- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.12
- 出版社: 原書房
- サイズ:21cm/259p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-562-03708-3
- 国内送料無料
紙の本
絵解き中世のヨーロッパ
中世ヨーロッパの社会を形作っていた聖職者、戦士(騎士=貴族)、庶民(農民・職人・商人)の三階層の姿と様々な出来事を絵画から読み解き、精緻なカラー図版とともに生き生きとした...
絵解き中世のヨーロッパ
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商品説明
中世ヨーロッパの社会を形作っていた聖職者、戦士(騎士=貴族)、庶民(農民・職人・商人)の三階層の姿と様々な出来事を絵画から読み解き、精緻なカラー図版とともに生き生きとした形で、具体的に浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
フランソワ・イシェ
- 略歴
- 〈イシェ〉歴史学者。現在、カルカソンヌのコレージュ・ヴァルソヴィで教鞭をとるかたわら、地元オード県の教育視学官も務めている。専門は、職人社会や建築職人の同業組合史。
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著者/著名人のレビュー
中世ヨーロッパの社...
ジュンク堂
中世ヨーロッパの社会を形作っていた、聖職者、戦士(騎士=貴族)、庶民(農民・職人・商人)の三階層の姿と、さまざまな出来事を、豊富な図像(カラー図版200点以上)を読み解くことによって、その実像を生き生きと描き出している。
また、森林や都市、村落と城、修道院や司教座聖堂など、当時の象徴的な場がどういうものであったをあきらかにし、さらには中世の「恐怖」として存在していた飢饉と戦争とペストと人々とのかかわりあいをとらえている。
千年もの長い期間続いた中世世界の全体像をとらえることは簡単なことではないが、修道院の写本製作所で描かれた、日常生活における現実の個人や集団の実像は驚くほど多岐にわたっている。
絵画に描き出された中世を、いままでにない観点からみようとするこの新鮮なアプローチは、当時の社会のあり方や人間の考え方などを、見事に浮き彫りにしてくれる名著といえるだろう。
著者は、フランスの歴史学者。職人社会や建築職人などの分野で、他の追随を許さない第一人者。
出版ダイジェスト:2003年12月
テーマ『絵と図の力――情報と解説の魅力』より