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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.1
  • 出版社: 平凡社
  • サイズ:20cm/123p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-582-83207-5

紙の本

淫蕩学校 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)

著者 マルキ・ド・サド (原作),渋沢 竜彦 (訳)

暗黒の森の城館に拉致誘拐された16人の美少女美少年。待つのは28人の性犯罪者たち。放蕩変態の限りを尽くすこの外道学校から、誰か生きて卒業できるのか…。サド倒錯のバイブル。...

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淫蕩学校 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)

税込 1,980 18pt

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紙の本
セット商品

ホラー・ドラコニア 少女小説集成 5巻セット

  • 税込価格:9,90090pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

暗黒の森の城館に拉致誘拐された16人の美少女美少年。待つのは28人の性犯罪者たち。放蕩変態の限りを尽くすこの外道学校から、誰か生きて卒業できるのか…。サド倒錯のバイブル。「ソドムの百二十日」の抄訳。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

マルキ・ド・サド

略歴
〈サド〉1740〜1814年。フランスの劇作家。小説家。匿名で秘密出版された作品と道徳的な規則を遵守した公の作品をもつ。作品に「ジュスティーヌ」「恋の罪」など。

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紙の本

町田久美の発見−『淫蕩学校』に入ろう

2004/03/15 14:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:志賀信夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 時折、新しい画家を発見することがある。しかし本に添えられた絵にこれほどインパクトを感じることも珍しい。えてしてそのような絵は、挿絵的で優しく、あたりさわりのないものが多いからだ。
 町田久美はまったく違う。「あたりさわり」があり、個性が際立つ。まず、一見マジックインキで、すーっと書かれたような線がストレートに入ってくる。コンピュータかとも見まがうシンプルな線だ。しかしよく見ると、これは丁寧な作業の結果であることがわかる。しっかりした筆致が感じられ、かつセクシャルな表現の軌跡だ。顔に薄墨で淡彩が施されていることから、筆の線だと推測が立つ。解説によれば、筆を丹念に重ねたものだという。彫刻家の舟越桂は、そんな町田の作品を「自分の中を見つめるところから生まれている」と評している。
 そしてこの線のみならず、作りだす表情、フォルムの完成度が極めて高い。柔らかな曲線、そこに茶運び人形などにも共通する独特の表情がきざす。京人形、雛人形などではなく、巷に打ち捨てられたお土産民芸のような風情。それがかっちりとした線とともにエロスを醸し出す姿は、いいようもなく美しい。
 そのなかで、男根をはっきりと描いた絵などは、ビアズリーにも通じるところがあるが、むしろ隠れたエロス、微妙に感じられるエロスが、ほんのりと立ちあがる作品こそ町田にはふさわしいように思える。それが文章とあいまって、なんともいえない雰囲気を醸しだしている。

 サドの『淫蕩学校』は、有名な『ソドム百二十日』の一部、淫らな僧侶や貴族たちが、少年少女を惑わかさせて集める部分で、少年少女の選び方と審査などが描かれる。実際の快楽の前の場面が中心だが、だからこそこのような町田の隠されたエロティシズムがふさわしい。サディズムとマゾヒズムが表裏一体であることをよく示した絵。かつ描き手のマゾヒズムが静かに漂う作品で、わずかな淡彩と最小限の色使いも、なんとも巧みである。
 この『淫蕩学校』は、エロティシズム、サドの世界への導入、学校にならえば入学試験のようなもの。誰しも根底に持っているこのような感覚、性の世界への入口として、本書はふさわしい。その先にははかりしれない深淵がある。安易に実践されるプチSMではなく、この本によって、本当の『淫蕩学校』の世界に人々が足を踏み入れると、日常が少し変わってくるような気がする。添えられた澁澤龍彦の「反社会性について」とともに、このような視点の獲得が、いまこそ必要であるような気がする。

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2007/07/14 21:14

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