紙の本
何度も読み返しました
2016/05/18 22:59
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投稿者:ぽえよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな漫画よりも大好きな作品です。
最初に読んだときはただ悲しくて、それまでせき止められていた何かが溢れ出るように号泣しました。
鬱漫画だとかトラウマだとかよく言われる作品ですが、それで片付けてはいけないメッセージ性がそこかしこに散らばっています。
過激な描写が多いので軽率におすすめはできませんが、是非死ぬまでに一度は読んで欲しい漫画です。
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「メルヘン」には残酷さが含まれる、ということを改めて思い知った作品。
途中からは確実に15禁指定では?
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最終巻。▼賛否両論あるらしいが、個人的にはかなり好きな終わり方。絶望のさせかたに容赦が無かったし。…うう、明ちゃん(涙▼丁寧に細かい点まで描いておけば、物凄く濃い、★5レベルの話になったのだろうが、どうも物事の推移を飛ばし気味で、ダイジェスト版のような印象を受けた作品だった。たぶん、他のメディアできちんと描かれ直して再評価されるモノだと思う。残念というか、しかたないんだろうな というか。★3.5くらいかな。
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鬱漫画^^再販おめでとうございます。これで買える
OPにだまされてアニメは全部みました^^
どこがハートフル^^ハートフルボッコアニメ
みたら止まらない
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最初読んだときの感想⇒これなんてエヴァンゲリオン?
2周目⇒全然違った。伏線ほとんど回収されてた。空気だけで終わらせない構成が緻密。
3周目⇒読めば読むほど味の出る作品。分からないところは徹底的に調べたり、考えたりしたい。
鬼頭氏の容赦のなさがにじみ出てくる作品ですな!グロかったり残酷だったりするので、苦手な人は苦手。だがそこがいい!
伏線が巧妙かつ尋常ではなく深いので、素晴らしい作品だけど友人に勧められるようなものではないです。何周も何周もしていろんなことに気づきたい。
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読み終わった後は数日寝込みたくなるくらい物凄く心に残る作品。とても良い漫画ですが、気軽におすすめ出来ない。帯のメルヘンがメンヘルに見える。
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秕っていう名前
私考えてたんだけど 本当はいい意味なんじゃないかって
どうして?
中身のない実 実ることのない種子
子供をいつまでも手元に置いておきたい そんな親の気持ちが込められている気がする
(第65話 あのやさしい私をよぶ声)
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未レビュー消化。どうしようもねぇ世界で精一杯まっすぐ生きてきた少女の話。秕の人生は大好きな人を失うことが多かった。最初に母から捨てられ、友を失い、最終的にすべてを亡くした。亡くしたからこそ産み出せる、クリの言っていた代替がきくからこそ命足りうるというセリフは鬼頭先生の一貫としたメッセージだけど最初は納得できなくて何回か読み返しました。
あれだけ自分を否定しながらも精一杯に生きてきた秕が最終的に自己を認め、残された世界で生きようとするなか、ああいった終わり方を描ける鬼頭先生はブレない人だなと思いました。無くてもよい存在だからこそ頑張る そう自分に言い聞かせてます
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重版が長らくかかってなかったけどハマり出してから半年くらいでかかってくれたおかげでヤフオクとかに手を出さずに済んだ。
一度目はあまりの衝撃にもう二度と読まないかもな、と思ったが、とてつもないカタストロフィとなぜか泣けるラストをもう一度読んでみて、買ってよかったなと思った。
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あーこれは面白かった。この面白いは、ストーリーの中で「泣ける」「感動する」というところだけが後に残ったり、読んでいるときにそこだけを取り上げなくて良いところ。世界をつかむのに12巻までかかりましたよ~というのもある。何もつかめないままのあたまのなかもおもしろいし、ほしまるかわいいってだけでよんでたわけではなく、それはそれなりに何か次の巻に行くきっかけはつかんでたけど、それがストーリーを追ってた、っていうように感じない。
はたして、わたしも何かの救いを求めていたのだろうか。ひとはどんな状況でもどちらの立場に立つのかを選ぶことができる、というこないだ夜と霧で読んだことを思い出した。てか状況が状況ですね。心の中でもとめてる孤独かんというか、自分の中が一番あたたかい、というのを感じました。そのことにはあまりやっぱり救いとか光はなくて、自分はどちらにも倒れられるんだなって。その選択権は光じゃなくて、重荷というかプレッシャーでもある。でもそこに人は入ってこない。
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最終巻なので 総括して感想を・・・
とりあえず 噂に違わぬ欝漫画
同作者の「ぼくらの」と似て非なる作品だな~と感じます
表紙買いしたら 後半ものすごく後悔しそう・・・
個人的には やはり のり夫の話がきつすぎた(´;ω;`)
小説「さまよう刃」や漫画「秘密」を読んだ時のような 後味の悪さ、救いのなさ・・・
しばらくは 考えるともなしに考えてブルーな気分になりそうです
ストーリー的には 若干理解しきれてない部分もあるのですが 何度も読み返すといろいろわかってくるようなので
頑張って読み返してみようと思う
でも しばらくは無理かも・・・
評価は迷いに迷って ☆4に
インパクトとか読み返したい!!っていう部分では文句なく5なんだけど
あまりの後味の悪さで 一応☆4にしました・・・
読み返して 物語の深さに気づいたら変更もありかも
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トラウマ生産機、と呼ばれるような作品。らしい。
ということで、ラストだけ読んでみた。
救いが、ねー!!
なんっじゃこりゃ!
皆殺しかよ!
大人の勝手かよ!
げに恐ろしきやは人なりや。
それを端的にあらわしている。
可愛らしい絵に騙されてはイケマセン。
それでも中身が気になるっていう方は、是非是非。
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表紙とのギャップ!
ぼくらのと同じく子供同士が竜を駆使して命をかけて戦う。まあ重い、よくある鬱漫画。終盤の男の子が殺されるシーンは本当にやるせない。ホシ丸の正体も全く想像してなかったけど、ちゃんと伏線は貼られてた。その点含めなかなか出来たストーリー。
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最終巻。須藤を止めるためエンソフに導かれ父の死を引きずりながらシェオルの掌に舞い降りるシイナ。気絶した高野文吾をアマポーラで支えながらサラッと姿を消す小沢さとみ。餓死する須藤。そしてこのラスト。最初に読んだ時の衝撃はなかなかのものだった。あんなに可愛かったホシ丸の足掻きっぷりも、敬語を使わなくなった涅のとげとげしさも
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再読。
セカイ系やエヴァとの関連や影響などについてはもう繰り返さないが、
この表紙が(そしてシイナというキャラクターの、根の明るい健気さが)鬱展開を覆い隠すミスリーディングになっているのがおもしろい。
まどマギのQBからココペリを連想しホシ丸を思い出した次第なのだが、こういう誤読を誘うような仕掛けとしても、先行してるのでは。
シイナだけでなく、明を、
あるいは鶴丸を、のり夫を、
小森を、須藤を、さとみと文吾を、
貝塚ひろ子を、
あるいは母の美園を、父俊二を、
それぞれ主人公として想像できる物語の深みがある。これは強い。
さらに外部としてくりまみこがいる。この構図も強烈。
それにしても何度読んでも溜め息をつくが、シェオルの繰り出す「攻撃」の、荒唐無稽にして説得力を感じさせるすさまじさ。