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  • みんなの評価 5つ星のうち 2.7 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.11
  • 出版社: 原書房
  • サイズ:20cm/380p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-562-03709-1

紙の本

七つの丘のある街

著者 トマス・H.クック (著),佐藤 和彦 (訳)

薄汚れたフォードに乗って拉致監禁殺人を繰り返す。動機もなく畏れもない、全米を震撼させたひとりの少女。やがて法廷で明かされる「真実」に陪審員たちは…。「緋色の記憶」へと連な...

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七つの丘のある街

税込 1,980 18pt

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商品説明

薄汚れたフォードに乗って拉致監禁殺人を繰り返す。動機もなく畏れもない、全米を震撼させたひとりの少女。やがて法廷で明かされる「真実」に陪審員たちは…。「緋色の記憶」へと連なる傑作ノンフィクション小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

トマス・H.クック

略歴
〈クック〉1947年米国アラバマ州生まれ。寄稿編集者や書評担当者を務め、「鹿の死んだ夜」でデビュー。「緋色の記憶」でMWA最優秀長篇賞を受賞。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価2.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

採点は、本当は★★★☆ってところが妥当かなって思うわけですよ。で、どうして採点が辛いかっていうと、どう読んでも殺人者がオバサンにしか思えない筆にあるんだね、これが

2004/01/16 21:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

装丁:松木美紀、装画:山田博之。キングの翻訳本のカバーの多くを手がける藤田新策を彷彿とさせて、特に『ザ・スタンド』のカバーを思わせる。

女が九歳だった一九七四年三月のある土曜日の夜、オートバイで出かけた父親は、出る前に酒を飲んでいたせいか、ハンドル操作を誤った。ささいな判断ミスだったのだろうが、オートバイはハイウェーのガードレールに接触し、百フィート走ったところで宙を舞い、父親の死を伝えられたとき、彼女はその話を信じなかった。もともと無口な少女だったが、その後長いあいだ、石のように固く心を閉ざしてしまった。(本文より)

たしかに“悲劇”は遠い昔に
        始まっていたかもしれないのだが……。

冒頭に「ふたりの略歴」1953年生まれの男、1964年生まれの女。第1部、1982年ケン・ドゥリー、ローム青少年育成センターYDC、撃ちこまれた銃弾、リンダ・アデア、YDCの副所長、電話、爆弾、犬のブレント、そして誘拐「姿なき声」。第2部、カインズたちがジュディス・ニーリーとアルヴィン・ニーリーにたどり着く、リサ・ミリカン、「ロームの百人隊長」。第3部、被疑者ふたりの性格の違いが、そして事件の概略が分ってくる「ふたりの相違」。第4部、ロバート・フレンチという弁護士とアラバマ州第九巡回裁判区の地方検事リチャード・アイゴウの息詰る対決「判決」。

舞台はジョージア州のローム。多分、日本人には殆ど馴染みのない地名である。1982年現在人口3万の都市、というが今時、日本では都市というのもおこがましいような規模の町ではある。で、最初のうち、物語を動かすのは1945年生まれのケニス・カインズ部長刑事、37歳。本の虫である。彼はリサ・ミリカンの失踪が殺人事件になるのを見届け、ついには重要容疑者を絞り出し、逮捕するに至る。

しかし、この本は捜査を描くことが主眼ではない。読者がそれに気付くのは第3部に入ってからである。ここでは、既にカインズは表舞台から去っている。以降、話を引っ張っていくのは当時十八歳の大柄な美少女である。犯行を一時は認めたものの、結局は全てを夫になすりつける身勝手、というより私たちの理解をこえた一人の女である。

で、良く分からないのが彼女の弁護士ロバート・フレンチ登場の経緯である。夫は拘束されて早々に、自分に弁護士をと要求するが、その時点で女はそれを求めてはいない。それが、いつのまにやら恋人然とした男が付いてしまうのである。で、この弁護士の言動がまさにアメリカである。クックはそれを重い筆致で克明に描いていく。

ただ、殺人が決して残酷なものとして読者の胸に迫ってこないのは何故だろう。確かに人殺しの場面は、克明に描かれることはない。少女は何度にもわたって注射を打たれ、最後には崖から突き落とされる。男は、突然のように銃で右胸を撃ち抜かれる。にも拘らず、である。だから、4部に入ると完全に法廷メロドラマのようになってしまう。

しかし、これが「トゥルー・クライム」、つまり犯罪ノンフィクションとして極めて面白い読み物であることだけは間違いない。ただ、最初の部分を読み飛ばしてしまった私には、どう読んでも連続犯罪を犯した女は、18歳の少女ではなく、30過ぎた頭のおかしくなったおばさんにしか思えず、その印象が話の理解を阻害したことは事実である。あらぬことを考えていた私のせいか、佐藤和彦の訳に問題があったのか、ほかの読者の意見を聞いてみたい。

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2008/04/08 17:31

投稿元:ブクログ

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2013/08/24 15:31

投稿元:ブクログ

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