サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規:5周年記念!最大5倍ポイントキャンペーン(0428-0531)

1,000円以上の注文で3%OFFクーポン(0628)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

ふたりジャネット
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 17件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.2
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/383p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-62183-8
  • 国内送料無料

紙の本

ふたりジャネット (奇想コレクション)

著者 テリー・ビッスン (著),中村 融 (編訳)

サリンジャー、ピンチョンら有名作家たちが続々と田舎に引っ越してきた? 英国が船みたいに動きはじめた? ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞作「熊が火を発見する」の他、...

もっと見る

ふたりジャネット (奇想コレクション)

2,052(税込)

ポイント :19pt

現在お取り扱いができません

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

通販全商品!3%OFFクーポンプレゼント

こちらは「本の通販ストア全商品対象!1,000円以上のご注文で、3%OFFクーポンプレゼント」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはクーポンの取得が必要です。

キャンペーン期間:2017年6月22日(木)~2017年6月28日(水)23:59

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

サリンジャー、ピンチョンら有名作家たちが続々と田舎に引っ越してきた? 英国が船みたいに動きはじめた? ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞作「熊が火を発見する」の他、表題作など全9編を収録した短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

熊が火を発見する 7-26
アンを押してください 27-44
未来からきたふたり組 45-68

著者紹介

テリー・ビッスン

略歴
〈ビッスン〉1942年米国ケンタッキー州生まれ。アメリカのSF作家。90年ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞。著書に「世界の果てまで何マイル」「赤い惑星への航海」など。

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー17件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

ある日クマさんに

2004/05/04 14:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼこにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 貰い損ねた形見の品がある。祖母のブローチ。今時「ブローチ」という言葉自体もかなり懐かしい感じになっているのだが、好みのうるさい祖母が珍しく気に入って愛用していた品で、安くはないが高くもない、まあそこそこのものだったらしく、なぜか「その時が来たら」私にくれる約束となったものの、しかし貰う側としては「その時が来たら」の話はしづらいもので、「それでは気長にお待ちしております」などと軽口を叩いたあのブローチである。それから数年経って実際に「その時」が来てみるとそんなことは思い出す余裕もなく、ようやく心が落ち着いた頃になって「そう言えばあんなことがあったっけな」などと思い返すのだが、母さん、僕のあのブローチ、どうしたでせうね。
 ビッスンという作家は名前すら知らなかったのだが、奇想天外な着想と、それでいてホンワリした暖かさとにえらく魅了されてしまった。この話は一体どこへ進んで行くのだろう、と考えながら読み進み、この話は一体どこへ到着したのだろう、という感じで読み終えた作品がいくつかあって、『熊が火を発見する』もそのひとつ。しかしこのほのぼのと染み渡る読後感はただごとではない。
 中心になる人物は語り手であるややウダツのあがらない中年男、その老母および甥、そして焚き火好きのクマたちであり、その全員がどこかしら孤独の陰を内に秘めながら、しかしそれを表に晒すことはせず黙々と日々の暮らしを営んでおり、それらのいくつかの孤独が重なり合ってなんとも美しいクライマックスを迎えるのだ。『上品なランズデール』とでも言おうか、軽妙にして上質な文体で物語はサラサラと運ばれて行き、登場人物たちはそれぞれの哀しみを抱きやがてほぼ何事もなかったようにまたもとの日々へ戻るのだが、胸の奥底にほのかなヌクモリの記憶が刻まれている。うるわしいではないか。
 子供の頃などはよく、その意味するところも知らないままあらゆる対象(友情、将来、恋愛、嗜好など)に永続性を求めたりしがちであるが、年をとると反対に、終わりゆくこと、消えゆくものの価値が少し分かるようになった気がするもので、それは一見淋しいことのようにも思われるけれど、やはり人生の途上で習得したかけがえのない指針なのかも知れない。生き物は出会って惹かれ合い、接近し、かりそめのゲマインシャフトを構成して、それから時空の移動その他条件の変動に伴って、美しいリボンがするりとほどけるようにゆるゆると離れて行く。実にさりげなく、また消極的なかかわりではあるのだが、そこに熱烈な関係にはない柔らかさと優雅さを感じるのだ。これもまた、そんな淡い寂寥をユーモラスな語り口に包み(最後のほうの「一緒に火を囲んでいるうちにクマがそわそわし始めた」という下りがたまらなくおかしい)、微妙なさじ加減で味付けしたお菓子を味わうような物語なのだと思う。
 たぶん大切なものは消え行くリボンの、あのひらひらと定まらない姿の記憶なのであって、だから本当のところは形見の品などいらないのだ。
 

