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紙の本

歪んだ正義 特捜検察の語られざる真相

著者 宮本 雅史 (著)

現職特捜検事をはじめ検察内部への執拗な取材と、公判記録や当事者の日記などから解き明かした、想像を絶する「特捜検察の真相」とは? 元全国紙社会部記者が、18年の歳月を費やし...

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歪んだ正義 特捜検察の語られざる真相

税込 1,760 16pt

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商品説明

現職特捜検事をはじめ検察内部への執拗な取材と、公判記録や当事者の日記などから解き明かした、想像を絶する「特捜検察の真相」とは? 元全国紙社会部記者が、18年の歳月を費やして書き上げた驚愕のノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

宮本 雅史

略歴
〈宮本雅史〉1953年和歌山県生まれ。慶応大学法学部卒業後、産経新聞社に入社。93年ゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。退社後、書籍編集者を経て、現在フリージャーナリスト。

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紙の本

最後の砦も歪んでいる

2004/02/26 17:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本格派 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 特捜検察といえばどういうイメージがあるだろうか。
「特別に捜査する検察」とはなんだろう?
 一般に、捜査といえば「警察」が連想される。
 しかし、警察の集めた調書類を元に、検察が刑事告訴もしくは不起訴を決めるのだから、警察は検察庁の下部組織的なイメージもあるのは事実だ。検察官といえば、裁判で、被告を糾弾する法律の専門家だ。それに対し、被告側について被告を擁護する論陣を張るのが弁護士だ。それらを聞いている裁判官も併せ、この三者はいずれも司法試験に合格した法のプロである。
 法律的には「検察官は、いかなる犯罪についても捜査をすることができる」と検察庁法に定められている。また、行政内の一省庁でありながら、極めて特殊な独立した権限が守られている。つまり、検察は「捜査」について、警察よりも大きな権限を有した存在であり、政治家の直接の影響下にない存在なのだ。
 その検察庁だが、通常は刑事裁判の運営がおもな業務になっている。通常の犯罪捜査は警察が行う。しかし、特別な犯罪、つまり「政治家」にまつわる犯罪は、警察レベルでは手が出せないことがある。そこで、最後の砦、「特捜検察」が動くのだ。
 そう、特捜検察は、政治という権力にも屈しない「正義の最後の砦」なのだ。
 本書はそのタイトルにもあるように、その「正義性」に疑義を提出した調査報道リポートだ。
 取り上げられている事件は大きく三つ。「佐川疑惑」「ロッキード事件」「造船疑獄」である。その論考は緻密で、ややもするとくどいところもあるが、なるほどと読ませる筆力はさすがである。
 彼らは「最後の砦」ではあるが、「捜査のプロ」ではない、ということが分かった。
 日々、地べたを舐めるような捜査を繰り返す警官と、何年に一度の巨大事件に動く特捜検察、そこに捜査スキルの差は歴然と存在してしまうだろう。自白への導きにしても、老練な警察官の取り調べと、エリート意識むき出しの検察官の取り調べでは、彼我の差は例えようもないものがあるだろう。
 また、事件に対して青写真をまず描き、それにそぐう自供を強要していく、という彼らの歪んだ方法は、やはり、そのエリート意識から抜け出せない、人間の本来持つ「驕り」や「偏向」や「先入観」や「間違いを認めたくない傾向」などに起因する「弱さ」そのものを感じてしまう。

 正義にはいろいろある。裁判官の正義、検察の正義、警察の正義、官僚の正義、与党の正義、野党の正義、宗教団体の正義……。いずれも歪んでいるのだ。悲しいことだが、人間とはそういうものなのかも知れない。

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2010/02/27 22:13

投稿元:ブクログ

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