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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2003/12/01
  • 出版社: 原書房
  • サイズ:21cm/352p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-562-03715-6
  • 国内送料無料

紙の本

マビノギオン ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版

著者 シャーロット・ゲスト (英訳著),井辻 朱美 (訳)

マビノギと呼ばれる4編の作品をふくむ、吟遊詩人によって語り伝えられてきた中世ウェールズのケルト幻想物語集。アーサー王物語の原点ともいうべき作品をおさめる。アラン・リーの美...

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マビノギオン ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版

税込 3,520 32pt

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商品説明

マビノギと呼ばれる4編の作品をふくむ、吟遊詩人によって語り伝えられてきた中世ウェールズのケルト幻想物語集。アーサー王物語の原点ともいうべき作品をおさめる。アラン・リーの美しい挿絵と格調高い翻訳による決定版。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

シャーロット・ゲスト

略歴
〈ゲスト〉1812〜95年。中世ロマンスの研究家。第9代リンゼイ伯の娘としてイングランドに生まれる。ウェールズ語から典雅な英語に翻訳した「マビノギオン」でケルト・ブームをおこした。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

蒼天のお恵みあらんことを

2004/03/06 23:33

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:べあとりーちぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 映画版『指輪物語』の大ブームで一躍再々…発掘された感のあるケルト神話だが、本書はその中でも有名なシャーロット・ゲスト版の、日本語初の完訳本である。ゲスト氏は19世紀の著名な中世神話研究家で、本物の貴族の姫君でもあった。彼女により難解なウェールズ語の原典は初めて英訳され、物語の魅力とその典雅な翻訳の力が相まって、当時一大ケルト・ブームを引き起こしたのである。アーサー王伝説の原点と呼ばれる物語も含まれ、アルフレッド・テニスンやウィリアム・モリスなど、影響を受けたアーサリアンは多い。ちなみに「マビノギオン」というのは、実はゲスト氏の誤訳が元となった造語なのだそうだ。ゲスト版の影響の大きさが伺える。
 もともとのウェールズ語テキストの完訳本としてはJULA出版局から『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』が出ている。こちらも大変評判の高い本で、訳者の中野節子氏による詳細な注釈も勉強になる。懐の温かい読者は両方購入して堪能するのも良いだろう。

 アーサー王伝説に限らずケルティックな物語に関心のある方なら誰でも、うっとりと本書に酔いしれること請け合いである。特に筆者が気に入ったのは、大本の「4枝のマビノギ」として知られる物語。マナナン・マク・リールやアリアンロッドと来れば、アイルランド(エリン)を舞台にしたあしべゆうほ氏のファンタジー大作『クリスタル・ドラゴン』への流れを思い出してわくわくしたりする。
 昔々、まだ神々と人間が身近く暮らしていた頃、不死身の英雄や巨人の王、魔法の釜や言葉を話すけものたちが存在していた頃の物語。自国の軍勢を渡河させるために自分の身体を横たえて橋になったベンディゲイド・ヴラン王が登場する「リールの子マナウィダン」では、巨人の王などまるで当たり前のようにあっさり語られていて、かえってスケールの壮大さを感じられた。日本の民話で言えばこの王様、山の精霊「だいだらぼっち」などが近いのだろうか。
 「マソーヌイの子マース」に出てくるマース王は、よんどころない戦に行く時以外、ある乙女の膝に両足を乗せていないと生きていられないというこれまた不思議な人物。あとがきで訳者の井辻朱美氏が触れているとおり、どこを読んでもその設定の理由が判らない。井辻氏の言う「古代の物語の持つ不条理なインパクト」に満ちた「4枝のマビノギ」の魅力は、まさに手擦れしていない原石の魅力なのである。

 アーサー王の宮廷が登場する後半では、馬上試合と麗しの乙女御への恋に生きる騎士たちの遍歴と武勲がメインテーマとなる。グワルヒメイ(ガウェイン)やオーウェインやゲライント、ペレドゥル(パーシヴァル)のたどる冒険の旅はやっぱり摩訶不思議な設定が共通する部分があり、口承伝説の定型の由来や成り立ちについて興味深く感じるだろう。

 愛蔵版『指輪物語』で有名なアラン・リーの美麗な挿絵もふんだんに入っており、音楽的な訳文と合わせて楽しめばまさに至福。ケルト神話ファン必携の書であると言えよう。
 ただし、本当に本当に重箱をつつくような瑣末な点で申し訳ないのだが、特に後半、校正ミスというか誤字がやや目立って残念だった。「来る」と「來る」を訳し分けるほどこだわっていたようなので、その一方で「辱めを注がんと(雪がんと)」とか「駆けくらに駆った(勝った)」とかを見つけてしまうとちょっとがっくりする。本書には完璧を求めたいので、その辺り、やや厳しいが★ひとつ減点。重版することがあったらぜひ直しておいてほしいと願っている。

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2007/01/15 16:18

投稿元:ブクログ

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2009/02/28 15:42

投稿元:ブクログ

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2022/02/24 11:31

投稿元:ブクログ

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