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

内容紹介

2003/11/03 23:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【内容紹介】
 当代きっての異能ユーモア作家が描く、ポップに洗練されたカントリー的ファンタジーの世界! その面白さが凝縮された、本邦初の短篇集。わたしの生まれた町に有名作家が次々に引っ越してきた! 表題作「ふたりジャネット」のほか、ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞の名作「熊が火を発見する」、盲目の画家が科学的に死後の世界に〈挿入〉されて見たものは……傑作「冥界飛行士」、イギリスがある日突然、海上をさまよいはじめた……「英国航行中」、コミカルな「アンを押してください」「未来からきたふたり組」、そして抜群の面白さをほこる〈万能中国人ウィルスン・ウー〉シリーズ全3作を含む、全9篇収録。
【著者略歴】
 テリー・ビッスン(Terry Bisson)1942年、米国ケンタッキー州生まれ。ユーモアとペーソスに彩られた作風は、高い評価を受けている。「熊が火を発見する」著書に『世界の果てまで何マイル』『赤い惑星への航海』他。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/11/09 20:11

投稿元:ブクログ

一言で言い切ってしまえば、SF短編集です。
特に後半何作かは、SFが好きで数学が得意な方はとても楽しめる内容ではないかと思います。
本当にSFが苦手な方がこの短編集を読むととても辛い…(笑)
「未来からきたふたり組」は個人的にオススメです。

2004/09/30 20:59

投稿元:ブクログ

大好き。これは耐え切れず手元に持ってます…万能中国人ウィルスン・ウーは、ティム・バートンに映画化してほしい。数式だけで笑えるなんてサイコー。

2005/01/06 09:35

投稿元:ブクログ

収録作品
・『熊が火を発見する』
・『アンを押してください』
・『未来からきたふたり組』
・『英国航行中』
・『ふたりジャネット』
・『冥界飛行士』
・『穴のなかの穴』
・『宇宙のはずれ』
・『時間どおりに教会へ』
所収作品はみんな面白いけど、特に万能中国人ウィルスン・ウー・シリーズが傑作。
 ユークリッド的なんちゃらでアメリカの廃車場と月面が穴で繋がってしまったり、
 反エントロピー的なんとかで、現象が逆転し始めたり、
 古い白黒テレビから時間が漏出してしまったり、
 てな現象を見事(?)な数式で解き明かし、解決するシリーズ。
 なんと言っても、ウーが魅力的。
 パリでパンの修行をして、
 ブロンクスで物理学、プリンストンで数学を修め、
 どこかの法律学校に通い、台湾で漢方を学び、
 隊商学校に行き、NASAの仕事もしていた、という長身の中国人。
 京極堂に通じるものがあるかな。
 得体の知れない数式を書いて、「こういうわけだ」といって見せるのがたまらない。
 極めて私的な感想だけど、
 なをさんの漫画で意味もなく顔が伸び続けるコマとか、
 『カールビンソン』を字で読んでいる感覚かも。
 ウー三部三部作が一冊にまとまるのは世界初だそうだ。

2006/07/21 18:51

投稿元:ブクログ

放置プレイ型奇想小説その2。ATMにデートを冷やかされたり、ちょっとした観光気分でイギリスが旅行したり、胡散臭い中国人が素晴らしい数式を用いて宇宙の神秘を解き明かしたりします。

