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商品説明
働くことの基本は、何をおいても「自分自身のために真面目に働く」こと。己を過大評価せず、着実にステップアップする者だけが自他共に認められる人材になる。しっかりとした自らのキャリア戦略を持つ方法を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
和田 秀樹
- 略歴
- 〈和田秀樹〉1960年生まれ。精神科医。川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。著書に「成功する人の「甘え力」」など。
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紙の本
計算はする。打算はしない。
2003/12/19 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「キャリア」は誤解されている。キャリア、ノンキャリアだの、キャリア・ウーマンなんて言葉も一時流行ったが。キャリアはなぜか、処世術、世渡り上手のためのものと思われてはいないだろうか。ちょうど勉強が受験テクニックの修得とイコールで結ばれているように。
昔は、定年退職まで同じ会社に勤務することが良しとされていたが、そうはいかない昨今。要するに「一所懸命」から「一生懸命」へのシフトである。組織や会社に頼ることなく、個人で、どこまで渡り合えるか。通用するか。同じ仕事をするならば、一円でも高いところでしたいし、できれば、一生現役バリバリで好きな仕事をしていたい。
そのためには「自分自身」を一商品として、あるいは一ブランドとして、どう高くプライスをつけさせるか。小手先ではないスキルをどう身につけていくか。次々とベストセラー本を発表している作者が、自分の体験や感化された人々や書物との出会いを踏まえ、キャリアアップ力のつけ方を指南している。
「キャリアというものは計算してつけていくもの」で「自分の身を自分で守るためにキャリアをしっかり築く」。そして「自分のしたいことをするのが一番だということです」。
「キャリアアップのための自己投資とは、本来企業からしてもらうのではなく、自分の成長を促す本人自身の主体的、自発的な取り組みであるべきです」
「他の人間が考えていないようなことをしたほうが、競争相手が少ないので、生き延びやすいし、上にいきやすい」
異論はない。最も、共感したのが、この部分。
これからは「ヒューマンタッチ」「心の触れ合い」や「泥くさい人間の努力や愚直さ、熱心さにうたれて買ってくれる類のビジネスチャンスというのは、これからますます大きくなっていく」
そのとおりだと思う。この手の本を読むと、いつも、あるキャッチコピーが頭に浮かぶ。それは、「サラリーマンという仕事はありません」という、西武セゾングループに書かれた糸井重里の名コピーだ。会社依存症、会社に自ら呪縛されているオジサン世代を代表する笑い話としてあるのが、会社の面談で「あなたは、何ができますか」と質問されて、堂々と「部長ができます」と答えたとかいうもの。
そうならないように、手遅れになる前に、本書を読んでみよう。
紙の本
出版社コメント
2003/12/15 10:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すばる舎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分のなかにしっかりとした軸を見つけだし、これから歩むべき未来のキャリアをイメージする!
滅私奉公的に働くという意識ではなく、自分の売上げをのばすという意識で働くことは、会社の得になる以上に自分の得になっています。
「自分自身のために真面目に働く」というのが何をおいても基本です。
自分自身の成長は、自分の仕事に責任をもって挑むときに生まれます。
一旦やると決めたのであれば、目一杯力を尽くしてやったほうが学ぶもの、得られるものも多いのです。仕事に対してベストを尽くし、持てるエネルギーを傾けることで自ずから「人間的な成長」という見返りも得られます。
■目次
1章 キャリアアップ力とは何か
キャリアアップは一日にしてならず
本気で自分に投資しているか?
相手に売れる自分になっているか?
独立志向が自分をのばす!
内面的なキャリアアップ・外見上のキャリアアップ
2章 キャリアは自分で切り拓け
キャリア創造には緻密な計算が必要だ
私は映画監督になるために東大に入った
異色の出身分野を自分の武器にする
型にはまらない発想でキャリアを拓け!
今いる会社でどんな能力を身につけようとしているか?
自分を成長させる仕事を手に入れろ!
キャリアとは自分の総体だ
真剣に打ち込める仕事ほど自分を成長させるものはない
必要なのは夢を現実化するための見通しと戦略
3章 自分の売り方にはコツがある
ジャガイモが売れれば自分だって売れる
売り先のニーズを察知せよ!
意気を感じさせるセリフで勝負する
頭を下げることで身につく能力とは?
「自立したプロ」に近づく努力を惜しまない
会社の人間関係を泳ぎ切る秘訣
いつでも夢を語れるようにしておきなさい
4章 自分を知る 相手を知る
やりたいこと・できること・すべきことを一致させる
自分の限界を知っているから能力を発揮できる
やりたい仕事は自分を磨くプレゼント
誰にでもキャリアアンカーがある
ノッている時ほど転職のチャンス
自分の仕事に対して腹を括れている人がカッコイイ
失敗から気づきを得られる人は強い
5章 独立してもやっていけるかという観点で働く
オンリーワンじゃなきゃ独立できないは間違い
貸机業だって立派なキャリアだ
独立できない人なんていない!
お客が決める自分の値打ち
◆『マルサの女』に学ぶ売り方の極意
一発当てたくらいではまだまだ
独立志向がある人にとって会社とは何か?
6章 雇用不安にうち克つ力をつける
「できる人とできない人の違い」が生じる瞬間
オプション思考でシングルキャリアにさよならを
雇用不安を消し去る技術
◆「自立型人材」へバージョンアップする
夢によって人を動かす人には何があるのか?
信用という財産の築き方
一冊のビジネス雑誌からはじめる知的武装
7章 これからの時代の働き方を考える
領収証はどうしてオンライン化されないか?
腐らないスキルに照準を合わせよ!
人間くさい部分が価値を生む
基本に立ち返るビジネスパーソンが成功する
ニッチを探し、新しい分野の人材になれ!
自分のやりたい仕事をして、働く喜びを取り戻せ
8章 対談 和田秀樹×佐々木直彦
キャリアアップするにはどんな力が必要か?
これからの時代のキャリアを切り拓くためのヒント