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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.2
- 出版社: NTT出版
- サイズ:22cm/235,9p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7571-0120-1
読割 50
紙の本
基礎情報学 生命から社会へ
著者 西垣 通 (著)
基礎情報学は、情報学の基層をなす学問である。情報科学や情報工学、メディア論などとは異なる観点から、情報、メディア、コミュニケーションというものをラディカルに捉え直す。全く...
基礎情報学 生命から社会へ
基礎情報学 : 生命から社会へ
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商品説明
基礎情報学は、情報学の基層をなす学問である。情報科学や情報工学、メディア論などとは異なる観点から、情報、メディア、コミュニケーションというものをラディカルに捉え直す。全く新しい「学」の地平が今、拓かれる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
西垣 通
- 略歴
- 〈西垣通〉1948年東京生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所、明治大学教授等を経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。著書に「IT革命」「インターネットで日本語はどうなるか」等。
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紙の本
あらたな学問の入口に立ちつくす
2007/09/30 00:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
「基礎情報学」とは野心的なタイトルである.著者は情報工学,応用情報学,社会情報学という 3 分野の基礎となるべき,あらたな学問をめざしている.しかし,あたらしい学問をうちたてるのは容易なことではない.残念ながら本書はそのほんの入口でおわってしまっている.精密な議論をめざしてはいるが,私には十分な説得力があるようにはおもえない.たとえば,「オートポイエーシス」を基盤とするのであれば,「種々見解が分かれ」ている「オートポイエーシス」という概念をもっと明確化する必要があるのではないだろうか.
「基礎」をめざしている以上,いたしかたないことかもしれないが,本書の内容は抽象的であり,具体的な話題はかぎられている.この本も文理融合をめざしているといえるが,西垣の著書のなかでは著者がもっと 「理科」にちかかった時代の 「デジタル・ナルシス」,「ペシミスティック・サイボーグ」などの著書により魅力を感じる.