2011/12/02 13:00

投稿元:ブクログ

河出書房の奇想コレクションの一冊。図書館で借りましたがこのシリーズ良いなあ。そのうち集めたいな。たんぽぽ娘が発売されたら買うつもりではありますが。

テリー・ビッスンって読んだことないなあと思ったらマックたちの作者なんですね。あの話はパンチが効いていて一度読んだら忘れられない短編だと思いました。なるほど納得。

SF作品と言うとその作品の世界観に入りこむまで苦労する作品も多いのですがこの作家の作品はそういう苦労は無く、すんなり世界に入り込んで楽しむことが出来ました。日常の延長のような不可思議な世界が描かれているからでしょうか。
個人的には熊の話よりもアンを押してくださいと謎の中国人ウーの活躍するお話が好みでした。いや、穴のなかの穴は良いねえ。これぞエンターテイメント、と言う感じで。
読んでいて何となくブラッドベリを思い出しました。機会があれば原書で読んでみたいです。

2010/08/03 21:02

投稿元:ブクログ

日本オリジナル短篇集。
9篇収録。

<万能中国人ウィルスン・ウー>シリーズ3作は、ウーの経歴を見ただけでも笑えちゃう面白さ。扱われている主題も、ちょっと情けない語り手の語り口も楽しめる。

「熊が火を発見する」「英国航行中」での孤独の描かれ方も、とても好み。

  The Two Janets and Other Stories by Terry Bisson

2010/09/23 12:49

投稿元:ブクログ

短編の名手ビッスンの日本オリジナル短篇集。ユーモラスでファンタジックなホラ話9篇を収録。静謐なイメージが美しい「熊が火を発見する」、皮肉の効いた「アンを押してください」、孤独な男の生活を描いた「英国航行中」、バカバカしい「万能中国人ウィルスン・ウー」シリーズ、どれも最高。

2011/09/04 01:58

投稿元:ブクログ

短編集。
「穴のなかの穴」、「宇宙のはずれ」、「時間どおりに教会へ」の《万能中国人ウィルスン・ウー》シリーズは特に最高。
到底あり得ない出鱈目な出来事を登場人物はまじめに対処していくところが笑いを誘う。
読後気持ちいいい作品ばかり。

2009/11/19 09:39

投稿元:ブクログ

アンソロジー序盤のいくつかにピンとこず、もう少しで読まずにすますところだった。「冥界飛行士」のダークさに気を取り直し、次の「穴の中の穴」へ。あれ?これ読んだことある、以前のSFマガジンで。”万能中国人”ウィルソン・ウーに再会した。繰り返されるお約束ギャグが笑える。三部作を堪能した。好きだなあこういうの。「穴の中の穴」はマガジン400号記念掲載。500号記念に載ってた「オールモストホーム」も切ない味わいが忘れられない。なのに世評の高いらしい「熊が火を発見する」はいまいち良さがわからない。SFについてはしばしばこんな経験をする。なんで?

2013/03/20 18:58

投稿元:ブクログ

「熊が火を発見する」:親子の話。イメージはノルウェーとかカナダ
「アンを押してください」:よく分からない
「未来からきたふたり組」:タイムトラベルのパラドクスの軽い話
「英国航行中」:親子というより、一人の老人の話
「ふたりジャネット」:別にジャネット2人でなくてもいいような
「冥界飛行士」:どうしようもない暗さ。絵描きのイタコ、だが誰に会うわけでもなく
「穴のなかの穴」「宇宙のはずれ」「時間どおりに教会へ」:この3連作は面白すぎる。積分がすきなんだね。

人間を描く作家だった

2013/03/25 05:10

投稿元:ブクログ

 ちょいSFな短篇集。ラファティの系譜と呼ばれてる人らしいけど、ラファティより読みやすいしユーモアもあると思う。ラファティはたまにわけわかんないオチのを書いたりするし。ハズレがぜんぜんなかった。とにかく全部おもしろい。


