紙の本
機械仕掛けの神様
2006/05/08 22:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世に魔法があるとしたら、魔法使いはどうやって魔法を使うんだろう?魔法の杖や呪文を使うにしても、本体は普通の人と変わらないはずだよね。体に意思を伝えるものは神経、そこに流れるのは電気信号。だとすれば、コンピューターの電子回路を流れる信号でも同じ現象を作れるのでは?コンピューターを使った現代魔法が存在する世界の物語。
何をやってもドジばかり。森下こよみが見つけたのは魔法学校の入学案内。一生懸命がんばったけれど、使えた魔法はタライの召喚だけ…。変身もしなければ、攻撃もできない魔法少女の奮闘記です。
たとえちっぽけな力だとしても、前に進んで努力することを忘れなければ、きっと状況を打開する道もあるはず。そんな勇気を感じさせてくれるかもしれません。
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現代魔術はコンピュータでコードを動かすことにより発動する。という世界でのお話。
世界観的には自分の世界に近いので、とっつきやすかったです。コンピュータ魔術といえば、女神転生という先例もありますし(あっちはBASICで悪魔召喚プログラム組んでたけど)。CとかPerlとかアセンブラとかも結構出てきます。
文そのものは、ちょっと読みにくかったかな。世界観は大好き。キャラの設定も好きかな。美鎖のキャラと絵に違和感があったくらいで。ストーリーも好きですね。面白かったです。
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プログラムと魔法の近似性は面白いと思ったけど、慣れない文体で少し戸惑い気味。活躍なしの坂崎嘉穂が一番気になるキャラだったりする。
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1〜5のまとめて感想。
文が稚拙。
句読点の使い方が、間違っているし
誤字の多さが目に目立つ。
話の舞台と設定がすばらしいのに、それを生かしきれていない。一巻を読んだときはこれからの文に期待をしたが・・・・次の巻に進むにつれて質が落ちています。
次回作で改善していることをお祈りいたします。
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機械音痴のかぁいい少女(主人公)、パソコンを使い現代魔法の第一人者である女、姉や主人公が魔法を使ってもかたくなに信じない男、パソコンマニアなクラスメイト(〜だと思われが口調)。フェイトで固まった魔術知識が覆された・・・それだけ興味深い作品。
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魔法と、プログラムのコードとを結びつけた小説。著者は桜坂洋。
各章が細かく分かれていたので、結構読みやすかった。
コンピュータについての専門用語も出てきたが(アセンブラとかダンプリストとか。初めて聞きました)、詠み終えた頃には、パソコン用語の一つや二つは身に付いてそうな結構いい本でした。
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発達した科学というものは魔法と区別がつかないらしい。
昨今、目覚しい発達を遂げたあいてぃーというものも魔法そのものといってよいと思う。
この作品はPCを用いて、まるでプログラムを組むかのようにコード(魔法の素?)を組む。
呪文を唱えたり、魔女の血で空を飛んだりとかはしない。
PCにあれやこれやと命令して魔法を組む、というのがこの作品の基本的な部分である。
そしてその世界の中で、あまり魔女という言葉の似つかわしくない女性たちがPCを駆って魔法を放つのである。
そんなアンバランスさもこの作品の魅力でしょう。
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ライトノベルでプログラム関係の事が見られるとは予想してなかった。カバー絵とか全然そんな雰囲気は無いしね。
個人的に話にのめり込めなかったので続刊の購入は様子見。
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プログラムの話。(ぇ
これ読んでSEとか格好良いなーと思いましたが、数学英語苦手な俺はきっと無理です。
諦めて書き手になろう!と思い始めたきっかけがこの本だったり。
カタマリ好きです。黒猫萌える。
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確かに人体でもコンピューターでも一つのシステムなので大まかな流れは大体同じだと思えば、人体でもコンピューターでも魔法が使えるということになります。が、シリコン・チップ(?)が分かりません・・・!イメージ的には黒いさいころです(おぃ;
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なんだか少女漫画チックな匂いがすると思ったのは気のせいかしらん。
成長譚として綺麗にまとまっている。設定もうまいことやったなという感じ。
キャラクタはテンプレっぽいけど、これくらいのほうが私は好きなんだよね。奇を衒いすぎてると逆に引いちゃう。
文章だってラノベとしてはちゃんとしてる。なんで流行らなかったんだろ。
うまくまとまりすぎちゃって続きを読みたいという気にならなかった。気が向いたら読もう。
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私の永遠のバイブル。
この文庫と出会わなければ、きっと今の私はいません。
パソコン関係のことにはもともと興味を持っていたけれど、きっとそれを職業にしたいとまでは思わなかったでしょう。
初めてこの本を読んだ時、私は中二病真っ盛り。
「やべっ、ちょっ、パソコン極めれば魔法とか使えるんじゃね?」とあの頃のアホな私は考えた訳で。
――――――カッコイイな、パソコン。
はい、馬鹿です。
それが私です。
それはさておき、話自体もテンポがよくて読みやすいですよ。
何より個性的なキャラクター達が良いです。
凄く個性が強いキャラばかりなのに、一人もその個性が潰されていないのが素晴らしい。
――――――んで、嘉穂ちゃんは俺の嫁です。(←聞いてない
コミック化やアニメ化だと騒がれていますが、私はそんなの関係なくこれはオススメです!
「ラノベで面白いのある?」と言われたら、絶対にこれを推します。
暇とお金があったら、ちらっとでも読んで欲しいですねー。
ちなみにこれ、今私が持ってるのは2冊目なんです。
1冊目は大事な友人から譲り受けたものだったんですが、ある事情があって燃やしちゃったんです。
だから2冊目を、今度は自分で購入しました。
という訳で、私が持っているのは第三刷発行のやつですが、実は初版から大ファンなのでしたー。
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”たらいキャンセラー”このみが頑張る話。気が付いたらアニメ化までしてちょっとびっくり。だいぶ前に新刊買ったけど、まだ読んでねぇ。
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魔法をプログラムの中に埋め込めるようになった世界のはなし。でもそれほどプログラムプログラムはしてなかった。タライのオチの付け方はよかったな。あと主人公が時々イラッとするほどトロいけどかわいかった。
キャラたちが知り合ってすぐに事件が起こるし、仲良くなる描写があんまりないので、初対面同士が急に協力し合いだすように見えて、そこだけがちょっと不満。
All you need is killとかスラムオンラインと同じ作者なんだね。ぜんぜん雰囲気がちがう
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好きだっ!
プログラム用語がいっぱい出てくるのがいい。わからないけど中二的ノリと勢いでカッコいい。主人公が王道でかわいくて燃える。タライって。
この、王道っちゃ王道なんだけど、外してくる感じがたまらない。
ん、逆か?全然違うものの中に王道をぶっこんでる感じか。うん、そうだな。
嘉穂ちゃんとかすごくツボでした。