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冬の犬(CREST BOOKS)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 31件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.1
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: CREST BOOKS
  • サイズ:20cm/262p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-590037-4
  • 国内送料無料

紙の本

冬の犬 (Crest books)

著者 アリステア・マクラウド (著),中野 恵津子 (訳)

カナダ東端の厳冬の島で、犬、馬、鷲ら動物と共に、祖先の声に耳を澄ませながら、人生の時を刻む人々。人生の美しさと哀しみ、短編小説の気品に満ちた8編を収録。【「TRC MAR...

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冬の犬 (Crest books)

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商品説明

カナダ東端の厳冬の島で、犬、馬、鷲ら動物と共に、祖先の声に耳を澄ませながら、人生の時を刻む人々。人生の美しさと哀しみ、短編小説の気品に満ちた8編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

すべてのものに季節がある 5-16
二度目の春 17-50
冬の犬 51-76

著者紹介

アリステア・マクラウド

略歴
〈アリステア・マクラウド〉1936年カナダ・サスカチェアン州生まれ。きこり、坑夫、漁師などをして学資を稼ぎ、博士号を取得。2000年春まで、ウインザー大学で英文学の教壇に立つ。

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みんなのレビュー31件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

限られた土地の限られた民族の厳しい暮らしを書き、人が失いつつある自己同一性とプライドの意義を透かし見させてくれる。マクラウドはカナダの隅にあって、現存する作家の最高峰にいる作家だと思う。

2004/10/21 11:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 背中合わせにした鏡があり、あちら面にはマクラウドの小説世界が映っている。氷の張った海峡を犬ぞりで行く少年がいて、魚の血や卵巣にまみれ船上で働く男たちがいる。次から次へ生まれる子どもの世話をしつつ、羊毛を刈り編物をし介護もする女たちがいる。厳しい自然にあり、同胞や動物たちと手を携え気張って生きる人びとの姿が眺められる。
 鏡のこちら面には私の生活世界が映る。住宅街の植え込みでアリをさがす少年がいて、翌朝一番の会議のため深夜カップ麺をすすり端末に向かう男たちがいる。子の通園や習い事の送迎を縫って、パートに出たりランチを楽しむ女たちがいる。便利な環境のなか、進歩に疑問を感じつつ妥協して過ごす人びとの姿が眺められる。
 双方の外縁に広がる風景にはかなりの差があり、暮らす家の構えも室内の調度も違っている。しかし背中合わせの鏡は、1日1日と積み重ねられるのが「暮らし」だという意味、そしてまた、1日の時間が誰にとっても等しい24時間であるという意味において、貼り合わされていることに違和感はない。
 こうも考えた。マクラウドと私が中央で背中合わせに立っている。彼が眺める小説世界は上述のごとく、私が眺める生活世界も上述の通りで相貌はがらり異なる。だが、互いのてのひらをたぐり寄せると、握ろうとする力、ぬくもり、肌ざわりには通じ合えるものがある。それが感動の源であると思える。

『灰色の輝ける贈り物』と本書で、作家が半生をかけてきた短篇集『Island』のすべてが翻訳された。あとは唯一の長篇『No Great Mischief』の邦訳が残されただけだ。短篇集2冊で、スコットランド高地から移住させられカナダ東端に定着したゲール人たちの子孫について、多くを知り得た。土地と民族に流れる血、それらを覆う霊的なものが人に語らしめる物語の形で、世界の作家が自分たち独自の神話を小説にしているが、マクラウドは今生きている作家のなかで最高峰に数えられる。
 彼の作品の偉大さは、くだくだした論争を寄せつけない強さにあると思う。宗教やイデオロギーの差から起こる戦争について直接書いてはいない。カナダ人として従軍した男性が、険しい歴史を重ねた父祖の地を訪れる挿話なら書いてある。平和への願いを殊更に訴えたりせず、平時の生活の積み重ねをきっちり表現していくことで、天変地異も含めた非常時への賢い適応、取るべき態度が透けて見えるようになっている。それはプライドと呼べるかもしれない。
 民族や人種、性の差別についても意識的に触れられてはいない。「女は産む性、男は種付けをする性。それに異論はあるか」ということが、暴力的ではなく粗野にでもなく表現されている。「ハイランダーと呼ばれるスコットランド高地人たちの髪は赤い。気性は荒い。そういうものだ」と書かれている。酔っ払って目をつぶすまでの喧嘩、強い性欲を持て余しての自慰行為などが淡々と書かれ、そのような特徴を有する民族が、ゲール語の歌や言葉を大切に守ってきた事実が提示される。

