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ススキノの俺シリーズ第五弾。
チンピラに袋叩きにされて入院した病院で、かつての恋人と偶然再会した俺。
彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになったのだが……。
シリーズ最高峰との呼び声高き作品。
一度でも恋した奴なら、俺に共感できるはず。
巻末に著者の後書きがあるのも氏にしては珍しい趣向。
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2010/12/18 Amazonより届く。
2015/12/11〜12/18
2年半ぶりのススキノ探偵シリーズ。久しぶりで忘れてしまっているのかもしれないが、「俺」って45歳だったんだ。春子さんと結婚してたこともすっかり忘れてた。映画で大泉洋さんが演じていたこともあり、痩せているイメージが植えつけられていたが、太ってたのね。今作品では、ススキノを離れ、斗己誕を舞台に暴れまわる。最後のシーンのせつなさは一級品。
これなんかも、映画化に向いていると思うけどなぁ、第3弾はないのかな?
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このシリーズは私には合わないかも・・・
過去に読んだ、私立探偵畝原シリーズは、重い内容だけどよかった。
でも、このススキノ探偵俺シリーズは、あんまり好きじゃないなぁ。
主人公「俺」があまり好きじゃない。
何をそんなにカッコつけてるんだと。カッコつけ過ぎてて、カッコ悪く見えるんですが・・・。
田舎の人たちとの会話もよくわかんないし。たしかに年寄りは同じことくりかえすけどねー。
会話が見えない、依頼の目的が見えないとよくわからないうちに話は進んでいくのですが、気がつけば、ある事件が解決してた!
一番カッコよかったのは、スノーモービルを乗りこなしてたおじいちゃんだな。うん。
いきなりこの作品を読んだので、ダメだったのかなぁ。シリーズを最初から読めば、よかったのかもしれない。
きっと、こういう俺をかっこいいと思うのは、こんな感じできままに不良して暮らしていけたら、いいなぁという憧れをもつ、普通のおじさんかもしれない。
主人公の関係者以外の人々が、嫌な奴度はやっぱりかなり高かったです。徹底的に嫌な奴に描くよなぁ。
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面白かったけど、ススキノ探偵シリーズの中ではいまいちかも。
田舎の人との会話が、なんかダメだったなぁ。
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うわぁ。『俺』45歳!?
シリーズだと、登場人物も年を取るのですね
タクシー運転手翁との会話…疲れた(´Д` )
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今回は「俺」の若い頃の彼女・純子が死んだと思っていたら生きていて
再会するところから始まり、事件に巻き込まれていく。
小説だから・・・といってしまえば仕方ないけど、どうしてこうも「俺」は
事件に巻き込まれるのか(笑)
その度に、古い付き合いの高田や桐原、松尾に助けられ事件を
解決していく。
発売された順にシリーズを読破しようと読み進めていますが
どのシリーズも面白くて、あっという間に読めてしまう。
昨日から駆けてきた少女を読み始めました。
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ススキノの「俺」のシリーズ6作目
いかん、一日で読んじゃった。前作の最後のエピソードでなんだか、ヌルい展開の話が一、二作続いたりしたらどう収拾をつけるつもりかな?と思ってたら、あっという間に年代をとばして「俺」のイメージダウンは免れた、「俺」がススキノの住人となる頃のエピソードを軸になかなか切ない展開でまたまた、ガーっと読ませて頂きました。
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ススキノ探偵シリーズ第5部。(短編除く)
前作までは30歳そこそこだった主人公・俺が、、、
胡散臭くて男臭くてかっこ良かった主人公・俺が、、、
本作では40代半ばに。中年太りのおっさんに。
結婚そして子供まで授かった前作ラスト。
そこからの近い将来の展開を楽しみにしていただけに、
冒頭でやや冷めざるを得ず。
まぁそれでも面白かったから良しとする。
細部に変化はあるものの、周りの登場人物の根本的な変わらなさは愛着すら湧く。
15年前後飛んでいるため、現代社会は当然急成長している。
しかし、探偵(便利屋)であるにも関わらず主人公・俺は、携帯すら持たないあり様。
そして相変わらず面倒な事に首を突っ込み、
巻き込まれていく。
変わる部分と変わらない部分。
本作でもシリーズものの魅力を大いに感じられる。
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ススキノ探偵シリーズ第六作目。
前作のラストを読んで、俺がぬるくなったら
読むのをやめようと思ってたのですが
そんなことはなかったですね。
ただ一気に15年ほど話が進むので、飛び過ぎな感はあります。
今回はススキノが舞台ではありません。
主要サブキャラもほとんど出てきません。
でも俺が僕になる話。
いつもと趣きは違うけど、楽しめました。
パンチ不足は否めないけど。
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人を食った表現のオンパレードであるものの主人公の気持ちや感覚が手に取るようにわかるのが不思議。
基本的には主人公はなにもしていないにもかかわらず、勝手に周りがわらわら動いて抗いたい展開に巻き込まれていくのも、無理なく受け入れられる。
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おー、結婚生活いつの間にやら、終わりを告げて
独り者の「俺」45歳、だっけ。
ずーっと、あの部屋は解約してなかったのかしらん。
今回の中年になった「俺」は自らが動くというよりは
あれよ、あれよと巻き込まれる。
そのうちに、周りの人が解決。
ひょっとして、「俺」が行かなくても
遅kれ早かれ、同じことになったんじゃ?という感じ。
町の怪しげな感じが、すごーく嫌な感じで面白かった。
おじいちゃんのスノーモービルの後ろに
しっかりつかまって乗る太った「俺」
いいねー。
携帯電話を持つべきか持たざるべきか・・
悩む「俺」が可愛い。
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1作目からの伏線がふってある物語。
読みごたえはあったが、前作の続きを期待して読んでしまったので、残念である。気になってしょうがない。なんか心残りだ。
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前半ちょっとダルいけど、後半の展開はたたみかけてくるので、先が気になり読むのが止まらなかった。東直己の作品にもやっと馴れたかな。前作からいきなり15年?後の設定にはちょっとビックリ!
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男にとって一度愛した女はどれほど時間が経っても特別であることに変わりはない。閉鎖的・排他的な田舎の人間関係が文章からにじみ伝わってくるような描写は読み進めるのになかなか労力を使う。悲しくて、かっこいいお話。北海道では、手袋は「はく」と言うのだ。
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前作からのつながりを考えたら、
意表をつかれました。
話の内容は面白く、
いい感じでした。
さて、次も読みますよ!