!マチトムシリーズ第一巻!
2017/12/03 02:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はっぱちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はマチトムシリーズを本気でお勧めしたい!息をつかせぬ知識のバトル!謎の敵との無謀な対決、腹筋崩壊のユーモアがたくさん!「青春冒険ミステリー小説」です!その第一巻で、主人公たちが急接近します。マチトムを知っていようが知らなかろうが、取りあえず読め!大人でも楽しめる児童小説の金字塔、降臨!
電子書籍
舞台は違うが
2021/12/09 13:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーク・トウェインが書いた話とはまるで舞台が違うが、作品の持つ自由な雰囲気 冒険心は共通している。そういう意味で良い題名をつけたものだと感心した。ストーリー内容は、ミステリーもの 謎解きものだがそれはそれで楽しめる。しかし残念なことに絵柄がギクシャクしてどうも話の内容にのめり込めない。
電子書籍
楽しめました。
2015/03/20 13:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生、中学生の時にはやみねかおるさんの作品を夢中になって読んだ人は、私を含め、かなりいるのではないでしょうか。そういう懐かしさも相まって、より楽しく読み進められたと思います。登場人物の回想に度々出てくる、おばあちゃんの存在が大きいなぁと思いました。ちょっとした雑学だけでなく、おばあちゃんが教えた行動指針が窮地を救っているように思えたからです。本当に久しぶりに著者の本を読みましたが、とても楽しめました。
紙の本
いまどき都会で、冒険といったら、こんなふう?パソコンあり、ゲームあり、テレビ出演あり、携帯ナビあり。舞台も小道具も、いまどきの中学生向き!
2004/02/16 19:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エーミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
YA向きエンターテイメントとして、創也と内人の中学生コンビが活躍する冒険シリーズがはじまった。まさにエンターテイメント。サービス満点といった内容。竜王グループの後継者で成績優秀で知性派で美形、但し人をよせつけない冷たい感じの創也。そして、そのまる反対のごくふつうの中学生の内人。ストーリーは日常生活(といっても、創也の生活は特殊だけれど)から、不思議な事が起こるといったもの。創也が謎の天才ゲームクリエイタ−をさがしているというのと、他の出来事がどこかでからみあってきて、事件が起こる。謎解きあり、冒険あり、次々と展開して行く。人物設定は、コミック風ともテレビドラマ風ともいえる。ストーリー展開は、推理小説・冒険小説・スパイ小説そして学園ドラマ風といった感じ。どんどん読めて面白い。
シリーズの1巻目がでたところだが、これから何巻まででるのかな? これからも楽しめそうだ。
★★★★
(エーミール/図書館の学校・児童書選書委員会)