 議論や外交、紛争という公の場に出る前に、一個の人間としてかためておかなくてはならない「自己同一性」という問題があり、それをないがしろにした人間など認められないという頑固さが底流にはある。失われつつあるアイデンティティが、登場人物の個人レベルで記述されている。それもまたプライドとして…。
 高慢ではなく、己の能力と限界を見極めるところ、誇りにつながる力は生まれてくる。その力のなかから、自然や環境への畏怖が生じる。そして、生きとし生けるものへの優しさがあふれくる。マクラウドの小説が慎重さを保ちながらも悠々とした気風や品に満ちているのは、そのような謙虚なプライドゆえだ。
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紙の本

生きていくことの哀しさと美しさ

2004/02/25 23:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロクマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 カナダ、厳寒の島、動物たち。アリステア・マクラウドという作家については何も知らなかったが、この3つのキーワードを聞いて、この本を手に取らずにはいられなかった。
 これは2000年に「Island」というタイトルで出版された、マクラウドの16本の短編集の中の8本を翻訳したものだ。残りの8本は「灰色の輝ける贈り物」(新潮社)というタイトルで、すでに翻訳出版されている。
 マクラウドは寡作な作家で、この16本の作品は31年かかって書かれたものである。
 それぞれの物語の舞台となるのはカナダ東端の島、ケープ・ブレトン。スコットランド高地からの移民が多く住み、作者の生まれ育った島である。
 作者の実体験に基づいて書かれたと思われるこれらの作品には、故郷の自然と、そこで生きる人々に対する愛情があふれている。
 故郷での生活に固執する者、去っていく者。変わっていくもの、変わらないもの。季節と時代の移り変わりと、島の自然をきめ細かく描写しながら、生きていくことの哀しさと美しさを淡々と描いている。
 時代の変化の中で取り残されていく人々が多く登場するが、彼らは故郷と祖先に対して気高い誇りを持っている。それを決して声高に唱えず、静かに綴られていることがとても好ましく、どの作品も静謐な読後感がある。
 中でも原著のタイトルにもなっている「島(Island)」は、島で暮らす女性の悲しい恋愛体験を描きながらも、幻想的とも思えるラストは静かな感動にあふれている。
 じっくりと何度も読み返したくなる1冊だ。

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紙の本

冬休みにうってつけの一冊

2016/12/28 14:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

寒さが厳しいカナダの島で生きてゆく人々と自然を描いた素朴な短編集です。

ままならない牧畜、失われていくゲール語の伝統、ロブスター漁、灯台守といった島を構成する要素一つ一つが目の前に浮かんでくるようでした。また、最後の章を読むことで目の前からそれらの要素が、くすんで消えていくような連作短編集ならではの味わいがありました。

動物と人間の共存、失われていく伝統、自然の移り変わりの中でじっと待つことの尊さを感じられる、心が落ち着く短編集でした。

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2006/12/06 15:05

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2006/02/21 23:07

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2013/06/20 21:26

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2006/05/28 23:49

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2009/11/19 23:22

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2011/09/24 20:14

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2008/11/14 07:35

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2011/05/31 17:56

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2017/07/22 21:38

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2010/12/02 17:57

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2013/03/06 15:27

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