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精霊の王
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.11
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/361p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-211850-5

紙の本

精霊の王

著者 中沢 新一 (著)

世界の王たる宿神の正体とは? 日本という国家が誕生したとき、闇へと埋葬された「石の神」とは? 芸能、技術、哲学の創造を司る霊妙な空間の水脈をたどる。金春禅竹著「明宿集」現...

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商品説明

世界の王たる宿神の正体とは? 日本という国家が誕生したとき、闇へと埋葬された「石の神」とは? 芸能、技術、哲学の創造を司る霊妙な空間の水脈をたどる。金春禅竹著「明宿集」現代語訳も収録。『群像』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

中沢 新一

略歴
〈中沢新一〉1950年山梨県生まれ。思想家、宗教学者。「チベットのモーツァルト」でサントリー学芸賞受賞。ほかの著書に「神の発明」「みどりの資本論」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

「ドゥルーズみたいなもの」と共鳴する中沢新一の思想

2004/04/18 18:52

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


 『世阿弥を語れば』に収められた土屋恵一郎との対談で、松岡心平は「世阿弥が非常に明晰で合理主義的な言説のトポスを形成するのに対して、その対極にあるのが金春禅竹で、現代思想の潮流、例えばドゥルーズみたいなものと共鳴させると金春禅竹がみえてくる」と語っている。と、毎日新聞の書評欄で富山太佳夫が紹介していた。この「ドゥルーズみたいなもの」と共鳴する金春禅竹の思想は、本書第七章の『明宿集』と第九章の「六輪一露」の説の解明を通じて存分に腑分けされている。

《スピノザの哲学が唯一神の思考を極限まで展開していったとき、汎神論にたどりついていったように、金春禅竹の「翁」一元論の思考も、ついにはアニミズムと呼んでもいいような汎神論的思考にたどりつくのである。これほどの大胆な思考の冒険をおこなった人は、数百年後の折口信夫まで、私たちの世界にはついぞあらわれることがなかった。》(第七章「『明宿集』の深遠」)

《日本の列島に生きてきた人々は、西欧的な意味での「哲学」によって自分の哲学を語ることはしなかった。そのかわりに芸能や芸術をとおして、それを表現してきた。金春禅竹のエクリチュールこそ、そのような意味での日本哲学の、極上の作品となったものなのだ。》(第九章「宿神のトポロジー」)

 中沢新一が本書で、環太平洋的な広がりをもったものとしてとりだした金春禅竹の宿神(シャグジ)的思考は、その構造(並列性=二原理性)と作用(転換・転化・媒介)と能力(物質産出)において、どこか底知れない深みに達している。

《ヨーロッパ的な「たましいの構造」において、舞踏的・霊性励起的・動態的な原理が、「ディオニソス」の名前と結びつけられて、神性の構造の内部深くに埋め込まれていることは、よく知られている。ところが、私たちの「たましいの構造」にあっては、同じ舞踏的・励起的な原理は、神仏の内部にではなく、その背後の空間[後戸の空間]で活動をおこなうのである。ヨーロッパ精神が「入れ子」の構造をもつとしたら、私たちのそれは異質な二原理の「並列」でできている。そして、このことが、日本人の宗教や哲学の思考の展開に、決定的な影響をおよぼしてきたのである。》(第四章「ユーラシア的精霊」,96-97頁)

《こうして私たちは、プラトン哲学の後戸の位置にコーラの概念を発見するのである。この概念は、極東の宿神=シャグジの概念との深い共通性を示してみせるのだが、それはおそらく、かつてこのタイプの存在をめぐる思考が、新石器的文化のきわめて広範囲な地域でおこなわれていたためだろう、と考えるのが自然ではないか。コーラという哲学概念のうちに、私たちは神以前のスピリットの活動を感じ取ることができる。西欧ではいずれこのコーラの概念を復活させる運動の中から、現代的なマテリアリズム(唯物論)の思考が生まれ出ることになる。その意味では、マテリアリズムそのものが哲学すべてにとっての「後戸の思考」だと言えるかも知れない。》(第十章「多神教的テクノロジー」)

