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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 462件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/01/28
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/397p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-123415-9

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紙の本

ライオンハート (新潮文庫)

著者 恩田 陸 (著)

ライオンハート(新潮文庫)

税込 767 7pt

ライオンハート(新潮文庫)

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みんなのレビュー462件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

最高の一冊

2006/02/04 19:18

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひよひよ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本、ただ「恩田陸」さんの本だから買ったのですが
何度読み返しても飽きず、何度でも泣ける最高の一冊です。
内容はと言うと…

「SFとラブストーリーが重なった
 切なく、儚い異色のラブストーリー」
この表現が一番かと思います。
著者の他の作品とはまた違った味が出ています。
個人的には「夜のピクニック」よりも「ライオンハート」の方が映画化して欲しかったくらいです。
本当に宝物にしたくなるような一冊ですので是非、お求め下さい。

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紙の本

ラブストーリー

2016/02/24 20:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:師走 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は何が何だか分からなかったんですが、
読み進めるにつれ複雑だなあと。
章ごとに時代も場所も人物もバラバラ。でも二人には永遠に続く絆がある・・・
はっきりと「ラブストーリー」と言える物語は恩田陸ではこれくらいなのかな・・・?

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紙の本

付箋だらけの愛読書。

2015/08/22 01:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品で、恩田さんに完全に惚れた。
(以後、貪るように恩田陸作品を読みまくる日々が始まる。)

年齢的にも最初の章のエドワードや、ケイト・ブッシュを聴いている頃の
エリザベスと同年代だった。 これほどジャンル・カテゴリが難しい本には出会ったことがなく、
本作特有の感情移入してしまうと、大変に感情が忙しい状態にもおぼれた。
絵画好きにとっては、ミレーを案内役にすえてみたり画を1つの暗号化して
ストーリーに組み込んでいったりと、文章とのコラボレーションがこんなに楽しいものだと
気付かせてくれた。 

私は、いつも気に入った作品は映像化作品の有無に関わらず、
自分で想像した映像・音声が映画のように残る。
想像上の俳優もいるし、空気、においがする事もある。

「ライオンハート」は私の癖をものすごく刺激してくれたらしく、
長尺ながら一本の映画として、どこをカットすることもなく完成している。
…そのような、非常に個人的な理由で、映像化されて欲しくないと願う作品です。
(映像化希望のレビューもみかけていながら、本当にごめんなさい。
もしこの先これをモチーフに、というような映像作が出てもあえて観ないと思います。)

今回初めてレビューを書くほど、「好きすぎてどう書いたらいいかわからなかった」本作。
タイトルは、名言と自分で調べたい項目が多すぎて、私の持っている文庫の状態を。 
なかでもこの作品の主題/エリザベスとエドワードの関係の象徴とも言える大好きな言葉がこれ。

  魂は全てを凌駕する。時はつねに我々の内側にある。
  命は未来の果実であり、過去への葦舟である。

輪廻思想を持つ人なら、少なくとも何か感じるところのある言葉ではと思います。
あとがきに、恩田さんはメロドラマを書きたくて本作を書いたこと、またお決まりの擦れ違いを
実現させるためにSFにしたとあります。そして、「エリザベス」と「エドワード」は、
歴史文献を調べていたら、たくさんのエリザベスとエドワードが出てきたからだそう。
多い名前の方が、特定されないメリットも。

また、『この設定、ついていけない』ならば、ロバート・ネイサンの「ジェニィの肖像」を
読めば「こういう手法は海外文学にもあるのか」と思えるはず。
(これについてはあとがきに記載があり、作家のオマージュである)

最初の読了から10年ほど。先日読んでみましたが、変わらぬ魅力がある一冊。

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紙の本

中高生向け恋愛小説の気がするけど、オジさんも読んでみたかった。ごめんね。

2016/05/19 21:34

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

裏表紙の紹介文を引用する。
> いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと
> 思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚える
> のよ・・・。

初めて人に会う時は、どうしても少し緊張してしまう。
それが異性ならなおさらだ。ひとめぼれは今でもあるのだろうか。
この物語には、そんなドキドキがいっぱい詰め込まれている。

主要人物は、エドワード・ネイサンとエリザベス・ボウエン。
時を超え、場所を変え、二人の運命が展開される物語だ。
二人の運命をドラマチックに、そしてロマンチックに仕上げていく。

