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魂の労働 ネオリベラリズムの権力論
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.11
  • 出版社: 青土社
  • サイズ:20cm/293p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7917-6068-9
  • 国内送料無料

紙の本

魂の労働 ネオリベラリズムの権力論

著者 渋谷 望 (著)

資本が最優先され、個人が弱体化するこの競争社会をいかにして生き抜くか。管理社会、介護など、現代思想の最重要キーワードを軸に、消費社会の権力ゲームがはらむ矛盾を抉り出し、ま...

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魂の労働 ネオリベラリズムの権力論

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商品説明

資本が最優先され、個人が弱体化するこの競争社会をいかにして生き抜くか。管理社会、介護など、現代思想の最重要キーワードを軸に、消費社会の権力ゲームがはらむ矛盾を抉り出し、まったく新しい労働論を打ち立てる試み。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

渋谷 望

略歴
〈渋谷望〉1966年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。千葉大学文学部助教授。専攻は社会学。著書に「音の力」「エイジングと公共性」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.6

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

勝ち組/負け組を超えて、経済活動でも政治運動でもない「手に負えないスタイル」へ

2004/01/11 12:37

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:碧岡烏兎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 渋谷が解説する現代、というより二十一世紀初頭の労働状況はかなり絶望的。それでも、説明が与えられ、絶望的な状況を把握するだけでも、ある程度すっきりした気持ちになるから不思議。
 かつて、フォーディズムと渋谷が括る時代には、労働が強制された。「働かざる者食うべからず」が標語となって、学校では勤勉な労働者が育成され、工場では勤勉な労働が監視された。対して現在のポスト・フォーディズムにあっては、労働はもはや強制されない。それは喜んでするものとして、人々の内面に埋め込まれている。労働は働きがい、生きがいを求めて率先してするもの。だから努力も報酬も労働の対価として全面的に肯定される。それどころか、報酬がなくても喜んで働くことさえ、奨励されている。サービス残業やボランティアがその例。
 そこでは「働かざる者生きるべからず」が標語となる。以前のように全員が労働することがもはや期待されていない。働かない者は切り捨てられる。スラムに追いやられ、生活保護は剥奪され、ただ死を待つだけの身に放置される。
 勝ち組、負け組という単純な分け方ではすまされない。今の状況が絶望的なのは、勝ち組が一方的に勝っている、つまり負け組の不幸を犠牲にして幸福になっているわけではないから。勝ち組は激しく労働し、激しく消費する。何かに強制されてしているのではない。それが幸福だと自分で思うように慣らされている。一方は機械のように労働と消費を繰り返し、他方は道端の草のように見捨てられている。どちらも人間的な暮らしではない。
 渋谷は、労働消費をくりかえす機械化人間でもなく、自然化された世捨て人でもない生き方を、スラム街で生まれたヒップホップを例にしながら考える。しかし、現在の労働事情を現代思想の最新用語を駆使して整理する前半の緻密な構成に比べると、今後の道筋を論じるために書き下ろされた終章はやや性急にみえる。というのは、「後にヒップホップは消費文化へ吸収される一方で、ブラック・ナショナリズムにも接合されていった」から。
 この一節は、ヒップホップが多様な文化を抱えたサブ・カルチャーだったことを説明する文章を導く譲歩として書かれているけれども、見逃せない重要性をもっている。なぜなら、ヒップホップだけでなく、あらゆるサブ・カルチャー、アンチ・カルチャーは、消費文化とナショナリズム、すなわち経済と政治と吸収される傾向があるから。
 そうした政治にも経済にも吸収されない生き方を、渋谷は「手に負えないスタイル」という言葉にこめている。

 誰にもマネできない「手に負えないスタイル」を有したマイノリティになること。固有性(シンギュラリティ、原文英語表記)を獲得し「サムバディ」になること——これは多数性の力を増殖させることでもある。(終章 <生>が労働になるとき)

 この結論に異論はない。こうした試みはこれまでもまったくなかったわけではなく、今もあちこちでされている。問題は、そうした個人個人の試みが、なぜ、どのようなメカニズムによって、アルバイトや副業を通じて再び労働機械に落ち込んでしまったり、ある種の政治行動や組織的な運動に吸い込まれてしまったり、要するに手に負えないどころか、手なずけられてしまうのか、という点にある。
 渋谷の論考が、状況整理が鮮やかである一方で、指針提示があいまいに終わっているのは、彼の立場が不明瞭であることを示すものではなく、むしろ、現状の不安定さを示している。それ以上に、人間存在そのものが本来矛盾を内包していながらも、その矛盾からつねに出発するほかないことを、明瞭に示しているのではないだろうか。

