- カテゴリ:一般
- 発売日:2003/12/01
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:22cm/276p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-309-20397-3
- 国内送料無料
紙の本
終わらざりし物語 下
著者 J.R.R.トールキン (著),クリストファ・トールキン (編),山下 なるや (訳)
ガンダルフが語る「ホビットの冒険」の裏話、騎士国ローハンの建国譚、黒の乗手の遠征…。トールキンの緻密で雄大な神話世界がよみがえる、「指輪物語」ファン必読の書!【「TRC ...
終わらざりし物語 下
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商品説明
ガンダルフが語る「ホビットの冒険」の裏話、騎士国ローハンの建国譚、黒の乗手の遠征…。トールキンの緻密で雄大な神話世界がよみがえる、「指輪物語」ファン必読の書!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
J.R.R.トールキン
- 略歴
- 〈J.R.R.トールキン〉1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテン生まれ。オックスフォード大学卒業。同大学教授を務め、中世の英語学と文学を講じた。著書に「指輪物語」等。
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紙の本
編集者コメント
2004/01/27 12:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:河出書房新社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『指輪物語』の読者の中には、序文の説明や追補編を敬遠する方もいると聞いたことがありますが、しかし、追補編を読まないで『指輪物語』を読み終えたなんて言えるものでしょうか?
わたしは断じて否と答えるものです。
本書の序文に引かれた手紙でトールキンはこんな中途半端なものいれるんじゃなかったと悩んでいますが、それはこの程度の説明ではいいたりないというものであって、こうした説明抜きで本当に楽しめないと考えていたのは間違いありません。
例えば、「王の帰還」の感動のためには、王国の最初の隆盛と王がいなくなった悲劇を知らなければなりません。それより何よりこんなに楽しい物語に読後もひたれるという楽しみをわざわざ敬遠することはないじゃないですか。
この意見に肯かれる方には、本書はたいへんな宝物となるはずです。
また、読み終えてもう会えないと思った登場人物に再び別の本で会えることは無上の喜びではないでしょうか。
再びガンダルフと会い、『ホビットの冒険』でビルボの家にトーリンを連れて行くのにどれだけ苦労したか聞きたければ、本書を手にすればいいのです。