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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.2
- 出版社: 阪急コミュニケーションズ
- サイズ:20cm/269p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-484-04106-5
紙の本
私は英雄じゃない ジェシカのイラク戦争
著者 リック・ブラッグ (著),中谷 和男 (訳),藤田 正美 (監修)
イラク軍の捕虜となり、友軍の救出美談で英雄に祭り上げられた女性兵士ジェシカ・リンチ。彼女をはじめ関係者の証言を踏まえながら当時のイラク戦場等の状況を再現し、ジェシカの内面...
私は英雄じゃない ジェシカのイラク戦争
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商品説明
イラク軍の捕虜となり、友軍の救出美談で英雄に祭り上げられた女性兵士ジェシカ・リンチ。彼女をはじめ関係者の証言を踏まえながら当時のイラク戦場等の状況を再現し、ジェシカの内面に迫るドキュメント。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
リック・ブラッグ
- 略歴
- 〈ブラッグ〉1959年アラバマ州生まれ。『ニューヨーク・タイムズ』紙記者となり、現在、フリーランスのライター。ピューリツァー賞受賞歴を持つ。
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著者/著名人のレビュー
イラク戦争の捕虜とな...
ジュンク堂
イラク戦争の捕虜となり救出され「英雄」へと祭り上げられた女性兵士のドキュメンタリー。ただの生き残りである自分が英雄と呼ばれる事に対する抵抗感を語る彼女の言葉が、戦争の虚構性を浮き彫りにする。
紙の本
「私は英雄じゃない」について
2004/02/15 11:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の面白かった点
1 アメリカ陸軍の兵隊がどんな階層出身の人々かよくわかる。
2 田舎のアメリカ人の価値観、生活感がわかる。特に、田舎のアメリカ人の、時には鼻につくこともある底抜けの善意、愛国心が描かれている。
3 アメリカの民主主義が、善意の一般の人々に支えられていることがよくわかる。しかし、その一般の人々が直接選んだ「大統領」によって、戦争が決定され、一般の人々が愛国心の名のもとに死んでいくという、民主主義の限界もよくわかる。
4 アメリカ民主主義は、ビジュアルに左右されることがよくわかる。
この本のいまいちな点
1 和訳を急いだためか、読みづらい。(主人公の姓「リンチ」を「リッチ」としている箇所もある)
2 ジェシカの英雄話を米軍がどのように作り上げたのか、詳細は書かれていない。
3 「ジェシカ・リンチ」騒動の概略を知らないと、単に若い米軍女性兵士の従軍記(内容は確かに興味をそそられるが)で終わってしまう。