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紙の本

豪語が、結局それだけで終わったっていう感じ。少なくとも、このレベルじゃ「日本人の精神史」というものは、根底からくつがえされないやね

2004/04/03 20:48

7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ブックデザイン 祖父江慎+コズフィッシュ、講談社らしからぬデザインと本の構成。なにか、紙質まで違って見えるのは気のせいか。で、ありがたいのは巻末に掲載図版の記事が載っていて、本の部分の呼び名について思い悩む私に、一つの回答を示してくれた。

「図版出展
  カバー 顔面手付深鉢(山梨県須玉町御所前遺跡)須玉町教育委員会所蔵
 カバー背 半人半蛙文有孔鍔付土器(藤内遺跡)井戸尻考古館所蔵
カバー表1折り返し 「河原慶賀の猿」
カバー表4折り返し 「四条河原遊楽図」静嘉堂文庫蔵」

とある。そうか、カバー裏ではなく、カバー背とよぶのか。それから、カバー折り返しと言うのは当たってはいたけれど、それに表1と表4があるという。表2と3はどうなっとんじゃい、と思いはするけれど、いうまいいうまい、今夜のおかずはシューマイ(オバハンギャグ)。

で、「この本を読み終えた方は、これまで語られてきた「日本人の精神史」というものが、根底からくつがえされていく光景をまのあたりにすることだろう。石の神、シャグジの発する不思議な波動にはじめて接して以来何十年もの歳月をへて、ようやく私の学問はその波動の発する宇宙的メッセージに接近し、それを解読する方法に近づくことができたような気がする。」と中沢が豪語する劇的ビフォア&アフターを見てみよう。

父親のお陰で、ものごころついたときから全身に精霊の風を受けていたというプロローグ。それに続いて全11章。第一章は侍従成通卿こと藤原成通の蹴鞠の妙技と鞠精との会話から、シュクジンの存在を教える「謎の宿神」。以下、昭和39年に偶然発見されたという、金春禅竹の理論書『明宿集』について「奇跡の書」。信州でミシャグチ神を見る中沢の旅「堂々たる胎児」。胞衣をかぶって生まれた子供、ケルト的イメージとミシャグチ神「ユーラシア的精霊」。

金春禅竹の作で、際立って個性的な謡曲『芭蕉』。芸能と後戸について「緑したたる金春禅竹」。天台系の寺院に祀られている「摩多羅神」、仏教の守護神としては異様な姿の神は「後戸に立つ食人王」。折口信夫の二度目の沖縄採訪旅行。金春禅竹の一元論と折口の思考実験「『明宿集』の深淵」。明治40年代、シャグジなる正体不明の神とも精霊ともつかぬ相手を見出した柳田國男の「埋葬された宿神」。禅竹が解釈を加えた「翁」、その背後に息づくシャグジ空間「宿神のトポロジー」。

金春禅竹の六輪一露説と西田幾多郎、田邊元の哲学「多神教的テクノロジー」。大和猿楽四座のなかでもっとも古いと言われる金春座の伝承「環太平洋的仮説」。エピローグは、『明宿集』で述べられる、猿楽の「翁」は「王のなかの王」であるという「世界の王」。それに現代語訳『明宿集』、あとがき。

私たちは、日本人が神という場合、天皇を上に頂いた国家神道という成上がりもの的な神と、民話にあるような、より古い八百万の神があることを、知っている。そして、先祖たちが木々や山などといった身近なものにも神性を見出し、心の拠り所としていたことを。「日本人の精神史」が、根底から覆されるということは、これらの常識が非常識となることを意味する。しかし、どうしても左程の事には思えない。無論、金春の『明宿集』発見は面白い。例えば蹴鞠では遊技場、周辺に植えられる木々を通じて鞠精が競技者に乗り移るというのは、サッカー好きの私には堪らない話である。或は、金春の一元論のなかに、世の全ての相が呑み込まれ、存在も非存在も全てが一つのものとなってしまうというのも面白い。しかい、これでは常識が覆るどころか、薀蓄のネタが増えたに過ぎない。

中沢のスマートな論旨は、塩野七生の歴史同様、私は支持するけれど、この本に関しては、リフォームして感激して隣を見たら、同じ家が建っていたというような、底の浅さを感じる。それは私だけの思いだろうか。

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2008/08/15 12:06

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2006/08/02 11:35

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2009/09/04 23:03

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2011/07/18 09:50

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2014/04/19 10:54

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2011/10/25 20:52

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2016/05/08 21:17

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2019/05/18 21:29

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