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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.1
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:19cm/193p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-309-26722-X
紙の本
よっぱライター南部アフリカどろ酔い旅
著者 江口 まゆみ (著)
ジンバブエ、ザンビア、ナミビア、ボツワナ…。ウマ酒探してよっぱライター、地球の果てへ。ドロ水のような地酒回し飲み、掘っ建てバーで今夜も宴会! 酔っぱライターの南部アフリカ...
よっぱライター南部アフリカどろ酔い旅
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商品説明
ジンバブエ、ザンビア、ナミビア、ボツワナ…。ウマ酒探してよっぱライター、地球の果てへ。ドロ水のような地酒回し飲み、掘っ建てバーで今夜も宴会! 酔っぱライターの南部アフリカ酒紀行。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
江口 まゆみ
- 略歴
- 〈江口まゆみ〉酒紀行家。酒飲みの視点から、酒、食、旅に関するルポやエッセイを手がける。SSI認定利酒師、JCBA認定ビアテイスター。著書に「女二人東南アジア酔っぱらい旅」など。
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紙の本
巧みな表現力により、陽気で物怖じしないアフリカ人とアフリカの独特な雰囲気が伝わってくる
2004/03/21 15:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bookworm - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒好き、アフリカ好きには非常におもしろい本であった。
アフリカではごく普通に一般家庭で醸造がされている。お酒について取材するという切り口はアフリカの独特の文化・生活様式・人間性を浮き彫りにする。地酒を求めて旅行しているだけなのに著者は密売、人種差別、貧困など普通に遭遇する。そのようなアフリカの抱える問題に目を向けさせる本でもある。
味が薄いお酒、見てくれのあまりよくなさそうなお酒ばかり紹介しているだけなのに、お酒を飲みたいという欲望に駆られるのは、著者の巧みな表現力により、陽気で物怖じしないアフリカ人とアフリカの独特な雰囲気が伝わってくるからに他なりません。
紙の本
女二人で南部アフリカの地酒を飲み歩く旅
2004/09/20 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
南アフリカ,ジンバブエ,ザンビア,ナミビア,アンゴラ,ボツワナの南部アフリカ5カ国を地酒を求めながら飲み歩く.著者とカメラマンの女二人,2カ月間の旅の記録である.ガイドブックなど当然ないところを次々に,いきあたりばったりに,人から人への紹介をつないで旅していく.うらやましい限りの旅である.しかもそれが酒を飲むのが仕事のようなものなのだから,言うことない.人々も,その酒に昼間からつきあうことが多い.どうやら,暑い日中は仕事をせずに,少し涼しくなってから仕事をしているようなのであるが….
トウモロコシの粉とモルトから作るチブクなるあまりおいしくないという酒が南部アフリカではどこでも飲めるようで,これが一番多い.その他にもコーンで作るウンコンボウティ,雑穀から作るンダーリ,マハンゴ(キビ)から作るオシクンドゥ,木の実から造るカーディ,椰子の樹液の酒,モチェマ,コーリャンに似た穀物ソルガムから造るモテナという泥酒,…とたくさんの種類がある.もっともこれぞうまい,という酒はほとんどなく,あまりおいしくない,というのが本音だったようである.
それにしてもザンビアに比べてナミビアが天国のようだ,さらにボツワナが冴えない国,というように同じ南部アフリカでもぜんぜん違うらしい.そういう感覚は日本にいてはまったく分からず,実際に旅をした感覚そのものだろう.