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スタイルズ荘の怪事件(クリスティー文庫)

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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 127件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.10
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: クリスティー文庫
  • サイズ:16cm/361p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-130001-5

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文庫

紙の本

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)

著者 アガサ・クリスティー (著),矢沢 聖子 (訳)

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)

799(税込)

スタイルズ荘の怪事件

617 (税込)

スタイルズ荘の怪事件

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みんなのレビュー127件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

デビュー作とは思えない完成度

2018/06/22 07:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーの女王と呼ばれたアガサ・クリスティーの、この作品はデビュー作(1920年)。
 デビュー作であるが、のちにアガサ・クリスティーの代表シリーズともなるエルキュール・ポアロを登場させるなど、処女作という印象ではなく完成度の高さを感じる。
 何しろこの作品の中のポアロはすでに難事件をいくつも解決した名の知れたベルギー人探偵として構築されているところからすると、アガサは入念に人物設定をしていたのだろう。
 あるいは、これから先何度もポアロとコンビを組むことになる、語り部となるヘイスティングズの立ち位置もいい。彼のなんともいえない呆けっぷりも楽しめる。

 さて、今回の事件であるが、閑静なところにある別荘スタイルズ荘でその所有者である富豪の老婦人が毒殺される。
 その別荘には彼女と関係する数組の男女と若き夫がいた。
 遺産を狙ったとまず疑われたのは若き夫であるが、その村にたまたま居合わせたポアロは彼の無実を証明する。
 では、老婦人を毒殺したのは誰か。
 事件解決まで一転二転するから、読者はきっと最後までその犯人にはたどりつけないのではないだろうか。

 アガサ自身はこの作品を書くまでに薬剤師の助手として働いていた経験があり、毒薬の知識は持っていたようだ。
 まさにこの事件のトリックにはその知識がないと解けないかもしれない。
 そして、アガサはこの小説でトリックだけを描こうとしたのではなく、「一人の男と一人の女の間の幸福は、この世の中での最大のこと」を示そうとしたはずだ。

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紙の本

アガサ・クリスティ

2017/12/12 20:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

単純に、読んでいて楽しかったです
ミステリー小説を読み始めて日が浅く、他の作品と比べてどう、ということは正直よくわかりませんが、とにかく楽しかった

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紙の本

記念すべき名探偵ポワロ初登場作品

2016/12/10 13:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

言わずと知れた、名探偵ポワロ初登場作品。

ポワロの相棒のアーサー・ヘイスティングス大尉の視点で物語が語られるため、
私も大尉と同様にポワロや犯人たちに騙されてしまいました。
しかし、私や大尉以上に推理力のある人なら、ポワロの言動で真犯人が誰なのかがわかるのではないかと思います。
そういう点から考えても、本気で犯人捜しをしたい人には推理しがいのあるミステリー小説であるし、犯人がわからなかった人にとってはポワロの頭の良さに脱帽する作品であることは間違いないと思います。

それに加えて、この作品では名探偵ポワロのロマンチストとしての一面も描かれており、
読んだ人の多くが彼の人間としての魅力に惹かれるのではないかと思います。

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紙の本

キーワードは「会話」。ポワロの推理手法の原点はそこにあります。

2010/05/07 22:07

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

クリスティと、そして彼女の生み出した名探偵ポワロの記念すべきデビュー作である。

ポワロはベルギー警察を引退しようかという年齢。恐らく60歳くらいかな。対して、相棒であるヘイスティングズは30歳。若いな^^

旧友の招きでスタイルズ荘を訪れていたヘイスティングズは、その街でかつての友であるポワロと偶然出逢う。
ポワロは、祖国であるベルギーから戦争のためイギリスへ逃れてきており、それを援助していたのがスタイルズ荘の女主人ミセス・イングルソープだったのだ。
再会を喜び合う間もなく、ミセス・イングルソープが毒殺される。そうして、ポワロが解決へと乗り出すのだ。

本作品の初読は20数年前だが、今回で何度目の再読となるのかもうわからないほど読み返している。
それでも、やはり楽しめるのだから、素晴らしい。
冒頭部分はゆっくりと進み始め、終盤以降、スピードが増していく。
法廷の部分など、ページをめくる手を止めることができないくらい。結果がすでにわかっているというのに、だ。

ポワロの捜査の基本は会話だと思う。
人との会話。
ポワロの異国的な、そして滑稽な風貌から、人は警戒心を解き、饒舌になることが多い。
その会話の内容が真実であろうが、作り物であろうが、ポワロの中では整理され、必要な情報と不必要な情報とに分類される。
同じ会話を聞いているはずのヘイスティングズには、それがわからない。
ヘイスティングズのイライラする姿が、何となく可愛くてクスッとさせられるのは、読んでいる自分と重ね合わせているからだろうか。

本作は、クリスティ初期の作品であるので「謎解き」の部分がメインになってはいる。人物像も非常にわかりやすく描かれているのだが、多少大げさな感じもある。その分、不自然なぎこちなさが無いわけではない。
しかし、人の心の動きの描き方はとても巧い。
だからこそ、何度読んでも楽しめるのだ。
一度目は「謎解き」を楽しみ、二度目、三度目は、「伏線」を見つけることを楽しんだり、人の心の動きを追ってみたり。ストーリー自体を楽しむことのできるクリスティ作品。

この事件後、ポワロはいくつもの難事件を解決することになる。時にはヘイスティングズを相棒とし、時にはイギリス警視庁のジャッップ警部を相棒としながら。
そのデビュー作である本作は、クリスティを読む上で外すことのできない大切な作品である。

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紙の本

処女作にして及第点のミステリ

2014/06/20 19:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yami_aru - この投稿者のレビュー一覧を見る

処女作としては及第点。
ポアロの人物描写が優れている反面、記述者であるヘイスティングズの人となりがあまり伝わってこない。
少ない登場人物だが特に女性が魅力的に描かれている点がいかにも女流作家。
犯人像は今後も良く使われるパターンであるが初めて読んだときは非常に感心した。(中学生自分?)
40年ぶりぐらいに再読してみたが今の視点で見ても楽しく読めるところがアガサの本領です。

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2005/08/15 07:47

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2016/04/29 12:47

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2005/12/30 22:20

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2008/06/28 19:24

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2012/04/30 01:03

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2006/04/06 21:58

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2010/01/18 21:20

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2009/11/07 15:27

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2006/08/11 21:24

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2009/03/04 11:34

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