烏兎の庭

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『魂の労働』刊行記念・渋谷望先生講演会のご案内

2003/12/03 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『魂の労働』(青土社)刊行記念・渋谷望先生講演会

日時:12月6日(土)18時30分から
場所:三省堂書店自遊時間店内・上島珈琲店
参加要項:入場料1000円(ドリンク付き)定員60名
お電話またはご来店にてお申し込み先着順
*ご来店の際は神田本店4階へ

お申し込み・お問合せ:
三省堂書店神田本店4階 03-3233-3312(代表)

内容:グローバリゼーション、ネオリベラリズム、公共圏、管理社会、介護など現代思想の最重要キーワードを軸に消費社会の権力ゲームがはらむ様々な矛盾をえぐりだし、まったく新しい労働論を打ち立てた『魂の労働』の刊行を記念した講演会です。

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2005/05/26 08:59

投稿元:ブクログ

烏兎の庭 第一部 書評 1.13.04
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/tamasiiy.html

2007/11/07 00:19

投稿元:ブクログ

まず標題の論文がおもしろい、というか、一労働者として考えさせられる。「仕事/プライベート」という二分法が次第に無効化されていく中で、労働者の「労働」はいったいどこに〈搾取〉されていくのだろう……? まさか〈搾取〉がなくなっていくわけではないし、そのあたりの言語化が必要だなあ、と拙く感想を抱いた次第。もっとも、読了からひと月くらい経つので、印象が薄れてしまったのですが……(苦笑)(20071106)

2008/06/24 00:44

投稿元:ブクログ

「私たちは働くべきだ」というネオリベラリズムのワークフェア言説は、若者にじっさいに勤労意欲を喚起させることを本気で狙っているわけではない。やりがいのない、しかも低賃金の労働を若者が率先して行うなど、いったい誰が本気で信じるだろうか。 

こういった考えは、往々にして食えない。
 この本を手に取った理由は「自己実現」「労働の喜び」「やりがい」これらのポジティブ啓発系の価値観に、自分は決して馴染めないという意味で胡散臭さを感じていたから。題名の通り、本書は労働概念に関する左向きの内容だ。世界は変えられないにしても、自分の位置から見える世界が一体何者なのかは知っておきたい。
 なぜ胡散臭いかっていうと、それがネオリベの策略だから。何でもかんでも自由化で民営化すると、僕らの生活全てが商品としての価値を持つ。介護だって家事だって趣味だって。全てが交換価値を持つとその活動は「労働」となる。介護労働、家事労働、自己投資だって回収を意図している点で立派な労働だ。生活全般が労働概念に覆われるとどうなるか、割り切れなくなるのだ。例を挙げるとサービス業だ。そこには感情労働と単なる労働という両義性が常にある。そしてそこでは「対人ストレス」などの金に換えられるコストがコストとしてではなく、やりがいや充実感といった「特典」として解釈される。ここでポジティブ啓発系が顔を出し始めて仕事として割り切れなくなってしまう。
 この感情労働と単なる労働の両義性は第三次産業にあたるような無形財を扱うビジネスでも顕著になる。(ちなみにクリエイティブ系も含まれる)つまり無形財ビジネスだらけの今では「仕事だから」と割り切ることは生きる事を放棄するのと同じ意味として扱われる。仕事にやりがいを求めず人生に怠惰する人は、社会から疎外される。(製造業の感情労働と顧客主義との面白い関連
もあるけどめんどくさいから省く)
 「自己実現」「労働の喜び」「やりがい」これらが巷に流布するのは
・生活全てに商品価値を与えて、労働概念を作り変えるため
・社会から「非生産的な怠け者」を排除して100%労働者を作るため
ここまでくると、やってられなくなる。全ては右向きの人のルサンチマンでひがみだと著者は看破する。でも著者は異なる労働概念の可能性も指摘している。それが「怠惰ながら勤勉な労働」であり「ポッセ」だ。
左向きで食えない考えだけど、すこぶる面白いのだ。

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