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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.10
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/360p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-774670-9

紙の本

相剋の森

著者 熊谷 達也 (著)

「山は半分殺してちょうどいい」という動物写真家の言葉をきっかけに、マタギ取材に乗り出す女性編集者。自然保護や環境問題、そして失われゆく伝統的狩猟文化の行く末は。今、東北の...

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相剋の森

税込 2,310 21pt

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商品説明

「山は半分殺してちょうどいい」という動物写真家の言葉をきっかけに、マタギ取材に乗り出す女性編集者。自然保護や環境問題、そして失われゆく伝統的狩猟文化の行く末は。今、東北の森に何が起こっているのか!?【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

熊谷 達也

略歴
〈熊谷達也〉1958年宮城県生まれ。東京電機大学理工学部数理学科卒業。「ウエンカムイの爪」で第10回小説すばる新人賞を受賞。「漂泊の牙」で第19回新田次郎文学賞受賞。他に「迎え火の山」など。

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評価内訳

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紙の本

自然と向き合うにあたって、「はじめにありきなのは、『共生』ではなく『共死』なのです」という言葉をあなたも考えてみませんか。

2004/11/09 18:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小説は、『第十二回マタギの集いIN 阿仁』の会場から始まる。
 「今の時代、どうしてクマを食べる必要性があるのでしょうか」という編集者である佐藤美佐子の発言で会場の空気が張り詰めた。失笑や揶揄の呟きとともに居心地の悪い沈黙が会場に満ち、会はお開きとなった。編集者の佐藤美佐子とマタギの滝沢昭典、そして、カメラマンの吉本賢司が出会うきっかけとなった会である。
 その会で出会った動物写真家吉本の「山は半分殺してちょうどいい」という言葉をきっかけに、美佐子は、マタギ取材に乗り出すことになった。 仕事上の伴侶でもあった恋人の裏切りに遭い、タウン誌の編集長という立場を去り、また、都会の出版社での条件の良い仕事も断り、美佐子は、全存在をかけてマタギ取材に向かう。カメラマンの吉本とマタギである滝沢の協力を得て、取材を続けることになった。

 美佐子が、マタギの取材を通して、問題意識を持ち、本当の自分を知ってゆく過程を描き、自然保護や環境問題、自然と人間の共存という問題に、鋭く、深く、また、人情味溢れる語りで食い込いんでゆく一冊。
 クマが人里に現れ、人間を襲うという報道が続く昨今、東北の森に何が起こっているのだろうかという疑問と共に、冒頭の張り詰めた場面から一息に読み終えた。 

「はじめにありきなのは、『共生』ではなく『共死』なのです」という高名な宗教学者の言葉が印象に残る。盛岡で開催された『ツキノワグマを考える会』の講師として招かれた宗教学者山岸哲夫は、「…互いに殺し合うのが生き物の本質なのです。死を見つめるという部分が抜け落ちた議論は、なんの意味もない。他者を殺す覚悟と、自己が殺される覚悟。このふたつの覚悟がはじめにあっての共生の思想であれば、私にも頷ける…」と言った論調で話を進めた。
 都会に住んでいると、死と真正面に向き合う機会がない。自然保護や環境問題などと大上段に構える前に、自分の死というものを、また、自分の生を支えるために死んでいる生き物の存在を感じてみる必要があるのではないかということを考えさせられた。

 美佐子は、滝沢たちが行うクマの「巻き狩り」に同伴することになった。巻き狩りの途中、美佐子は、森の中で迷ってしまう。底知れぬ深い森の中で、あきらめかけた美佐子に吉本への想いが溢れ出して止まらなくなった。獣のように吉本と交わりたいという欲望を森は美佐子に甦らせた。その思いが、なんとしても生き延びたいという美佐子の意志に転じた。
 森の中を一人さまよう美佐子の元にツキノワグマの子どもが現れる。母親を失った子グマは、美佐子に甘える。この子を逃がしてやっても餓死するだけだ。それならば、いっそのこと、殺してあげたほうがよいのではないかとの思いが一瞬よぎる。子グマを殺せなかった美佐子は、子グマを抱いたまま、滝沢たちに助けられることとなった。
 クマの巻き狩りに美佐子が同伴する場面は、小説の山場ではないかと思う。執筆にあたり、実際に新潟のマタギ集落に足を運び、泊りがけの取材を重ね、マタギの頭領の許しを得て、一緒に山に入り、「巻き狩り」を実体験した著者ならではの迫力と臨場感に溢れる語りだ。
 取材の途中で、美佐子とマタギの滝沢の曾祖父松橋富治の存在が明らかになる。続く『邂逅の森』は、二人の曾祖父松橋富治が主人公の小説である。『邂逅の森』から先に読み、『相剋の森』を読んだが、いずれも自然への畏敬の念を呼び覚まし、人間の生と死への問題意識に深く切り込む良書であると思う。クマ騒動から目をそむけることなく、自分の問題として考えるきっかけとなる一冊ではないだろうか。

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紙の本

欲を半分殺す——森で生きるマタギの暮らし

2004/01/29 17:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:林さかな - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんともひきつける冒頭だった。
編集者、佐藤美沙子は取材で、マタギの集いに参加した。懇親会で聞き出したい言葉を得た彼女は、次の日のディスカッションで会場を凍らせた。
「今の時代、どうしてクマを食べる必要性があるのでしょうか」と。
わかりすぎるくらいの、自然保護を丸出しにしたような発言、もちろん彼女自身はそんな短絡的はことで発言したのではないといいながら、読者を苦笑させてしまうこの言葉のおかげ(?)で、いったいどうなることやらという興味が先に立ち、あとは二段組み368頁の長編をあっという間に読了した。

クマ狩りなどせずとも、必要な栄養もお金も得ることができる21世紀に、マタギの存在は必要なのか。動物保護の観点ではどうなのか。自然は。里に暮らす人々の安全は——。そのどれもが、相反してしまう。

著者は都会人である編集者が、マタギを知ることで価値観が変わっていく様を描き、田舎、都会、森、山を伝えていく。

食べていくこと、生きていくこと、きれいごとではないのだという当たり前のこと。狩猟についてどう思うかと問われた登場人物のひとりがこう答える。

「人間が狩猟によってクマやウサギを捕らえて食べてもびくともしないだけの、豊かな自然の実現。」

私の住むこのあたりにもクマが出る。鈴を鳴らして歩くようにという警報が近所の駐在所からちらしでまわってきた。もう少し奥へ行くと、いまでも、猟銃をかついでいる人たちがいる。

欲をすべて満たすのではなく、半分殺して命をもらって生きていくこと。
それが共生につながるのではないかとこの本は語っていた。

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