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商品説明
人の幸せは、命の長さではないのです。今現在を楽しく元気に過ごせたら、それが一番大切で喜ぶべきこと…。105枚の写真と母・浩美の文章で綴る、加藤秋雪くんの6年間。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
加藤 浩美
- 略歴
- 〈加藤浩美〉1964年埼玉県生まれ。高校時代より写真撮影に魅せられ、現在、ボランティアでいずみの学園の日常を記録している。
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紙の本
今、わが子が生きている幸せ
2005/04/18 17:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yumikoit - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年、松田聖子主演のドラマを見た。
最初タイトルをよく見ないままに見始めた飼猫氏も途中から真剣に見出して
「これの本を、以前本屋で読んだことがあってさ」
と言い出した。
それが本書である。
生まれて1週間目でダウン症と判明したわが子。
先天性の心臓の病気で、1年くらいしか生きられない…という宣告。
秋雪くんは、それでも最初の1年を生き、2年目も、3年目も元気に生きる。
他の子よりも成長は遅くとも、ゆっくりと自分の足で立ち、歩くことさえ覚える。
子どもを望む夫婦は、子どもを望む時その子が五体満足であると信じて疑わない。
それでも何らかの病気を持って生まれてくる子はいるのだ。
その病気の重さ、軽さの違いはあるとしても…。
先天性の病気を持って生まれたとき。親は一度は自分を責める。
誰のせいでもない。でも自分を責めるしかないときがある。
明日は、来てみないとわからない。ただ、今があるだけ。
その一瞬のためだけに生きる。
そういう生き方があっていいのだ。
今は元気に走り回る長男を見てそんなことを思う。
眠るように逝った秋雪くん。安らかにお休みください。
>>飼主日記-Yumikoit!?
紙の本
☆たったひとつのたからもの☆
2004/03/08 14:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:亜由美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨日買いましたぁ☆ すごく読みやすい本で1日もかからずに読んでしまいました。すごく感動してしまい…泣き崩れてしまいました☆ 何度読んでもいいと私は思います。この本は友達に薦めたくなる本NO.1です★ SMAPの曲にもあるように♪NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly One♪ですよぉ★
本当にまじ感動で涙ばかりでしたぁ☆ 今度友達に絶対勧めたいです。私は4月から老人介護の方で働くので…とても良い本に出会えたと思います。この本は私の宝物であり、これから働く私のために大きな力になったと私は思います。本当に最高です。
本当にありがとうございました!! また投稿しますぅ☆
紙の本
幸せはいつも身近に…
2004/01/20 19:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおぷ♪ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族が大好きな海辺で、秋雪くんをぎゅっと抱きしめるお父さん。時間がこのまま止まればいいと祈るような瞬間が、一枚の写真に凝縮されています。夫婦が、家族が大好きな場所。特別なことがなくても、一緒に積み重ねていける毎日。それらをあって当たり前のように思ったり、簡単に見過ごしたりしないように生きていかなくちゃいけないと思える1冊です。
紙の本
言葉にできない幸せな時間は大切な人と一緒にいる時
2004/01/16 15:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みいしゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あなたに会えて本当に良かった」
小田和正の「言葉にできない」のメロディにのせて映し出される親子の写真。生命保険会社のCMが放送と同時に大変な反響を呼んだ。
わずか30秒のCMなのに大作映画のようなドラマを感じさせる写真の数々。
その写真を撮った秋雪君のお母さん浩美さんが写真と秋雪君との6年2ヶ月プラス10ヶ月(おなかの中にいた時期)を綴った。
文章は備忘録のように淡々と書き進められている。読者を泣かせようとか感動させようとかという意図の全くない簡素な文章なのに途中で何度も涙ぐんでページを閉じた。
高校時代写真部だったという浩美さんの写真はセミプロの腕と母の目が上手くマッチしてどんなに言葉を重ねても表現できないものを私達に語りかけてくる。
「しあわせな瞬間(とき)」のテーマでCMに応募した写真につけられた題名は「たったひとつのたからもの」
秋雪君が大好きだった海で撮ったお父さんとの写真。
万葉の時代「白金も黄金も玉も何せんに 勝れる宝 子にしかめやも 」
と歌われた子供は何物にもかえがたい宝物だと改めて思った。
「人の幸せは命の長さではないのです」
ある医学雑誌に載っていた小児心臓病専門医の言葉を浩美さんは心の支えにしてきたそうだ。
秋雪君の生きた6年間は短かったけど、加藤さん夫妻にとってかけがえのない幸せな時間だったと思う。