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商品説明
錬金術師の御厨象山の一家はどこにでもいる平凡な家族だった。そこに新しい同居人、アナと大場エリカが加わった時から、平和な日常は崩れ、世界の存亡を左右する巨大な異変が始まった…。Webノベルを単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
加地 尚武
- 略歴
- 〈加地尚武〉1958年愛媛県生まれ。同志社大学卒業。95年頃からアニメのファンフィクションを書き始める。
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紙の本
著者コメント
2003/12/17 17:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:加地尚武 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説は、ちょうどパソコン通信からインターネットへと、ネットの主役が交代しつつあるころ、つまり96年から97年にわたって書かれた「ファンフィクション」が元になっています。95年から社会的なブームを巻き起こした「新世紀エヴァンゲリオン」に年甲斐もなくはまってしまい、パソコン通信のアニメ会議室に入り浸るうちに、この「ファンフィクション」に手を染めるようになっていたんです。
正直に言うと「ファンフィクション」書きは、ほんのお遊びのつもりでした。ところが、ダイレクトに反応の返ってくるネットの中の創作というものにすっかり夢中になってしまい、最後にはこんな大長編を書き上げてしまったというわけです。
作者自ら言うのもなんですが、一時公開を中止していたこの作品が「古典」とか、「幻の作品」と呼ばれ、執筆後六年あまりを経て、こうして出版されるなんて、奇跡のようです。
この小説は、ネットが生んだ、というより、ネットが育てた小説です。発表当時の掲示板の「ノリ」は再現できませんが、寝っ転がるなりなんなり、くつろいで楽しんでください。