似たような話を他にも読んだことがある。
小説ならば北村薫さんのリセット。
でも味わいも力の入れどころも違うから、それぞれの楽しみがあった。

きっとこれは、使い古されたプロットなんだろう。
話の展開は期待通り進むし、落ちも予想通りだ。
でもそんなことはどうでもいいくらい、素敵な話に仕上がっている。

二人が運命を受け入れながら心を通わすシーンは、何回読んでも
飽きることがない。そして、夢にまで見た憧れの君が登場するシーンは、
期待通りきらきらと輝いて、読む者を圧倒する。

この小説は、ひょっとしたら少女漫画のように美しいシーンを散りばめ
たかったのかもしれない。解決すべき問題はただひとつ。
「あなたに会いたい」ということ。
それでいて激甘の手前で止まっているあたりが筆力のなせる技だろう。

中高生はこの本を読んで今の自分にときめくのだろう。
壮年はノスタルジーを味わうのだろう。
そしてオジさんたちは、オレ達もひょっとしてと勘違いし、セクハラの
現実に打ちのめされるのだろう。

ああ、つい自分を戒めてしまった。
だってこんな都合のいいことは現実には起こらないから。
でも、でも・・・なんて気持ちが高ぶる。
そんな、こっぱずかしい気持ちを誘発される物語である。

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紙の本

おすすめの本です。

2015/03/29 13:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても素敵な物語だと思いました。一つ一つの話とつながりのある、印象的な絵画も実際にのっていて、読み終わった後もしばらくの間見入ってしまいました。絵画からここまでお話を作り上げるなんて、著者はすごい人だと思いました。連作短編集ですが、一つ一つがとても重厚な作品だと思います。時々読み直したくなる本になりました。

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電子書籍

切なくも幸せなラブロマンス

2018/02/04 04:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説は1978年のロンドンで始まり、1978年のロンドンで終わります。1978年11月27日、ロンドン大学法学部名誉教授エドワード・ネイサンの失踪が確認されます。彼の書斎に残っていたのは「from E. to E. with love」と優雅な飾り文字の縫い取りが入っている白いレースのハンカチーフと盾を挟んで一角獣と女が対になっているらしい小さな紋章の入った便せんに書かれた「LIONHEART」の文字。

この問題となっている紋章には謎めいたモットーが刻まれています:

魂はすべてを凌駕する

時は内側にある

これが、この小説を貫くモットーと言えます。

魂に刻まれた記憶があり、ある日それを夢や白昼夢を通じて思い出し、エドワードはエリザベス、エリザベスはエドワードとの過去と未来における幾度もの出会いを思い出し、「自分の」エリザベスに、または「自分の」エドワードに会うことを楽しみにし、出会ったら、すぐに訪れる別れに心を傷める。その繰り返しが何によるもので、どこから来たのか、どこへたどり着くのかという謎が徐々に解き明かされて行きます。切なくも幸せなラブロマンスです。

あまり深く考えると訳が分からなくなって混乱するかもしれませんが、感覚的に、そう映画ではなく、イメージだけのビデオのシーンを次々見るような感じで読み進むのがいいのではないかと思います。

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紙の本

失くしてしまった気持ちを発見

2007/02/20 00:13

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう少し若かったら、きっとジーンときたであろう作品。
10年以上前だったら、ファンタジーにときめき涙していた。今は心が穢れてしまったのか、慣れてしまったのかこういう詩的な作品がなかなか受け入れられない。
そういう自分の変化を感じ取れただけでも読んだ価値があった。
とてもとても不思議なストーリー。

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電子書籍

あまやかで切ないラヴストーリー

2018/05/26 03:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アップルカモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る

時を越えて幾度も再会を繰り返す恋人達の物語。
本書を初めて読んだ時、萩尾望都の「ヴィオリータ」を思い出した。設定が似ているせいもあるが、萩尾さんの描くヨーロッパの雰囲気、キラキラの巻き毛、少し甘ったるい少女の表情などが、本書の文体や語り口に重なって見えたので。
各ストーリーが絵画作品等をモチーフにしているところもなかなか面白い仕掛け。

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2004/09/28 08:46

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2004/10/05 23:42

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2004/10/06 22:22

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2005/04/06 14:32

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2004/10/15 11:07

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2005/09/11 11:39

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2004/11/17 15:12

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