「熊が火を発見する」タイトル通りのはなし。熊がのんびり焚き火を楽しんでる様を想像すると、なんだか絵本みたいでほのぼの。ラストはちょい切なめ。

「アンを押してください」ATMでお金をおろそうとしたら、画面に変なメッセージが次々と現れるはなし。笑った。コントみたい。

「未来からきたふたり組」近いうちに消失してしまう重要美術品を守るため、未来人が買い付けにやってくるはなし。ラブコメ風。

「英国航行中」ある日とつぜん、イギリスの島全体が船のように動き出してしまうはなし。人情もの。

「ふたりジャネット」編集者を目指して都会に出てきたのに、地元に次々と有名作家が住み始めてしまうはなし。あまり説明しないけど、ところどころ匂わせてくる人間関係が良い感じ。

「冥界飛行士」死後の世界を見るため、仮死状態になる実験をするはなし。いろいろ切ない。

「穴のなかの穴」自動車修理工場の倉庫内が月とつながってしまう。ドアの向こうには月面探査車が見えていて、持ち帰ることができたらかなりの高値で売ることができる。でも空気ないし無重力だし、どうしよう? という宝探しのはなし。万能中国人ウィルスン・ウーシリーズ1作目。これが一番好きかも。

「宇宙のはずれ」街中の色んなものの時間が戻ってしまうはなし。ボロいクッションは徐々に新品へと戻り、ボケたジジイの白髪は少しずつ黒くなっていく。ウィルスン・ウーシリーズ2作目。難しい数式を書いて宇宙の危機を説明しようとするウーと、それに生返事しつつも彼女にプロポーズすることしか考えてない主人公との掛け合いがとぼけてて面白い。

「時間どおりに教会へ」ウィルスン・ウーシリーズ3作目。今度はニューヨークのあちこちで時間が早く進んでしまうはなし。ひっきりなしに電話をかけてきて難しい話をするウーと、それに生返事しながら新婚初夜のことしか考えてない主人公。「時間が進みすぎると結婚式ができなくなるぞ!」とウーに言われて、しぶしぶ宇宙の危機を救いに行く。なんかすごい大らかな主人公だな。

 ウィルスン・ウーシリーズってまだあるのかな。もっと読みたい。

2013/02/16 17:20

投稿元:ブクログ

さすが奇想コレクション!変な話揃いで、面白かったです(笑)

お気に入りは「熊が火を発見する」。
タイトルの通り、熊が火を発見し、たき火なんかをしている話なんですが、
何故だかその設定が、当たり前のように受け入れられてしまう所が凄い。
どことなく物悲しさ漂う読後感も好きです。

ショートショート「アンを押してください」も面白かった!
お金を引き出そうとATMを操作すると、ATMにバカにされる。
「お預け入れ」「お引き出し」「残高照会」「お天気」…お天気?
それがどんどんエスカレートしていき、、、

個人的に最高だったのが、<万能中国人ウィルスン・ウー>三部作。
ウー、どこまで万能なんだよ!っていう(笑)こんな友人が欲しい…
ウーの経歴や、訳分からない数式を見ただけで笑えます。
主人公アーヴィンとウーの、会話が面白い。
かみ合ってないようで実はかみ合っている(逆か?)のよね。

ユーモアに溢れていて、プッと笑わずにはいられない短編集でした♪

2012/07/29 13:49

投稿元:ブクログ

物心ついたときから死ぬこととはと考えていました。それもボジティブに。
楽しそうに自殺の歌を歌う大島弓子の「雛菊物語」の菊子のようにです。

テリー・ビッスンの奇想コレクションの中の短編「熊が火を発見する」は、いままで読んだ中で、こんな風に死ねたらいいなと思えた小説でした。
年をとって末期ガンで苦しむ女性と、その家族の話が軸になっていて話自体でも感動しますが、そんな感動さえ、どうでもいいほどあたたかくやさしく、さみしい。そんな話です。
人生はそんなものでいいのでは、そんな風に終えていいのではと思います。