幻獣標本博物記

投稿元：

レビューを見る

世界各地で採集した、まさに幻獣としかよべないような生物の標本を集めた本。
三章に別れていて
龍、どことも知れぬ海で捕れた魚、悪魔、となっている。

日本人作家による、架空動物誌みたいなものって、なんかあまり思いつかない。
『スギャーマ博士』シリーズはどちらかというと絵本だし、
ちょっと前に出た『もののけ化石の物語』はイマイチだったし。
そう言う中でこれはかなりのアタリ。

個人的には魚が面白かった。
元々は個展で発表されたようだ。
同じような系統の『謎の動物誌』にはちょっと及ばないけど、
架空動物誌好きとにはオススメ。

投稿元：

レビューを見る

読んでるうちに、本当にこういう幻獣がいそうな気がしてくる。

肌や鱗の古びた色合いが、何とも繊細で綺麗。
「魚人」が好き。
注釈も妙に本物臭く、いちいち食用か否か記述してあるのが面白い。

投稿元：

レビューを見る

竜や不思議な魚、悪魔の標本・ミイラの本。ネタばらしをしてしまうと、全てが創作物。でもすごくリアルで、地球上にこんなのがいたらいいなぁあって思う。こういう試みは、夢があって好き。

投稿元：

レビューを見る

こういうの好きなんですよね。標本が少し紙製っぽく見えるけど、それもまた味なのかも。
ヒロポンスキー博士(笑)の研究より。

投稿元：

レビューを見る

最初に読んだときは感動。夢がありますね、子供の夢ではなく大人の夢かな。容貌が容貌、子供が泣きます・・・。でも面白いです。
幻獣標本採集誌より好き。

投稿元：

レビューを見る

本屋で見かけて面白そうだな～と思ったのですがとりあえず図書館で借りてみることに。面白かったです。

細部まで綺麗に作られてるなあ、と思いました。
ヘタにヒロポンスキー博士とかの解説をいれず、写真の容量を増やして欲しかったな、と思いました。

投稿元：

レビューを見る

あるところで紹介されてた「幻獣標本採集誌」という本が
僕的にはスマッシュヒットだったので、さっそく本屋さんに買いに行きました。

これは架空の生物を標本のようにリアルに作った作品が載ってる本です。
ものすごい精巧に作られているので、本当に実在しそう！

本屋に行ったら「幻獣標本採集誌」が置いてなかったんで
新刊じゃない方の「幻獣標本博物記」の方をとりあえず買ってきました。
（アートの本棚じゃなくて、生物学の本棚にあったのが少し笑った）

いや～ドラゴンとか悪魔がミイラのようにひからびてます。
グロテスクで素敵です（笑）。
これどうやってつくったんでしょうかね。粘土かな？

投稿元：

レビューを見る

本当にいた？いる？幻獣たちの採集箱です。ドラゴン、妖精、マンドラゴラ、古代魚たちが、カラカラに干からびてあなたをお待ちかね。怖い、グロテスク、よりもユーモラスな面々がクセになります。

投稿元：

レビューを見る

世界各地で採集された奇異な生物の標本と、黙殺された科学者たちの偉大なる功績。進化の闇の底から幻獣たちの啼き声が聞こえてくる…。フィクションによる博物記。（アマゾン紹介文）