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商品説明
巨大な領土と多様な環境をもつアジア最大の国家・中国は、「アジアの環境保全」を考える上で最も重要な地域。海南島のリー族社会という極微な眼から、市場経済・観光開発と変化する環境との拮抗関係をとらえる。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
リー族の生活世界の現在と開発 | 篠原徹 著 | 1-20 |
---|---|---|
史書にみるリー族の生活世界 | 西谷大 著 | 21-36 |
酒とフィールドワーク | 梅崎昌裕 著 | 37-54 |
著者紹介
篠原 徹
- 略歴
- 〈篠原徹〉1945年中国生まれ。京都大学文学部史学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授。著書に「海と山の民俗自然誌」「自然とつきあう」など。
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紙の本
出版社からのオススメ
2004/03/04 03:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こや - この投稿者のレビュー一覧を見る
自然の巧みな利用と市場経済の浸透—広大な領土のなかのひとつの点のような場所から,市場経済・観光開発と変化する環境との拮抗関係をとらえ,海南島のリー族社会という極微な眼から,その「生活世界」と「環境」を透視する.〈主要目次〉
序章 リー族の生活世界の現在と開発(篠原 徹)
第I部 外部からみたリー族社会
1章 史書にみるリー族の生活世界(西谷 大)
2章 酒とフィールドワーク(梅崎昌裕)
第II部 自然利用の変容と生活
3章 環境利用の変容と生活適応戦略(西谷 大)
4章 環境保全と両立する生業(梅崎昌裕)
第III部 生業経済から市場経済へ
5章 換金作物と貧困克服の試み(蒋宏偉)
6章 都市近郊農村のマーケット依存性(伊藤貴子)
7章 市場経済の浸透と商いの自立性(卯田宗平)
【担当編集者から】
シリーズの第2弾です.1巻と同様,地域社会の深部にわけ入り,人びとの多彩な生活世界を描き出します.急速な開放経済のただ中にさらされながらも,したたかに,そして自然を巧みに利用して生活するリ−族の人たちの姿から,何かをくみとっていただければ,とおもいます.